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日本人の価値観・世界ランキング (中公新書ラクレ 81) 新書 – 2003/3/1
高橋 徹
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104121500814
- ISBN-13978-4121500816
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 222ページ
- ISBN-10 : 4121500814
- ISBN-13 : 978-4121500816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,757,781位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年7月31日に日本でレビュー済み
個人が持つ価値観には、個人生活に関わる価値観と、社会に関わる価値観がある。さまざまな人の持つ社会に関わる価値観の共通項が、その国の価値観を形成するのだと思うが、この調査では、調査項目の選択の理由がよくわからず、「日本人」の価値観の全体像が今ひとつはっきり浮かんでこない。項目個々の結果を見るのは面白いが、「日本人」とはこのような価値観を持ったものであるというような、全体像を期待する人にはお薦めできない。
2013年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある価値観からあるテーマを考えるとどうなるかというデータが役に立ちました。
私の主宰する「直観塾」で世界の価値観をとりあげましたので、そこでメンバーに
紹介しました。主要な国の価値観は意外と知られていません。ありがとうございま
した。
私の主宰する「直観塾」で世界の価値観をとりあげましたので、そこでメンバーに
紹介しました。主要な国の価値観は意外と知られていません。ありがとうございま
した。
2009年6月9日に日本でレビュー済み
人目が気になる一面と勝手放題に生きる一面をぼくは持っている。
もちろん、世間の大多数と同じ程度のほどほど加減だけれど。
そんなわけだから、日本人の世界の中のランキングというと、気になってしょうがない話題の1つなのだ。
探してみると、あったあった。「他人の評価が気になるか」
気にしてばっかりで、外交能力に甚だ劣る日本のことだから、世界一だろうと思って見たら!
なんと、59カ国中2位という、まったくの凡庸というか中途半端というか。。。
がっかりして更に目次をみてみると、あったあった。「日本人(自国民)であることに誇りを感じているか」
74カ国中71位!! 堂々の最下位グループだ。
やっぱり、自分を卑下しないと気がすまないのだ、日本人は。内心はそう思っていないのだけれど、このようなアンケートですら、卑下せずにはおられないのだ。
初等教育における重点項目の調査によると、「モラル・マナー」を重視するのは学力指導に自信のある国だそうだ。
学力を重視する傾向の高い欧米諸国では、「読み書きそろばん」がおぼつかない大人が珍しくないとのこと。
だから学力を重視するとのこと。
この高橋さんも、日本人特長である、表面的には卑下しながらも、自画自賛せずにはおられないのだ。
へーえ、そうなんだ、と感心したければ、この本を読むとイイ!
あー面白かった、満足した。
もちろん、世間の大多数と同じ程度のほどほど加減だけれど。
そんなわけだから、日本人の世界の中のランキングというと、気になってしょうがない話題の1つなのだ。
探してみると、あったあった。「他人の評価が気になるか」
気にしてばっかりで、外交能力に甚だ劣る日本のことだから、世界一だろうと思って見たら!
なんと、59カ国中2位という、まったくの凡庸というか中途半端というか。。。
がっかりして更に目次をみてみると、あったあった。「日本人(自国民)であることに誇りを感じているか」
74カ国中71位!! 堂々の最下位グループだ。
やっぱり、自分を卑下しないと気がすまないのだ、日本人は。内心はそう思っていないのだけれど、このようなアンケートですら、卑下せずにはおられないのだ。
初等教育における重点項目の調査によると、「モラル・マナー」を重視するのは学力指導に自信のある国だそうだ。
学力を重視する傾向の高い欧米諸国では、「読み書きそろばん」がおぼつかない大人が珍しくないとのこと。
だから学力を重視するとのこと。
この高橋さんも、日本人特長である、表面的には卑下しながらも、自画自賛せずにはおられないのだ。
へーえ、そうなんだ、と感心したければ、この本を読むとイイ!
