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「買い物難民」をなくせ! 消える商店街、孤立する高齢者 (中公新書ラクレ 453) 新書 – 2013/5/9
杉田 聡
(著)
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- 本の長さ265ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2013/5/9
- ISBN-104121504534
- ISBN-13978-4121504531
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2013/5/9)
- 発売日 : 2013/5/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 265ページ
- ISBN-10 : 4121504534
- ISBN-13 : 978-4121504531
- Amazon 売れ筋ランキング: - 856,315位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 716位中公新書ラクレ
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の高齢層の現状が分かり、我々も目を傾けることが大切だと感じた。
2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳細なレビューについては他の方が指摘する通りだと思いますので省きます。
本書の主張は、郊外大型店を規制すべきである。買い物難民発生の理由は規制がされていないから生まれた。経産省は反省して規制強化すべきである。
このことだけが形を変えて何度も書かれています。
ただ、主張を立証、補足させようとする説明が著しく不足しており、論理の飛躍も多々見られるため、テーマ自体は面白いのですが、ストレスのかかる読書となります。
もう少し経済学の理屈を踏まえた、少なくとも論理的な主張がされていると良いと感じました。
本書の主張は、郊外大型店を規制すべきである。買い物難民発生の理由は規制がされていないから生まれた。経産省は反省して規制強化すべきである。
このことだけが形を変えて何度も書かれています。
ただ、主張を立証、補足させようとする説明が著しく不足しており、論理の飛躍も多々見られるため、テーマ自体は面白いのですが、ストレスのかかる読書となります。
もう少し経済学の理屈を踏まえた、少なくとも論理的な主張がされていると良いと感じました。
2015年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際に買い物難民を助ける取り組みをしている事業の紹介があって、意外に熱心な地域もあるのだと知りました。まだまだその数は少ないけど、高齢者を思った素敵な事業ばかりです。今後の参考になりました。
2013年5月28日に日本でレビュー済み
買い物は立地・商品・価格・サービスといった要素を総合して、消費者が選択するものです。当たり前のことだけれど、著者は本当にわかっているのか疑問が湧いてくる一冊です。
まず、著者は買い物難民対策として商店街の復興を目指すが、高齢者の多くが商店街のすぐ近くに住んでいることは証明されない。
もちろん商店街付近にも高齢者はいるけれど、商店街とは無縁の場所にもたくさん高齢者はいる。
なぜ買い物難民削減と商店街復興が簡単に直結するのだろう?
商店街の話に付き合うなら、彼らが衰退したのには多くの理由がある。
もちろん著者が繰り返し主張するように、経産省の規制緩和により出店した郊外の大型ショッピングモールが原因の一つではあろう。
ただ、著者が言うように商店街近隣に高齢者が多く住むのであれば、なぜ急速に商店街が衰退したのか?その分析は根本的に甘いと思う。
商店街に、子連れや妊婦にやさしい休憩場所やトイレはあったのか?
駐車場を商店街一体となって整備したのか?
全体のマップなどをつくって買い物しやすくしたのか?
清潔な、買いやすい店への投資をしてきたのか?
郊外大型店ができたなら、リサーチして差別化を図ったのか?
そこに人が流れる消費意識の変化を真剣に考えて対策をとったのか?
ユニクロが郊外にできたのに、1枚5000円の古いシャツを売るホコリっぽい洋品店を変えようと努力したのか?
跡取りがいなくなったお店を意欲のある若者に貸そうとしてきたのか?
顔なじみの常連だけと話をして、ヨソ者・若者が買い物するときにきちんと接客してきたのか?
そもそも、サービス業としてよりもまず地主として「黙っていても客は来る」というスタンスで商売をしていなかったか?
