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イノベーション戦略の論理 - 確率の経営とは何か (中公新書 2260) 新書 – 2014/3/24

3.4 5つ星のうち3.4 15個の評価

革新的な技術やサービスを次々に生み出す企業の秘訣とは。豊富な具体例を挙げつつ、イノベーションの成功確率を高める経営戦略を示す。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2014/3/24)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/3/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121022602
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121022608
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 15個の評価

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原田 勉
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者が述べているように、万人にもわかりやすいように噛み砕いたものになっています。
それ故、読みやすい上に、多くの人が敬遠する数式を割愛しているようです。
ただ、もう少し違う形で噛み砕いたものにできなかったのかと、疑問に思います。

結局、著者の言いたいことが分かりにくくなってしまっただけのような気がします。
野球漫画からの引用には閉口しました...
漫画だからというわけではなく、文献として評価されていないものからの引用はいかがなものでしょうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここ数年「イノベーション」という言葉を新聞や経済誌でよく見かける。これまでイノベーションは技術やマーケティング的視点から論じられることが多かった。この本では、どうすればイノベーションの成功確率を高めることができるか、という経営戦略的視点から論じている。
イノベーションを語る際によく出てくるのが失敗を重ねることで一つの成功を導きだす、ということである。つまり失敗するかもしれないがチャレンジなくしてイノベーションは生まれない、ということである。
ただ企業で働く身となってみればイノベーションへの投資と効率を天秤にかけてどちらをとるか、ということで板挟みになるであろう。私も企業で経営企画に関わる仕事をしていた時には財務的予測に基づいたROIという投資効率を常に意識していた。しかしここで著者は不確実性の高い状況における「財務合理性」は、決断した内容を財務的に正当化させる為に使っているにすぎない、としている。これは私も実務をしながら感じていたことであった。
そこで著者は「理念合理性」に基づくイノベーション戦略の重要性を説いている。またリスクマネジメントの観点から、最悪の事態を同時に把握することも重要であるとしている。
この本はイノベーションの成功確率を高める為には何が必要か、ということを理論的に、かつ、とてもわかりやすく書かれており、ビジネスパーソンにとっては有益な一冊である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「確率の経営」というキーワードの興味をもって購入。
 本書は、結果合理性からプロセス合理性への転換を促しているところが特徴だ。

 一般のビジネス書は、結果が出てから事後的に評価するのが通例だった。
 成功すれば、「果敢な決断」と評し、失敗すれば「無謀な決断」と評する。
 しかし、これでは、経営は運任せになってしまう。
 それで、長期的な成功を目指すのなら、イノベーション確率最大化を目指せと説く。

 確かにその通り。
 私が従来のビジネス書に抱いていた違和感をズバリ言い当てている気がした。
 いままでにない新しい視点を提供する刺激的な良書だ。

 ところが、残念ながら著者の研究テーマを一般書向けに書き換えたという内容のためか、非常に分かりにくい。
 議論があまりにも抽象的で、すとんと落とし込めないもどかしさを感じる。
 経営の現場レベルの具体性が1つもない。
 学者の頭の中で展開された抽象的な思考の軌跡が語られている印象。
 非常に斬新な視点を提供しているのに、惜しい。

 本書は、新しい視点を提供するのが目的であり、現実のビジネスに落とし込むのは、私たち読者の役割なのだろう。
 
2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体的に読みにくさが目立つ。良いことは書いて書いてあるのだが読んでてスット入ってこない
2014年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イノベーションを芸術で片づけて思考停止に陥るのではなく、
科学的アプローチによる発生確立の解明を
分かりやすく解説した非常に画期的な著書です。
続編を楽しみにしています。
2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
企業で技術のあり方を検討しており、イノベーションに興味があったため購入しました。イノベーションの関連本は成功事例を下に、要因を分析することが多いですが、この本では意思決定におけるプロセスを重視し組織論にも踏み込んだ理論展開をされています。企業が永続的に存続していくためには、確率の概念でイノベーション戦略の説明している点が非常に説得力がありました。実用では、第3章のイノベーション・ドメインの設定について、自社を分析するために使用できました。イノベーションに興味がある方は、値段もお手頃ですので一読をお薦めいたします。
2014年6月7日に日本でレビュー済み
イノベーションといえば、クリステンセンのイノベーションのジレンマにあるように、非連続的なイメージがある。
このため、不確実性の高い意思決定がなされることが多く、結果的に無謀な決断となることも多い。
本書は、事前の成功確率によってイノベーション戦略の合理性を判断すべきという著者独特のイノベーション論である。
もともと、成功の確率の低いイノベーション戦略を、成功確立の高いものにしていくための方法論であり、なかなかイノベーション戦略が取れない日本の企業にとって参考となるものである。

著者は、イノベーション確立最大化基準という概念を定義し、組織の中で知恵を絞って算出されたイノベーション確率を最大化する選択をするように提言する。
いわば、ベイズ統計学のイノベーションへの応用である。

また本書では、いくつかの企業のイノベーションの事例を、取り上げている。
経営者以外誰も賛成しなかった宅急便への進出をしたヤマト運輸。
銀塩フィルムで培った技術を機能性材料に応用し事業の転換を果たした富士フィルム。
VHSで大成功を収めた後、新たな技術開発を怠りケンウッドと経営統合した日本ビクター。
社内で全くめどが立っていなかったマスキー法への対策技術を対外的に公表してしまいチャレンジ目標をクリアしたホンダ。
研究者は自分の勤務時間のうち15%は好きな研究に割いていいという制度を設け、イノベーション確率を高めている3M。
2社発注方式を取り、高いコストパフォーマンスと高い品質を同時に達成しているトヨタ。
企画立案担当者が直接顧客から開発情報を収集しているキーエンス。
緊急プロジェクト制度によって早い新製品開発を可能にしたシャープ。
などなど多くの事例が紹介される。

また、米国龍コーポレートガバナンスが短期的な業績を重視しており、長期的コミットメントの高い利害関係者による監視メカニズムが有効に機能している日本企業にとっては弊害が大きいと興味深い指摘をしている。
すなわち、コーポレートガバナンスが、イノベーションの阻害要因となっているという点は注目したい。

日本企業に向けた、日本人によるイノベーション論として注目される。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート