
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
甲子園「観戦力」をツーレツに高める本 (中公新書ラクレ 532) 新書 – 2015/7/9
小野塚 康之
(著)
野球実況30年超、NHKのハイテンションな名物アナが甲子園を“9倍”楽しむ方法 を教えます!「怪物」「アイドル」「名監督」「解説者」を相手に、言葉で真剣勝負 する著者ならではの秘話が盛り沢山。バントの醍醐味、初戦突破の壁、控え選手と いった高校野球観戦のポイントから、選抜選考プロセス、グラウンド整備などの舞台 裏まで。
- 本の長さ277ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2015/7/9
- ISBN-104121505328
- ISBN-13978-4121505323
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1957年東京都生まれ。NHKシニアアナウンサー。学習院高等科を経て学習院大学卒 業後、1980年NHK入局。スポーツ中継、特に野球実況で活躍。現在は神戸放送局に 勤務。「野球がなくては生活できない!」ほどの野球好きと、ハイテンションな実況 で、多くのファンから愛される。2007年夏の決勝戦、佐賀北対広陵戦での逆転満塁 ホームランの際の実況「あり得る最も可能性の小さい、そんなシーンが現実でーーー す!!」はあまりにも有名。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2015/7/9)
- 発売日 : 2015/7/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 277ページ
- ISBN-10 : 4121505328
- ISBN-13 : 978-4121505323
- Amazon 売れ筋ランキング: - 909,368位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に楽しく読めました。夏の高校野球シーズンが待ち遠しくなる本です!
2015年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
放送の裏話や、筆者の高校野球に対する思いがあふれ出ていました
2015年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実況者の視点から描いた本はいくらでもありますが、小野塚氏の場合は、他の人とは一線を画す独自の野球観があります。最後の方はややネタ切れの感じもしましたが、小野塚氏の野球観に触れるだけでも面白いです。
2015年8月20日に日本でレビュー済み
著者の小野塚氏はNHKのベテランスポーツ実況アナウンサー。特に高校野球中継の実況で知られており、記者としても豊富な取材経験を持っている。そ
んな小野塚アナが自身の経験、知識を詰め込んだ「甲子園を”9倍”楽しむ方法」の解説書。荒木大輔、松坂大輔、斎藤佑樹など甲子園史上に残る名選手
のエピソードや名試合の舞台裏、実況中継の豆知識など興味深い記述が多く楽しめる内容である。
例えば第3章の『打者のここに注目』(69p~ )では高校野球における打順の意味合い、注目すべきポイントが詳細に解説されている。打順を組み立てる上
で多くの監督が重要視しているのは1番打者の人選であると小野塚アナはいう。「野球部で一番運動能力の優れている人」でなければならず、「4番
打者の次くらいに力がある選手」、「選球眼がよく出塁率の高い選手」など要求される能力が多いからである。言わばチームの顔であり看板である。「斬り込
み隊長」、「核弾頭」と例えられる事の多い1番打者だが、小野塚アナは「看打者」と呼んでいる。チームの王者としての風格を求められる4番打者は「王打
者」、その4番打者を後ろから支え9人の打線を繋ぎとめる「アンカーの存在」である5番打者を「碇打者」と名付けるなど小野塚アナの着眼点はユニークだ。
記者経験も豊かな小野塚アナの目線は普段光りの当たらない存在にもしっかりと及んでいる。小野塚アナは「2桁背番号の選手は味がある。専門職も多
い」(34p~ )という。「僕は”ピンチバンター”ですから」と胸を張って語る選手、ブルペンキャッチャーや”伝令”でチームの戦力として機能している選手など、
一芸に秀でた選手たちである。また、名将として知られる横浜高校の渡辺元監督を優秀な補佐役として支え監督から全幅の信頼を得ていた小倉野球部長
など(136p~ )、試合に出なくとも能力を発揮する人々の支えがあってこそ野球は機能していくものだ。
甲子園を見つめ続け、その魅力を伝え続けてきたプロフェッショナルによる良質な「甲子園本」。読み応えは十分である。
んな小野塚アナが自身の経験、知識を詰め込んだ「甲子園を”9倍”楽しむ方法」の解説書。荒木大輔、松坂大輔、斎藤佑樹など甲子園史上に残る名選手
のエピソードや名試合の舞台裏、実況中継の豆知識など興味深い記述が多く楽しめる内容である。
例えば第3章の『打者のここに注目』(69p~ )では高校野球における打順の意味合い、注目すべきポイントが詳細に解説されている。打順を組み立てる上
で多くの監督が重要視しているのは1番打者の人選であると小野塚アナはいう。「野球部で一番運動能力の優れている人」でなければならず、「4番
打者の次くらいに力がある選手」、「選球眼がよく出塁率の高い選手」など要求される能力が多いからである。言わばチームの顔であり看板である。「斬り込
み隊長」、「核弾頭」と例えられる事の多い1番打者だが、小野塚アナは「看打者」と呼んでいる。チームの王者としての風格を求められる4番打者は「王打
者」、その4番打者を後ろから支え9人の打線を繋ぎとめる「アンカーの存在」である5番打者を「碇打者」と名付けるなど小野塚アナの着眼点はユニークだ。
記者経験も豊かな小野塚アナの目線は普段光りの当たらない存在にもしっかりと及んでいる。小野塚アナは「2桁背番号の選手は味がある。専門職も多
い」(34p~ )という。「僕は”ピンチバンター”ですから」と胸を張って語る選手、ブルペンキャッチャーや”伝令”でチームの戦力として機能している選手など、
一芸に秀でた選手たちである。また、名将として知られる横浜高校の渡辺元監督を優秀な補佐役として支え監督から全幅の信頼を得ていた小倉野球部長
など(136p~ )、試合に出なくとも能力を発揮する人々の支えがあってこそ野球は機能していくものだ。
甲子園を見つめ続け、その魅力を伝え続けてきたプロフェッショナルによる良質な「甲子園本」。読み応えは十分である。