漢字の由来、変遷を知ることができる、今の時代に必要な書籍です。
日本における重要な文化です。より多くの方が、読まれる事を期待します。
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謎の漢字 - 由来と変遷を調べてみれば (中公新書) 新書 – 2017/4/19
笹原宏之 著
(著)
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パソコンやスマホでは、嬲、娚、娵、啌、鯲、蟶、妛のような不思議な文字を打つことができる。
しかし、いったいどう読むのか、何に使うのか、なぜJISに入っているのか。これらの漢字の由来を実地調査。また、江戸時代の五代目市川団十郎が先代海老蔵を憚って自分はザコエビだから鰕蔵と称したのは本当か。さらに「止めるかはねるか」など、漢字の採点基準を科挙にさかのぼって探索。
漢字の不思議を巡る楽しいエッセイ。
しかし、いったいどう読むのか、何に使うのか、なぜJISに入っているのか。これらの漢字の由来を実地調査。また、江戸時代の五代目市川団十郎が先代海老蔵を憚って自分はザコエビだから鰕蔵と称したのは本当か。さらに「止めるかはねるか」など、漢字の採点基準を科挙にさかのぼって探索。
漢字の不思議を巡る楽しいエッセイ。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2017/4/19
- ISBN-104121024303
- ISBN-13978-4121024305
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2017/4/19)
- 発売日 : 2017/4/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 226ページ
- ISBN-10 : 4121024303
- ISBN-13 : 978-4121024305
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 736位中公新書
- - 9,171位語学・辞事典・年鑑 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「第一部 日本の地名・人名と謎のJIS漢字」「第二部 海老蔵は鰕蔵か」「第三部 科挙と字体の謎」の三部からなっており、それぞれが独立した読み物に見えて、実は一貫して漢字の変遷の原因を探求している。学問を生業にする者の宿命として、一般人には何が重要なのかわからないような些末なことを大事にする傾向は強くある。しかし敬遠されないように、巧みなテーマの選択と構成で興味を誘っている。
地名、人名という最も身近な漢字を踏まえて考証する第一部、人名の延長として芸名に込められた歴代海老蔵と鰕蔵の思いを込めた第二部、そして漢字の現在を決定づけた楷書の成立と科挙の関係を描く第三部とバランスがよい。第一部で漢字の現在を、第二部で人名と漢字の関係、そして第三部で漢字の標準化の歴史を整理している。
筆者はJISの漢字コードに深く関与しただけに学識の深さを感じさせる。ただ、行政が漢字の標準化を進めることに若干の批判を交えているのは、過去の自分の仕事とやや矛盾はしないか。異体字の発生は誤字と意図的な変化が原因で定着したものだが、それを標準化することは単に誤字の修正と大差ない。本家と分家の関係で文字の一部を変えたり、皇帝の本名を書くのは不敬だから文字を改変するなど歴史的な背景はあるにせよ、極端なものは排除するのは合理的だろう。
少なくとも中国の簡体字のように部首まで変わってしまうような変更ではなく、分化する前に戻して標準化するのは否定的になる方がおかしいように思われる。
地名、人名という最も身近な漢字を踏まえて考証する第一部、人名の延長として芸名に込められた歴代海老蔵と鰕蔵の思いを込めた第二部、そして漢字の現在を決定づけた楷書の成立と科挙の関係を描く第三部とバランスがよい。第一部で漢字の現在を、第二部で人名と漢字の関係、そして第三部で漢字の標準化の歴史を整理している。
筆者はJISの漢字コードに深く関与しただけに学識の深さを感じさせる。ただ、行政が漢字の標準化を進めることに若干の批判を交えているのは、過去の自分の仕事とやや矛盾はしないか。異体字の発生は誤字と意図的な変化が原因で定着したものだが、それを標準化することは単に誤字の修正と大差ない。本家と分家の関係で文字の一部を変えたり、皇帝の本名を書くのは不敬だから文字を改変するなど歴史的な背景はあるにせよ、極端なものは排除するのは合理的だろう。
少なくとも中国の簡体字のように部首まで変わってしまうような変更ではなく、分化する前に戻して標準化するのは否定的になる方がおかしいように思われる。
2017年4月29日に日本でレビュー済み
実に面白く、ためになる本であった。