「殿様商売」が招いた自業自得が大いにある。
にもかかわらず、著者は経産省の規制緩和だけを理由にして、ある意味でお上にべったりの議論を展開する。
行き着く先は郊外店規制の推奨だ。
「営業日・営業時間は地元との合意を得ろ」
「駐車場出入り口には警備員を置け」(大型店はどこも置いていると思うが、著者は現場を見ることに興味がないのだろう)
「小規模スーパーも近くに同時に出せ」「コンビニではダメだ」
とガチガチの規制をかけ、最後は「商店街がやる朝市や生鮮食料品店に、商品を卸せ」という、
大手流通業が必死に獲得してきた流通チャネルにタダ乗りさせろというトンデモな議論で締めくくる。
買い物難民は減らすべきだ。行政も幾分か補助をすべきだろう。
ただ、商売の原点は、保護ではない。便利な場所に他にはないいい商品が安く、そしていい雰囲気で買えるなら、自然と客は集まる。
例えばバリアフリー、品揃え、接客、休憩スペース、トイレといった意味で、商店街よりモールのほうが格段に意識が高い。
移動手段さえあえれば、高齢者や子連れはモールのほうが買い物がしやすい。
それはモールが徹底的な消費者目線で経営努力を続けてきた結果であり、その努力を評価する視点は著者には皆無だ。
なぜ商店街が負けたのかという問題意識はなく、著者はモールは悪だから行政が商店街を守れと主張し続ける。役所頼み。
残念ながら現代日本の圧倒的なショッピングモーライゼーションを前提とせず、その価値を否定して過去に戻れという議論は、単なる復古主義の学者による空論でしかない。
一度イオンやヨーカドーで働いてみればいいのに。
まず、著者は買い物難民対策として商店街の復興を目指すが、高齢者の多くが商店街のすぐ近くに住んでいることは証明されない。
もちろん商店街付近にも高齢者はいるけれど、商店街とは無縁の場所にもたくさん高齢者はいる。
なぜ買い物難民削減と商店街復興が簡単に直結するのだろう?
商店街の話に付き合うなら、彼らが衰退したのには多くの理由がある。
もちろん著者が繰り返し主張するように、経産省の規制緩和により出店した郊外の大型ショッピングモールが原因の一つではあろう。
ただ、著者が言うように商店街近隣に高齢者が多く住むのであれば、なぜ急速に商店街が衰退したのか?その分析は根本的に甘いと思う。
商店街に、子連れや妊婦にやさしい休憩場所やトイレはあったのか?
駐車場を商店街一体となって整備したのか?
全体のマップなどをつくって買い物しやすくしたのか?
清潔な、買いやすい店への投資をしてきたのか?
郊外大型店ができたなら、リサーチして差別化を図ったのか?
そこに人が流れる消費意識の変化を真剣に考えて対策をとったのか?
ユニクロが郊外にできたのに、1枚5000円の古いシャツを売るホコリっぽい洋品店を変えようと努力したのか?
跡取りがいなくなったお店を意欲のある若者に貸そうとしてきたのか?
顔なじみの常連だけと話をして、ヨソ者・若者が買い物するときにきちんと接客してきたのか?
そもそも、サービス業としてよりもまず地主として「黙っていても客は来る」というスタンスで商売をしていなかったか?
「殿様商売」が招いた自業自得が大いにある。
にもかかわらず、著者は経産省の規制緩和だけを理由にして、ある意味でお上にべったりの議論を展開する。
行き着く先は郊外店規制の推奨だ。
「営業日・営業時間は地元との合意を得ろ」
「駐車場出入り口には警備員を置け」(大型店はどこも置いていると思うが、著者は現場を見ることに興味がないのだろう)
「小規模スーパーも近くに同時に出せ」「コンビニではダメだ」
とガチガチの規制をかけ、最後は「商店街がやる朝市や生鮮食料品店に、商品を卸せ」という、
大手流通業が必死に獲得してきた流通チャネルにタダ乗りさせろというトンデモな議論で締めくくる。
買い物難民は減らすべきだ。行政も幾分か補助をすべきだろう。
