小水力発電から、「安全性の考え方」という本へ話しが飛んでいた。
「この先も想定外がなくなることはないだろう。当事者は全力投球して想定内と思いつつ、想定外にぶつかっては痛い目に遭ってきた、かくして運良く生き残った者が享受する想定内の範囲が少しづつ広がってきたというのが人間の歴史だろう」
すごい。
ヒマラヤで歴史を認識するなんて。
話が飛ぶのが嫌いな人には好まれないかもしれない。
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ヒマラヤ世界 - 五千年の文明と壊れゆく自然 (中公新書 2026) 新書 – 2009/10/26
向 一陽
(著)
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2009/10/26
- ISBN-10412102026X
- ISBN-13978-4121020260
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2009/10/26)
- 発売日 : 2009/10/26
- 言語 : 日本語
- 新書 : 290ページ
- ISBN-10 : 412102026X
- ISBN-13 : 978-4121020260
- Amazon 売れ筋ランキング: - 373,817位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,642位中公新書
- カスタマーレビュー:
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2009年12月31日に日本でレビュー済み
標高5000メートル級のヒマラヤの奥地から、バングラデシュの海抜ゼロメートル地帯までを旅するルポルタージュ。
テーマは「環境」ということになるだろう。
消えゆく氷河、ダム建設で変わる生態系、相次ぐ洪水・・・それらの現状が現場目線で語られていく。
とはいっても、堅苦しいルポではなく、紀行文として普通に面白い。
環境について語る際も、現地人の視線と、先進国の人間である著者の視線が入り混じりながら語られており、決して一方的な論ではない。
肩肘張らずに楽しめる一冊です。
一番印象に残ったのは、バングラデシュの現状。
毎年のように洪水が起きて大変な国だと思っていたが、現地の人は昔から、洪水と共存する術をいろいろと身につけてきており、意外なほどに洪水を敵視していない。
そんな彼らにたくましさを感じた。
(もっとも、それが近年の環境の変化で、そうした知恵だけでは乗り越えられなくなりつつあるようだが・・・)
著者の趣旨と違うのかもしれないが、本書を読むと環境破壊の恐ろしさよりもむしろ、人間の力強さを感じてしまう。
そんな意味からも、オススメの一冊です。
テーマは「環境」ということになるだろう。
消えゆく氷河、ダム建設で変わる生態系、相次ぐ洪水・・・それらの現状が現場目線で語られていく。
とはいっても、堅苦しいルポではなく、紀行文として普通に面白い。
環境について語る際も、現地人の視線と、先進国の人間である著者の視線が入り混じりながら語られており、決して一方的な論ではない。
肩肘張らずに楽しめる一冊です。
一番印象に残ったのは、バングラデシュの現状。
毎年のように洪水が起きて大変な国だと思っていたが、現地の人は昔から、洪水と共存する術をいろいろと身につけてきており、意外なほどに洪水を敵視していない。
そんな彼らにたくましさを感じた。
(もっとも、それが近年の環境の変化で、そうした知恵だけでは乗り越えられなくなりつつあるようだが・・・)
著者の趣旨と違うのかもしれないが、本書を読むと環境破壊の恐ろしさよりもむしろ、人間の力強さを感じてしまう。
そんな意味からも、オススメの一冊です。