小・中・高の国語教師の中には、漢字指導をする際に、教科書の字体を絶対的に正しいものとして厳しく指導する人がけっこういる。
これは「無知ゆえの厳しさ」と言えるもので、その弊害はかなり大きいものと考えられる。
ずっと昔から、原田種成や阿辻哲次など一流の漢字専門家が警鐘を鳴らしていたのだが、ほとんどの国語教師は、そういう本を読まないので、困った事態が続いていた。
著者も、同署の中で、なぜ、そのような指導が誤りなのか、明快に説明している。
近年、文部科学省から、全国の教育委員会宛に
「高校入試等の漢字書き取りの採点にあたっては、常用漢字表の付表に従って行うこと」
簡単に言えば、トメ、ハネ、つける・つけない、といった些細な所は、採点対象とするな、
という通知が出され、ようやく改善の兆しが出てきた。
笹原先生の功績も大きいのであろう。
先生は、世のため、人のためになる仕事をたくさんしておられる稀有な学者である。
小・中・高の国語教師の中には、漢字指導をする際に、教科書の字体を絶対的に正しいものとして厳しく指導する人がけっこういる。
これは「無知ゆえの厳しさ」と言えるもので、その弊害はかなり大きいものと考えられる。
ずっと昔から、原田種成や阿辻哲次など一流の漢字専門家が警鐘を鳴らしていたのだが、ほとんどの国語教師は、そういう本を読まないので、困った事態が続いていた。
著者も、同署の中で、なぜ、そのような指導が誤りなのか、明快に説明している。
近年、文部科学省から、全国の教育委員会宛に
「高校入試等の漢字書き取りの採点にあたっては、常用漢字表の付表に従って行うこと」
簡単に言えば、トメ、ハネ、つける・つけない、といった些細な所は、採点対象とするな、
という通知が出され、ようやく改善の兆しが出てきた。
笹原先生の功績も大きいのであろう。
先生は、世のため、人のためになる仕事をたくさんしておられる稀有な学者である。
2018年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のエッセイ的な部分が体感として3分の1ほど入っていて、難しい漢字がたくさん出てくる割にかなり軽く読める。もちろん内容はためになるし、軽い読みものとしてはなかなかの良本。「なるほど」「へぇ!」を求める読者の要求をよく満たしていると思う。
2019年1月31日に日本でレビュー済み
本書は、漢字研究者の新たに発見し、理解を深めた新ネタ世界をまとめた一冊であります。題名に「謎」といふ言葉を入れてゐる事から分かるやうに漢字に数多くの謎と秘密を蔵してゐると筆者は考へてゐます。そして、個人としては極めて謙虚で漢字の多様性、豊かさを追究して行きたいといふ姿勢に溢れてゐます。その一方で、政府の当局者には、地名の全数調査をするやうな責任意識や志を静かに求めてゐます。本書は、三つのテーマについてまとめられて居り、一つ目がJIS漢字の第二水準に採用された漢字の多くが、地方における地名漢字採集資料の中から採られ、別方面の漢字利用に多大に役立ってゐるといふ報告であります。二つ目が、歌舞伎役者の「鰕蔵」をめぐる「エビ」の使ひ分けの歴史と歌舞伎世界で行はれた豊かな漢字表現を考察してゐます。三つ目が、シナの科挙における漢字の字体使用の基準と対応状況の実際に迫ってゐます。科挙といふ試験での受験者の使用漢字の字形、字体の基準をめぐる規範意識の考察であります。受験者には、厳格な基準を課した時期もありましたが、そのテキスト自体にまでは徹底出来ず結果的に通用字体を許容した形となっただらう事を考察してゐます。とめ、はね等まで拘泥する戦後日本の教育現場が生じた淵源を見た思ひがしました。清代後期に字形基準の厳格主義が生まれてゐたのでありました。筆者には、穏当な漢字使用のセンスを感じると共に、康煕字典や科挙テキストさへかなりのバリエーションを許容してゐた事を明らかにされたのには成程との思ひを感じました。本書によって漢字世界の広い裾野に接する事が出来たのは誠に幸ひでありました。
2017年6月17日に日本でレビュー済み
漢字ファン向けの本であるが、第1部(日本の地名・人名と謎のJIS漢字)はIT関係の政策立案者・関係者にもぜひ読んでもらいたい。パソコンで漢字を入力・検索できるのは、JISコードやユニコードがあるおかげであるが、メールで使用してもほぼ文字化けしないといえるのはJIS第2水準まで(約6400字)だという。ところで第2水準には一般人が到底使いそうにない「謎の漢字」が含まれており、なぜそれらの漢字が選ばれたのかという経緯(国土行政区画総覧の地名に一回だけでも出てくる漢字はカバーした)が説明されている。
ワープロで使用できるというだけなら「お疲れさま」で終わりそうだが、その漢字がパソコンでも汎用的に(地名に限らず)使用できるおかげで、インターネットで情報が流通し、グーグル等で情報検索することもできるのである。漢字を使う日本としては、非常に重要なことだと思う。コード化されていない漢字はそのままではデジタル情報に変換できないし、コードが統一されていない場合には文字化けが起こる上に、検索に支障が生じる。(旧社会保険庁の消えた年金問題も、人名に使われる珍しい漢字の扱いが担当者ごとにバラバラだったため、同一人の名寄せが簡単にできなかったことが一因)
