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「日本の私」をやり直す (中公新書ラクレ 208) 新書 – 2006/3/1

3.0 5つ星のうち3.0 3個の評価

大人も若者も、今や"人生の迷子"である。個人個人が未曾有の危難の時を迎えた平成の世において、正しい道を歩み直すためには、本当の「日本の私」を主体に据えなければならない??。日本の行く末を憂う著者が万難を排して放つ、謦咳の書。「今どきの若者が路上で座り込むワケ」「フリーター・ニートでいるのは本当に悪いことなのか」「日本人は判官贔屓か」「清貧とはただの贅沢ではないのか」「公のために死ねるか」など、われわれが日頃抱いていた錯誤に満ちた日本人像を、平安から現代までの歴史の深層をたどり直すことで、精緻に正していく。あいまいではない、美しい「日本の私」とは? 明日の幸福を祈念する全日本国民必読の書だ。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2006/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 238ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121502086
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121502087
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 3個の評価

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長山 靖生
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上位レビュー、対象国: 日本

2009年1月12日に日本でレビュー済み
文学や歴史についての著者の知識を駆使しながら、ワイドショーなどで取り上げられる今日的な日本の社会問題を論じたエッセー集。適当なところで論考を深めることをやめて次のテーマに行き、文章も非常に読みやすいので小一時間もあれば読み終わってしまう。まぁ面白いことは面白いですが、過去、現在の本を読む限り、この著者の文学史からの寄せ集め的な論述は、少々ワンパターンという感じ。そろそろ他のテクニックも身に付けるべき。

また、多くの政治家や評論家を名指しで論評しながら、二言目には「私は批判したいわけではない」などと逃げ口上を言うのもいただけない。公に出版される書物でアレコレと他人を批評しながら論争を避けようとする人間は、世間一般では「卑怯」と言われても仕方がない。この辺りが、この著者の限界である。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月4日に日本でレビュー済み
 著者の本を網羅的に読んでいるわけではありませんが、読んだ中で言えば、あまり出来の良い方ではないと思います。もうひとつ、話の焦点が定まっていない印象。「日本の私」をやり直すなんて大事業ですから、ま、快刀乱麻を断つ、という風にはコトは進まなかったのでしょう。でも、読みながら膝を打った部分は随所にあるので、いくつかご紹介のみしておきます。

 「位打ち」というものは、本書で初めて知りました。「急激に成り上がってきた実力者に、分不相応な官位を授けることで、相手の自滅を誘う」(p111)というやり口だそうで、確かに想像するだに恐ろしい。著者は日本人の「分不相応な」ブランド品好きに、これを見ています。

 JR西日本の「日勤教育」について、上層部の責任で企業構造的な事故が起きたのだから、役員も「日勤教育」を受けろと怒っている(p141)のは、まったく正当。「日勤教育」を中止しただけでしたね。

 藤村『夜明け前』を題材にして、「この国の中心に保守はない。あるのは、伝統も文化も重んじない、安易な改革主義だけだ」(p185)と断じている件りは、最近読んだ浅羽『右翼と左翼』の記述と符合して「あ…」と思いました。

 P197の、「問題を先送りして糊塗し、未来を食いつぶすような政府は非国民政府である。国民の未来と政府が相容れないなら、捨て去るべきは政府であり、政府を動かしている連中は謀反人である」という件りは激しい。宮台真司を読んでいる時より、ずっと煽られました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月12日に日本でレビュー済み
日本の歴史文化を踏まえた上で、現在の若者文化、政治等の意思決定システムなどをかなり「強引」に分析し、解説しています。

個人的になるほどと思ったのは、フリーターやニートといった生き方が、実は古くから日本の文化の中で美徳(あるいは理想)とされていた生き方だという見方です。それは10年ほど前に流行った「清貧」という生き方です。ねっ、「強引」と思える結論でしょう。でもそれなりに説得力がありました。

その「強引さ」に著者個人の考え方が面白く記述されていて、これには賛成、これには同意しかねるといった風に読むと面白いでしょうし、現在の日本の抱える問題点の整理にもなります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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