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作家論 (中公文庫 A 12-2) 文庫 – 1974/6/10

4.1 5つ星のうち4.1 3個の評価

三島 由紀夫(みしま ゆきお、本名:平岡 公威(ひらおか きみたけ)、1925年(大正14年)1月14日 - 1970年(昭和45年)11月25日)は、日本の小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。血液型はA型[1][2]。戦後の日本文学界を代表する作家の一人であると同時に、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え、海外においても広く認められた作家である[3][4][5]。『Esquire』誌の「世界の百人」に選ばれた初の日本人で、国際放送されたTV番組に初めて出演した日本人でもある[6]。 満年齢と昭和の年数が一致し、その人生の節目や活躍が昭和時代の日本の興廃や盛衰の歴史的出来事と相まっているため、「昭和」と生涯を共にし、その時代の持つ問題点を鋭く照らした人物として語られることが多い[7][8][9]。 代表作は小説に『仮面の告白』『潮騒』『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』『豊饒の海』など、戯曲に『鹿鳴館』『近代能楽集』『サド侯爵夫人』などがある。修辞に富んだ絢爛豪華で詩的な文体、古典劇を基調にした人工性・構築性にあふれる唯美的な作風が特徴[10][11]。 晩年は政治的な傾向を強め、自衛隊に体験入隊し、民兵組織「楯の会」を結成。1970年(昭和45年)11月25日、楯の会隊員4名と共に自衛隊市ヶ谷駐屯地(現・防衛省本省)を訪れ東部方面総監を監禁。バルコニーでクーデターを促す演説をした後、割腹自殺を遂げた。この一件は世間に大きな衝撃を与え、新右翼が生まれるなど、国内の政治運動や文学界に大きな影響を及ぼした

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1974/6/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1974/6/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122001080
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122001084
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 3個の評価

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三島 由紀夫
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(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威。

1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。

主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島氏の、様々な作家の、評論を読んでいると、かつては切迫した観念を命がけで世間に問うていたのに、今は恵まれた立場で安閑と年をとろうとしている、作家に対するなにか、怒りのようなものを感じます。
作家は常にそうしたことを考えるべきで、安楽に立場を得て、全方位的に安穏な人間になってはいけない。
   作家は
その強迫観念に氏が最も悩み、嫌っているのが分かる。
そうした楽な自分を肯定してはいけない。
作家を賞賛するのは、己の辛い、生、に迫った態度の作品。批判するのはそうした、楽な肯定的な、そして享楽的になっているような、谷崎作品はそうした享楽を評価しているが、その谷崎の潜り方は、もはや享楽とは言えない切迫的なものになっている力のある作品であろう。谷崎が抹消したいと思っている作品が、最も真価を発揮しまし、重要な作品である。恐らく谷崎氏は
若い頃の恥ずかしい所感の心持ちが今では唾棄すべき思いなのであろうが、三島氏からすると、最も作家の生を見た思いであったろう。
2011年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容がとても濃い。文学の教科書のようです。
まだ知らない作家についても、知っている作家についても、
いままで読んだことがない評論が書いてある、知性と教養の塊のような本です。
作家論として読まなくとも、非常に勉強になる秀逸な本です。
あとがきに三島由紀夫は「一に評論家、二に劇作家、三に小説家」と
自身のことを評したことがあると書いてありましたが、
まさに、三島由紀夫の評論家としての真骨頂が垣間見える
すばらしい評論です。
このような評論を後世に残した三島由紀夫の文学論、
作家の再興論は今後ずっと読み継がれるべき古典の名作だと思います。
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