必読書なので、芸術や文学に興味のある人なら
読まないという選択肢は無いでしょう。
ここまで必読書だと、読んで納得できないところがあれば、
この書物を批判するのではなく
むしろ、この書物を理解できない自分を疑ったほうがよいというレベルです。
なぜなら、あまりにも影響力がありすぎて
あらゆる西洋の芸術の中に『ファウスト』の精神が染み込んでいるからです。
翻訳を比較したわけでは無いので、他は分かりませんが
ともかくこの翻訳はとても読みやすく、意味がキチンと通して理解でき、楽しいものでした。
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ファウスト 悲劇第一部 (中公文庫) 文庫 – 1974/10/10
あらゆる知的探求も内心の欲求を満たさないことに絶望したファウストは、悪魔メフィストフェレスと魂をかけた契約を結び、人生を体験しつくそうとする・・・。 巨匠ゲーテが80年の生涯をかけて、言葉のきわめて深長な象徴力を駆使しつつ自然と人生の深奥にせまった不朽の大作「ファウスト」の悲劇第一部を、翻史上画期的な、格調高い名訳で贈る。
- ISBN-104122001463
- ISBN-13978-4122001466
- 出版社中央公論新社
- 発売日1974/10/10
- 言語日本語
- 本の長さ363ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1974/10/10)
- 発売日 : 1974/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 363ページ
- ISBN-10 : 4122001463
- ISBN-13 : 978-4122001466
- Amazon 売れ筋ランキング: - 823,585位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121位ドイツの戯曲・シナリオ
- - 5,168位中公文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評判の高さに比例せず、なかなか手に入りにくい状況が続いていた手塚訳ですがついに復刊されました。
岩波や新潮などで挫折した人、さらには「魔の山」や「まどかマギカ」などで本作を意識した人に是非ともおすすめしたい名訳です。
以前は第2部にあった手塚氏による詳細な作品解説も改版後は本巻に移動し全体像がより把握しやすくなってます。
ぜひ明解かつ文学的香気も漂う手塚訳でファウスト・メフィストと共に森羅万象を巡る旅に出てみてはいかがでしょうか。
岩波や新潮などで挫折した人、さらには「魔の山」や「まどかマギカ」などで本作を意識した人に是非ともおすすめしたい名訳です。
以前は第2部にあった手塚氏による詳細な作品解説も改版後は本巻に移動し全体像がより把握しやすくなってます。
ぜひ明解かつ文学的香気も漂う手塚訳でファウスト・メフィストと共に森羅万象を巡る旅に出てみてはいかがでしょうか。
2018年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツ歌曲の演奏会をする際に、いつも自分なりの訳を作りプログラムに載せています。今回「ファウスト」中の〈トゥーレの王 / 2760〉にシューベルトが音楽付けをした歌曲を取り上げたので未熟ながら訳文の作成を試みました。答え合わせのつもりで手塚訳の〈トゥーレの王〉をあらためて読み、拙訳と比べるなどおこがましいかぎりですが、その意を尽くした格調の高い訳にはほとほと頭が下がる思いでした。この名訳がいつでも手に入るように第一部、第二部共に再版をお願いしたいと思います。
2020年1月27日に日本でレビュー済み
"知恵の最後の結論はこういうことになる、自由も生活も、日毎にこれを闘い取ってこそ、これを享受するに値する人間といえるのだ、と"1808年から発表された本書は実在した錬金術師の伝説を下敷きにした著者のライフワーク的代表作にして、日本文壇にも大きな影響を与えた長編戯曲。
個人的には、初恋女性の名前をとったグレートヒェンがヒロインが登場する第一部は以前に読んでいたものの、スケールが大きくなる第二部で躓いていた事から今回あらためて完読に挑みました。
