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三国志: 演義から正史、そして史実へ (中公新書 2099) 新書 – 2011/3/25
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- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/3/25
- 寸法11 x 1.2 x 17.5 cm
- ISBN-104121020995
- ISBN-13978-4121020994
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2011/3/25)
- 発売日 : 2011/3/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 229ページ
- ISBN-10 : 4121020995
- ISBN-13 : 978-4121020994
- 寸法 : 11 x 1.2 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,814位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
一九六二年、東京都生まれ。文学博士。
早稲田大学常任理事・文学学術院教授。
学校法人大隈記念早稲田佐賀学園理事長。
専攻は「古典中国」学。
著書に『後漢国家の支配と儒教』(雄山閣出版)、『三国政権の構造と「名士」』(汲古書院)、『後漢における「儒教国家」の成立』(汲古書院)、『西晉「儒教国家」と貴族制』(汲古書院)、『「古典中国」における文学と儒教』(汲古書院)、『三国志よりみた邪馬台国』(汲古書院)、『全譯論語集解』(汲古書院)、『全譯三国志』(汲古書院、刊行中)『「三国志」の政治と思想』(講談社選書メチエ)、『儒教と中国-「二千年の正統思想」の起源』(講談社選書メチエ)、『論語 孔子の言葉はいかにつくられたか 』(講談社選書メチエ)、『三国志の女性たち』(山川出版社)、『三国志の舞台』(山川出版社)、『関羽-神になった「三国志」の英雄』(筑摩選書)、『三国志-演義から正史、そして史実へ』(中公新書)、『魏志倭人伝を読む』(中公新書)、『三国志-英雄たちと文学』(人文書院)、『三国志事典』(大修館書店)、『三国志演義事典』(大修館書店)などがある。
訳書の『全譯後漢書』(全十九巻、汲古書院)で、大隈記念学術褒賞を授与された。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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こじつけっぽい箇所もあったが、三国時代の全体の流れをスムーズに理解出来た。
客観的な目で書かれていてバランスの取れた
読みやすい三国志でした。
例えば「泣いて馬謖を斬る」。宮城谷氏が、諸葛亮が自分を守るために馬謖に罪を着せたのだと解釈すれば、渡邉氏は、益州人の支持を失わないためには荊州閥の部下には厳しくする必要があったとする。司馬懿の評価も対照的で、宮城谷氏が天下を押さえるだけの大人物として描くのに、渡邉氏は陰湿な人間ととらえる。同じ史料をもとにしてもこれだけ差が出てくるんだから、歴史は奥が深いなあ。
袁紹や劉表、劉璋のように、名士が君主となった守旧的な軍閥では名士を重んじる、というか君主と名士の連合的な政権であり、君主の力が弱く軍事力も弱体化する。一方、魏呉蜀でも名士は宰相を務めるものの、君主は絶対的な君主であり、戦乱の続く後漢末にあっては安定的な政権を確立できたという。
諸葛亮や司馬懿、郭嘉や呂蒙など、いずれも名士階級だった。君主が誰であれ、地域に力があり、統治の経験もあった名士の力なしには当地がうまくいかない。それが南北朝時代の大貴族制への道に至ったのか…と思う。三国志というと、それだけを取り出した「物語」としてしか読まない。だが、中国史の流れの中で捉えた本書の三国志も読み応えがある。
いいですね