ただ、商売の原点は、保護ではない。便利な場所に他にはないいい商品が安く、そしていい雰囲気で買えるなら、自然と客は集まる。
例えばバリアフリー、品揃え、接客、休憩スペース、トイレといった意味で、商店街よりモールのほうが格段に意識が高い。
移動手段さえあえれば、高齢者や子連れはモールのほうが買い物がしやすい。
それはモールが徹底的な消費者目線で経営努力を続けてきた結果であり、その努力を評価する視点は著者には皆無だ。
なぜ商店街が負けたのかという問題意識はなく、著者はモールは悪だから行政が商店街を守れと主張し続ける。役所頼み。
残念ながら現代日本の圧倒的なショッピングモーライゼーションを前提とせず、その価値を否定して過去に戻れという議論は、単なる復古主義の学者による空論でしかない。
一度イオンやヨーカドーで働いてみればいいのに。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
他の評者も低い評価を下しているように、本書は
学者特有な「机上の空論」を上から目線で、ふりかざす駄本です。
この著者の発想は偏見にまみれ、日本語は時代錯誤で、何を言いたいのか
さっぱりわからない。
偏見の最たる例が「買物場所は商店街だけOKで、他は全てダメ。特に
大型店やパソコンを使うネット販売は、高齢者に優しくないから絶対ダメ」だ。
特に46頁で披露する、パソコンへの偏見は時代錯誤としか言いようがない。
「パソコンのアイコンは小さいし、その奇妙な動きーひとたび想定外のキーボードに
ふれただけで思いがけない反応をするーは、やはり利用者を遠ざけている」
奇妙と言えば、著者が使う日本語こそ「奇妙」で時代錯誤も甚だしい。
この著者、とにかく「英語(カタカナ)が大嫌い」な御様子で、
ちんぷんかんぷんで奇妙な日本語を乱発して、編集者が苦労してルビを打っている。
以下に、著者が本書で使う奇妙な日本語(カッコ内は、ルビ)を引用しよう。
著者が使う奇妙な日本語 → (ルビ)
67頁 当世風 → (モダン)
148頁 経営・販売に関する相談会社 → (コンサルタント)
226頁 零細商店 → (パパママストア)
201頁 市街地「のっぺらぼう化」 → 市街地(スプロール化)
スプロール化の和訳が「のっぺらぼう化」になる訳がない、頭おかしいのでは?
こんな時代錯誤な言葉を使う著者、90歳過ぎと思ったら、60歳だった。
とにかく、時代錯誤な日本語で偏見を綴る「とんでも駄本」だ!
学者特有な「机上の空論」を上から目線で、ふりかざす駄本です。
この著者の発想は偏見にまみれ、日本語は時代錯誤で、何を言いたいのか
さっぱりわからない。
偏見の最たる例が「買物場所は商店街だけOKで、他は全てダメ。特に
大型店やパソコンを使うネット販売は、高齢者に優しくないから絶対ダメ」だ。
特に46頁で披露する、パソコンへの偏見は時代錯誤としか言いようがない。
「パソコンのアイコンは小さいし、その奇妙な動きーひとたび想定外のキーボードに
ふれただけで思いがけない反応をするーは、やはり利用者を遠ざけている」
奇妙と言えば、著者が使う日本語こそ「奇妙」で時代錯誤も甚だしい。
この著者、とにかく「英語(カタカナ)が大嫌い」な御様子で、
ちんぷんかんぷんで奇妙な日本語を乱発して、編集者が苦労してルビを打っている。
以下に、著者が本書で使う奇妙な日本語(カッコ内は、ルビ)を引用しよう。
著者が使う奇妙な日本語 → (ルビ)
67頁 当世風 → (モダン)
148頁 経営・販売に関する相談会社 → (コンサルタント)
226頁 零細商店 → (パパママストア)
201頁 市街地「のっぺらぼう化」 → 市街地(スプロール化)
スプロール化の和訳が「のっぺらぼう化」になる訳がない、頭おかしいのでは?
こんな時代錯誤な言葉を使う著者、90歳過ぎと思ったら、60歳だった。
とにかく、時代錯誤な日本語で偏見を綴る「とんでも駄本」だ!