さて、そんな本書のあらすじはファウスト博士が悪魔メフィストと出会い、死後の魂の服従を交換条件に、現世で【人生のあらゆる快楽や悲哀を体験させる】という契約を交わすわけですが。若かりし時に書かた『若きウェルテルの悩み』も彷彿とされる悲劇的恋愛の第一部は【メフィストとの軽妙なやりとり】もあって、やはり大変読みやすく楽しめます。
一方で、第二部の著者の人生体験が大幅に影響を与えていると思われる【国家の経済再建や埋立事業】そして、まさかのホムンルクスを連れての【ギリシャ神話ファンタジー展開】に関しては、率直に言って突然スケールが大きくなりすぎて【難解かつハラハラした】のですが。見事に【第一部の伏線を回収して終わっていて】何だか某スターなウォーズep9を鑑賞後の様にホッとさせられました。
20代から80代まで【ライフワーク的に書かれた大作】に興味ある誰かへ。また【様々な作家に影響を与えた作品】として興味ある人にもオススメ。
個人的には、初恋女性の名前をとったグレートヒェンがヒロインが登場する第一部は以前に読んでいたものの、スケールが大きくなる第二部で躓いていた事から今回あらためて完読に挑みました。
さて、そんな本書のあらすじはファウスト博士が悪魔メフィストと出会い、死後の魂の服従を交換条件に、現世で【人生のあらゆる快楽や悲哀を体験させる】という契約を交わすわけですが。若かりし時に書かた『若きウェルテルの悩み』も彷彿とされる悲劇的恋愛の第一部は【メフィストとの軽妙なやりとり】もあって、やはり大変読みやすく楽しめます。
一方で、第二部の著者の人生体験が大幅に影響を与えていると思われる【国家の経済再建や埋立事業】そして、まさかのホムンルクスを連れての【ギリシャ神話ファンタジー展開】に関しては、率直に言って突然スケールが大きくなりすぎて【難解かつハラハラした】のですが。見事に【第一部の伏線を回収して終わっていて】何だか某スターなウォーズep9を鑑賞後の様にホッとさせられました。
20代から80代まで【ライフワーク的に書かれた大作】に興味ある誰かへ。また【様々な作家に影響を与えた作品】として興味ある人にもオススメ。
2020年3月12日に日本でレビュー済み
『ファウスト』を読もうと思った時に、始めに高橋訳を購入したがすぐに挫折して売ってしまい、続いて池内訳を購入。それはより読みやすかったが、しっくりこなかった。そんな時に、本屋で何となくこの手塚訳を手に取ったら、非常に気に入ってそのまま購入し、一気に読み通してしまった。
日本語として読みやすい。原文と比較してみても正確に訳されている。注も適切。
手塚氏は自分が生まれる前に亡くなっていると知ってびっくり。まったく古さを感じさせない訳で、気が向いたら気軽に手にとって読める。
『ファウスト』を読みたかったらこの手塚訳を購入することをお勧めします。
日本語として読みやすい。原文と比較してみても正確に訳されている。注も適切。
手塚氏は自分が生まれる前に亡くなっていると知ってびっくり。まったく古さを感じさせない訳で、気が向いたら気軽に手にとって読める。
『ファウスト』を読みたかったらこの手塚訳を購入することをお勧めします。
2019年9月23日に日本でレビュー済み
オリジナルの独語を解さないので、偉そうなことは言えないが、他の訳と比較しても作品中の「詩」など表情があり、文意がよく伝わる。欠点:文庫にしては価格が・・・・。
2005年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古典文学ということを感じさせないほど読みやすく、かといって稚拙でもない、紛れもない名訳だといえます。
全体的に詩的で、どこかファウストとメフィストフェレスのやり取りなどを見ていると、悲劇というよりもむしろ喜劇だと思えてしまいました。
全体的に詩的で、どこかファウストとメフィストフェレスのやり取りなどを見ていると、悲劇というよりもむしろ喜劇だと思えてしまいました。
2009年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
舞台での脚本のような文章で、それを知らなかったのでいまいちというのが
率直な感想です。
無知ゆえの結果ですが、もっと内容を読者に伝えてくれる文章に
したもので読んでみたいです。
欲を言えば現代風訳といった感じが希望です。
率直な感想です。
無知ゆえの結果ですが、もっと内容を読者に伝えてくれる文章に
したもので読んでみたいです。
欲を言えば現代風訳といった感じが希望です。