あー面白かった、満足した。
2003年5月3日に日本でレビュー済み
これまで私たちが思っている日本と、今の日本人の価値観は違う。
たとえばこれまで美徳とされてきた「譲り合い」の精神は、調査対象10カ国中最低だという。また「自分の国に誇りを感じているか」の問いで、1位はエジプト、日本は74カ国中、71位だ。
挿絵の4コマ漫画もあって、新書にしては楽しく読み進める。
一家に1冊、ぜひ置いておきたい本だ。
たとえばこれまで美徳とされてきた「譲り合い」の精神は、調査対象10カ国中最低だという。また「自分の国に誇りを感じているか」の問いで、1位はエジプト、日本は74カ国中、71位だ。
挿絵の4コマ漫画もあって、新書にしては楽しく読み進める。
一家に1冊、ぜひ置いておきたい本だ。
2003年5月29日に日本でレビュー済み
意外とありそうでない国と国の比較データ、これだけ多くの国々で共通の調査が行われていたとは。これこそ世界世論調査といった感じ。四コマ漫画がデータのイメージとミスマッチで面白い。
2012年5月14日に日本でレビュー済み
データは10年以上前のもので、2012年現在の価値観国際比較調査が見てみたくて、WEBで調べたところやはりあった。面白いと感じた方は、最新のデータを見ることをお薦めする。
幼少期をアメリカで過ごした私は、帰国子女として大きく異なる米国的価値観と日本的価値観の狭間で色々と考え、時に思い悩むことがあった。米国人が考えていることもわかるし、日本人が考えていることもわかるのだが、日本人が盲信している概念が、私にはイチイチひっかかりイライラしたものだった。
段々と知識を付けてくるにつれ、なぜお互いの国民がそのように考えるのかがわかるようになり、心のモヤモヤを自分で解消できるようになった。米国と日本の価値観の違いを生ずるポイントは、多民族、多言語、多宗教国家か、同質的な人間が集まる国家かどうかによることに疑いはないが、本書を見るとそれだけでは説明できない、多くの価値観を相違させる要因があるのだと気付かされ、興味深く読ませていただいた。
他のレビュアーの言うように、日本人の価値観について解説する本ではないし、著者の分析が正しいわけでもないと思うので、あくまで自分で考えるきっかけとして、色々考えながら読むと面白い。
幼少期をアメリカで過ごした私は、帰国子女として大きく異なる米国的価値観と日本的価値観の狭間で色々と考え、時に思い悩むことがあった。米国人が考えていることもわかるし、日本人が考えていることもわかるのだが、日本人が盲信している概念が、私にはイチイチひっかかりイライラしたものだった。
段々と知識を付けてくるにつれ、なぜお互いの国民がそのように考えるのかがわかるようになり、心のモヤモヤを自分で解消できるようになった。米国と日本の価値観の違いを生ずるポイントは、多民族、多言語、多宗教国家か、同質的な人間が集まる国家かどうかによることに疑いはないが、本書を見るとそれだけでは説明できない、多くの価値観を相違させる要因があるのだと気付かされ、興味深く読ませていただいた。
他のレビュアーの言うように、日本人の価値観について解説する本ではないし、著者の分析が正しいわけでもないと思うので、あくまで自分で考えるきっかけとして、色々考えながら読むと面白い。
2003年5月27日に日本でレビュー済み
多数の表、グラフを用いて日本人と他国人を比較した本。
著者の意見が表ごとに語られている。
データを扱っている本だからか、あたかも著者の考えが一般論、もしくはデータから導かれた結果のような雰囲気をかもしだしている感じがちょっと気になった。
また、データの出所、調査方法は、最初にほんのちょっと触れただけで、物足りない感じがした。
固めの文章と4コマ漫画のコントラストが絶妙に微妙でした。
著者の意見が表ごとに語られている。
データを扱っている本だからか、あたかも著者の考えが一般論、もしくはデータから導かれた結果のような雰囲気をかもしだしている感じがちょっと気になった。
また、データの出所、調査方法は、最初にほんのちょっと触れただけで、物足りない感じがした。
固めの文章と4コマ漫画のコントラストが絶妙に微妙でした。