なお、第2部は、歌舞伎役者の歴代市川海老蔵のエビの字は、海老だけでなく、蝦の虫ヘンを魚ヘンにした漢字だったこともある経緯を調べたもの。
第3部は、本来字形などの自由度の高かったはずの漢字が、中国王朝ごとの「科挙制度」を通じて「こう書くのが正しい」と決められていった経緯を調べたもの。
第1部は漢字ファン以外にもお薦めである。日本語情報には様々な漢字が含まれている。JIS第4水準までで約10,000字、このほかISOユニコードという体系もあるようだが、我が国がビッグデータを活用し、AI利用を進める上で「多様な漢字をどう扱うか」は重大な課題ではないかと本書を読んで感じた次第。
ワープロで使用できるというだけなら「お疲れさま」で終わりそうだが、その漢字がパソコンでも汎用的に(地名に限らず)使用できるおかげで、インターネットで情報が流通し、グーグル等で情報検索することもできるのである。漢字を使う日本としては、非常に重要なことだと思う。コード化されていない漢字はそのままではデジタル情報に変換できないし、コードが統一されていない場合には文字化けが起こる上に、検索に支障が生じる。(旧社会保険庁の消えた年金問題も、人名に使われる珍しい漢字の扱いが担当者ごとにバラバラだったため、同一人の名寄せが簡単にできなかったことが一因)
なお、第2部は、歌舞伎役者の歴代市川海老蔵のエビの字は、海老だけでなく、蝦の虫ヘンを魚ヘンにした漢字だったこともある経緯を調べたもの。
第3部は、本来字形などの自由度の高かったはずの漢字が、中国王朝ごとの「科挙制度」を通じて「こう書くのが正しい」と決められていった経緯を調べたもの。
第1部は漢字ファン以外にもお薦めである。日本語情報には様々な漢字が含まれている。JIS第4水準までで約10,000字、このほかISOユニコードという体系もあるようだが、我が国がビッグデータを活用し、AI利用を進める上で「多様な漢字をどう扱うか」は重大な課題ではないかと本書を読んで感じた次第。
2021年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漢字研究の第一人者による、
漢字がどのように研究されるかという現場を
丁寧に示した一冊である。
第一部は”なぜその漢字が JISで採用されたか?”、
第二部は”初代 市川海老蔵のエビの漢字の変遷”、
第三部は”科挙において、どの字体が正しいと見なされたか”、
ややマニアックな内容を冗長さを恐れずに、
丁寧に繰り返し調べ上げた結果を示している。
人によってはくどく感じるかもしれないが、
著者の筆致が行き届いているのもあり、
少なくとも評者は引き込まれるように読み続けることができた。
不思議な感じの様々な字体を、
街で見つけたときに面白がることができれば、
日本語をまた一段と味わい深く感じることができるだろう。
また母と毋、己・巳・已のように、
書き違えることで意味が変わる漢字でなければ、
手書きの漢字の止めはねや”令”の下が”マ”かどうかなどを
あまり細かく見なくてもいいのでは、というのは重要な提言で、
実際に教育現場にもそれが通達されたという。
これから漢字を習う人々が、
細かい点を厳重に言われるによって漢字を嫌いになることなく、
むしろ漢字の奥深さを楽しめるようになることを願ってやまない。
漢字がどのように研究されるかという現場を
丁寧に示した一冊である。
第一部は”なぜその漢字が JISで採用されたか?”、
第二部は”初代 市川海老蔵のエビの漢字の変遷”、
第三部は”科挙において、どの字体が正しいと見なされたか”、
ややマニアックな内容を冗長さを恐れずに、
丁寧に繰り返し調べ上げた結果を示している。
人によってはくどく感じるかもしれないが、
著者の筆致が行き届いているのもあり、
少なくとも評者は引き込まれるように読み続けることができた。
不思議な感じの様々な字体を、
街で見つけたときに面白がることができれば、
日本語をまた一段と味わい深く感じることができるだろう。
また母と毋、己・巳・已のように、
書き違えることで意味が変わる漢字でなければ、
手書きの漢字の止めはねや”令”の下が”マ”かどうかなどを
あまり細かく見なくてもいいのでは、というのは重要な提言で、
実際に教育現場にもそれが通達されたという。
これから漢字を習う人々が、
細かい点を厳重に言われるによって漢字を嫌いになることなく、
むしろ漢字の奥深さを楽しめるようになることを願ってやまない。
2020年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中には知らないことが多い。
それを知ってどうするか?知っているのと、知らないのと、その後の人生にかかわってくるな、と思った本です。
それを知ってどうするか?知っているのと、知らないのと、その後の人生にかかわってくるな、と思った本です。