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「性愛」格差論: 萌えとモテの間で (中公新書ラクレ 214) 新書 – 2006/5/1

3.2 5つ星のうち3.2 11個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2006/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121502140
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121502148
  • カスタマーレビュー:
    3.2 5つ星のうち3.2 11個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対談ではあるが、斎藤の発言ばかり多いというのは否めない。それでも酒井の聡明さ(ズルさ?)もしっかり出ていて楽しめた。

斎藤「日本で叩かれる若者の属性は、「非社会性」」、「カミングアウトは告白であると同時に告発でもある。政治的な身振りなので、絶対的なポジションになる」
酒井「(おひとりさまについて)一人で行動しよう、というアピールが団体で行われているのが面白いと思いました」、「(カミングアウトについて)普通の人の負担がかなり大きい」、「サイゼリヤの中にいる男を女は見つけることが出来ない」
などの発言が面白かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月20日に日本でレビュー済み
なんでこんなに斎藤ばっかりしゃべっているんだ。と、「対談集」というよりは、「斎藤の講義を酒井が相槌をうちながら聞いている様子に、後で斎藤が大幅に加筆した」とでもいうべき新書であった。

だいたい、対談しているというのに、この難解言葉の羅列など、有り得ないだろう。

対談には加筆などするな。加筆が必要な対談など、するな。

そしてまた、こんなに噛み合わない対談、というものにどんな意味があるのか、その読了後のむなしさは格別である。

あとがきで酒井が「噛み合わないかと心配していたが、そんなことはなかった。いろいろ教えてもらって勉強になった。」などと言っているのは、完全に嫌味というものだろう

斎藤のくだらない思い込み攻撃にたいし、その都度適切な言葉を返した酒井はさすが、というものだが、「先達の御意見」で見られたような、酒井のガードが崩される瞬間、というものは、まったくなかった。やはりもともとガードの厚い酒井、斎藤のような思い込みの激しいオヤジなぞ、あしらうのは簡単だったのか。

それにしても、斎藤という人はほんとうに精神科医なのか。対談相手の心持ちをこれだけ読めない人が、患者の気持ちを読めるのか。それに、普通の精神科医というのは、他人の話を「聞く」のが仕事のはず。こんなに自分ばっかりしゃべる精神科医なんぞ、私は知らないぞ。それと、ご自分の私生活を語るのはいいが、程度を考えてもらいたい。

「別居して、週末だけ通っていて、しかも婚姻届を出していない」という状態はだなあ、裁判所では「事実婚」とは認められないのだぞ。それは、単に「付き合っている」という。

しかも、相手の息子と養子縁組もしていないのに、「僕の息子」などというは、大間違い。

血もつながっていないし、養子縁組もしていない、付き合っている相手の子供というのは、単なる他人ですぞ。どうもこの人は民法を無視したいタイプらしい。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月12日に日本でレビュー済み
おたくVSヤンキー軸の切り口が私にとっては非常に新鮮であった。パチンコ店の外装と内装の変化に集約されるという一言は目からウロコであった。日常のよくある風景から深いことを引き出すのがうまいと感じた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年7月2日に日本でレビュー済み
「負け犬の遠吠え」の続編(?)、「その人、独身?」を読んでがっくししたわたし。「負け犬」は一発打ち上げ花火だったか〜感がまんまんだったんだけど、本書で酒井株はわたし的には再びストップ高になった。

いきなり終章のハナシで恐縮だが、酒井女史、「離島に暮らすわたしたち」で今のオタク・腐女子・ニートなトレンドをさらっと、本当にさらっとまとめている。「大陸」に住んでいる自分は本当に「離島」住人より幸せなのか。幸せって何だっけ♪なBGMが読者の頭に流れ出す。

勝ち組負け組がはっきり分かれる社会がイカンと目くじらたてる人たちは実は一番「負ける」のが嫌い。単純志向回路。

でもみんなが離島にバラバラに住んでるだけで本当にいいの?そこで「性愛」が出てくるわけだ。酒井女史の最後のコメントを引き出したオタク先生・斎藤サンもすごいね。何しろ考えさせられることが多かった本。

単純二元論は聞きアキタ、な方は是非。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月3日に日本でレビュー済み
 オタク化する男性と他人に頼る必要が無くなった

(=一人で生計を立てられる)女性。

皆が皆、上記の様に変化した訳ではないが、或る

意味、それらに走れば or 成れれば「他者(特に

今回の場合は異性だ)」は不要であろう。

 では何故そうなったのか?