2013年6月20日に日本でレビュー済み
幼児が一人で初めておつかいに行く番組が昔あった。一人で買い物できることは自立の証明でもある。しかし、近隣に商店が消え、一人で買い物に行けない高齢者が出てきた。著者は「買い物難民」と名付け、この問題をいち早く提起した。本書は。著者は北海道から沖縄まで全国20か所以上を取材し、「買い物難民」をなくすための地域の努力を書いている。住民の共同購買、商店街などの買い物支援、スーパー誘致など、取り組みが色々あるようだ。「車で行けばいい」「ネットで買えばいい」というが、買い物を余りに知らない意見だと私も思う。生鮮品は直接色や形を見て選びたいしPCはとっつきにくい。車に積み替えるのも大変だ。
一方で、他のレビューにある批判にも同感する。大型店による地域の荒廃はあるが、大型店だって需要があるから生まれている。親子連れがイオンに集まるのは、親子で一日遊んで買い物できてという使い勝手のいい場所だからだろう。後半で著者は車で大型店ばかり行って、地域の零細商店を廃業させてしまう市民の倫理を問うているが、商売である以上、零細でも大型店も採算を見て出店を決めるのはやむを得ない。大店法廃止など、著者は盛んに経産省の規制緩和を批判しているが、経済の問題ではなく、社会政策の問題であることを著者は軽視している。
また、漢字に英語のルビを打っている単語が多い(「地域共同体」に「コミュニティ」など)。規範的な日本語からかけ離れている。「月」を「ルナ」と読ませるような。といって英語全てに振るでもなく、「コンパクトシティ」「マンション」はそのまま使われている。ルビ振りについて、著者なりのルール・凡例が示されていれば我慢もできるが、それもない。私も「のっぺら坊」に「スプロール」と振られたルビを見た時は唖然とした。ここまで来ると、「黒死館殺人事件」レベルである。言葉に対する自分のこだわりも、度が過ぎれば読者の読解を妨げる。
結論や提言には共感しないが、本書の問題意識自体は正当だ。現地取材も充実していて、「買い物できず困っている」という声をよくまとめている。高齢になって交通手段が徒歩しかなくなって、買い物できないことに気づいても遅い。山を切り開いたニュータウンで20年後、1軒しかないスーパーが撤退し、山を降りないと物一つ買えない。そんな事態が現実になっている。全国各地で買い物に困っている人がこれほどいるのに驚いた。今後もっと増えるだろう。徒歩数分で商店街もスーパーもある今の環境を当たり前と思っていたが、恵まれていることを実感した。
一方で、他のレビューにある批判にも同感する。大型店による地域の荒廃はあるが、大型店だって需要があるから生まれている。親子連れがイオンに集まるのは、親子で一日遊んで買い物できてという使い勝手のいい場所だからだろう。後半で著者は車で大型店ばかり行って、地域の零細商店を廃業させてしまう市民の倫理を問うているが、商売である以上、零細でも大型店も採算を見て出店を決めるのはやむを得ない。大店法廃止など、著者は盛んに経産省の規制緩和を批判しているが、経済の問題ではなく、社会政策の問題であることを著者は軽視している。
また、漢字に英語のルビを打っている単語が多い(「地域共同体」に「コミュニティ」など)。規範的な日本語からかけ離れている。「月」を「ルナ」と読ませるような。といって英語全てに振るでもなく、「コンパクトシティ」「マンション」はそのまま使われている。ルビ振りについて、著者なりのルール・凡例が示されていれば我慢もできるが、それもない。私も「のっぺら坊」に「スプロール」と振られたルビを見た時は唖然とした。ここまで来ると、「黒死館殺人事件」レベルである。言葉に対する自分のこだわりも、度が過ぎれば読者の読解を妨げる。
結論や提言には共感しないが、本書の問題意識自体は正当だ。現地取材も充実していて、「買い物できず困っている」という声をよくまとめている。高齢になって交通手段が徒歩しかなくなって、買い物できないことに気づいても遅い。山を切り開いたニュータウンで20年後、1軒しかないスーパーが撤退し、山を降りないと物一つ買えない。そんな事態が現実になっている。全国各地で買い物に困っている人がこれほどいるのに驚いた。今後もっと増えるだろう。徒歩数分で商店街もスーパーもある今の環境を当たり前と思っていたが、恵まれていることを実感した。
2013年5月14日に日本でレビュー済み
前作を読んでいましたが、今回は実例が多く記載されています。ただ私の欲しい情報ではなかったです。
2013年5月17日に日本でレビュー済み
社会系の大学教員は,上から目線で,あれやれこれやれと言う人が多いですが,この本も例外ではありません。
人の話を聞くだけで本を書いてはいけませんよね。
やっぱり自分でやってみてみないと!
人の話を聞くだけで本を書いてはいけませんよね。
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