両者の間は何処が異なったのか?

逆に共通点は無いのか?

どうやったら両者とも変われるのか?

 上記の様な疑問をオタク側の代表=斎藤氏と

女性側の代表=酒井氏が対談形式で考え、綴った

のがこの本。

 その中身は、と言えば貶すほどでは無いが

かといって褒める点もそんなに多くない。

現状認識(それも著者の主観内の話だ)と仮定

(これも著者の経験と感覚に拠る)に基づく話

なのだ。

 確かに「こういう視点・考え方もあるな」という

参考にはなるだろう。

 ただ、前述したとおり主観に拠っている為、それが

何処まで信憑性を持つか?となった時、論としては

弱いと思わざるを得ないのだ。

(特に斎藤氏は何度も「一説には〜」という枕詞で

「○○が××」と述べるのだが、その論拠となる

データは殆ど示されて無い)

 その点、酒井氏の方は「自己体験」の範疇で

話を進めるのでその見解に「地に足が着いている」

感が有り、まだ理解も出来る。

 高所大局的な視点では無く、身近な視線で

異性間交流=恋愛だ、について考えてみたい

という御仁には・・・お薦め・・・かもしれない。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月4日に日本でレビュー済み
この本、作家の伏見憲明氏や森奈津子氏のような性的マイノリティの論客を交えた鼎談形式の方が良かったと思うね。異性愛男女の目線だけだと、ちょっと物足りない。
2007年9月29日に日本でレビュー済み
 他のレビュアーの指摘にもあるが、やはり斎藤氏ばかりが語っている印象がちょっとある。
「恋愛」格差というテーマをブチ上げ、「負け犬」「おたく」「ヤンキー」「腐女子」とラディカルにテーマを絞っているのを見た時、間違いなく面白いだろうと思って読んでみたのに何だかピントがずれている感が強いのは正直、酒井氏におたくやら腐女子やらに対する興味が全然ないからだろう。
 一方、斎藤氏もある意味で女性を持ち上げるのに忙しくて、本質を突き損ねている感もあると思う。酒井氏が「(負け犬たちも)「結婚しないと食べていけない」という危機感とともに、非婚化のペースが緩む可能性もあると思っています。」とかなりあけすけなことを言っているのに、女性にとって痛い話には持っていくことを恐れてか、酒井氏をおだてるばかりで話を拡げられなかったり。
 そういう意味では男と女の、おたくと負け犬の異文化交流失敗の例、異文化交流の難しさの例としては貴重な本とも言えるのだけれど、そのわりに「性愛は希望」みたいな結論を取ってつけてしまうのも危機感がなさ過ぎじゃ、という気もする。
 斎藤氏のことは嫌いではないのでこういう言い方はしたくないのだけど、そろそろ「オッチャンのお話をオンナノコがうんうん聞いている」対談を読むのは、正直飽きてきた。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年4月7日に日本でレビュー済み
ここでは「腐女子」や「オタク」や「ヤンキー」などあらゆる「島」をテーマにしてお互い話し合っています。

格差とは言っても、そもそも棲み分けなのだから、優劣はあろうかも知れんが、「恋愛」が最後の砦ともここでは言われています。

特に7〜8割とも言われる「ヤンキー」に関するところなんか意外な発見があって面白かったりもしますね。

酒井はあとがきで懺悔めいたことを言っているが、視野が広がって良かったねとエールを送りたいですね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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