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ボートの三人男 (中公文庫 C 16) 文庫 – 1976/7/10
ジェローム K.ジェローム
(著),
丸谷 才一
(翻訳)
- 本の長さ286ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1976/7/10
- ISBN-104122003512
- ISBN-13978-4122003514
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1976/7/10)
- 発売日 : 1976/7/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 286ページ
- ISBN-10 : 4122003512
- ISBN-13 : 978-4122003514
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,279,989位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私、この手のユーモアが大好物なんです。英国の歴史の贅沢さ、ヨーロッパの水路がとても大切な輸送路だったことも改めて分かりました。園芸家12か月も好きな本です、こう言った種類のほんをもっとごしょうかいください。
2016年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英国流の超一級のユーモア小説として名高い作品。漱石流に言えば"高等遊民"である三人の青年とお供の犬とがテームズ河を手漕ぎボートで約十日間川登りするという(だけの)物語。三人の内、二人(ジョージとハリス)は作者の友人がモデルで、一人称の"ぼく"は勿論作者自身である。元々はテームズ河岸の景観やロンドンの歴史・風俗を書き残す事が目的だった由だが、作者特有の諧謔味と皮肉味とで、結果として上品なユーモア小説として仕上がっている。
読み始めると、作者が碩学である事が直ぐ分かり、かなり高踏的な美文調で綴られている(訳者の丸谷氏の才にも依る)ので、それによってベタなギャグも上品な風刺に見える所が本作の人気の主な一因だと思った。しかし、個人的には、作者自身が愛したテームズ河でのボート漕ぎを反映した元々の目的であるテームズ河岸の景観の描写、ボート漕ぎの際に味わう高揚感・自然との一体感の描写、そして、ボート漕ぎの途中で"ぼく"の回想譚として語られる「マーフィーの法則」風のロンドンの天気予報、食事事情、結婚(恋愛)観、墓石(墓碑銘)に対する感傷、歴史的遺物・イベントの描写、唐突に出現する<天使>との因果等の方が印象に残った。こうした物も、本作を構成する大切な要素の一部であろうし、やはり人気の一因になっていると思う。物語の進行に伴い、(見かけ上の)ベタなギャグが減って行く辺りに作者の意匠を見る思いがした。
作者がテームズ河岸、ロンドン及び英国全体の自然・歴史を愛している事がヒシヒシと伝わって来た。「ユーモア」という冠が不必要な程に英国伝統の香気が漂っている秀作だと思った。
読み始めると、作者が碩学である事が直ぐ分かり、かなり高踏的な美文調で綴られている(訳者の丸谷氏の才にも依る)ので、それによってベタなギャグも上品な風刺に見える所が本作の人気の主な一因だと思った。しかし、個人的には、作者自身が愛したテームズ河でのボート漕ぎを反映した元々の目的であるテームズ河岸の景観の描写、ボート漕ぎの際に味わう高揚感・自然との一体感の描写、そして、ボート漕ぎの途中で"ぼく"の回想譚として語られる「マーフィーの法則」風のロンドンの天気予報、食事事情、結婚(恋愛)観、墓石(墓碑銘)に対する感傷、歴史的遺物・イベントの描写、唐突に出現する<天使>との因果等の方が印象に残った。こうした物も、本作を構成する大切な要素の一部であろうし、やはり人気の一因になっていると思う。物語の進行に伴い、(見かけ上の)ベタなギャグが減って行く辺りに作者の意匠を見る思いがした。
作者がテームズ河岸、ロンドン及び英国全体の自然・歴史を愛している事がヒシヒシと伝わって来た。「ユーモア」という冠が不必要な程に英国伝統の香気が漂っている秀作だと思った。
2022年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の卒業論文に使ったので、原典(英語版)もあわせて購入しました。
内容としては非常にユーモアが溢れており、そこそこ有名なユーモア小説として捉えられがちですが、元々は観光案内書として書かれた小説だそうです。
日本語訳について触れておくと、かなり原文にはないユーモアが追加されていると感じました。イギリスらしさが存分に出ている原文と違い、日本人が読んでも面白さを感じられるようにと訳者が努力したのだと思われます(あくまで推測ですが)。
結局研究対象として読みましたが、研究は抜きにしても面白い本だったと思います。
この素晴らしい訳をした訳者に拍手。
内容としては非常にユーモアが溢れており、そこそこ有名なユーモア小説として捉えられがちですが、元々は観光案内書として書かれた小説だそうです。
日本語訳について触れておくと、かなり原文にはないユーモアが追加されていると感じました。イギリスらしさが存分に出ている原文と違い、日本人が読んでも面白さを感じられるようにと訳者が努力したのだと思われます(あくまで推測ですが)。
結局研究対象として読みましたが、研究は抜きにしても面白い本だったと思います。
この素晴らしい訳をした訳者に拍手。
2022年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本筋から話がそれることでどんどんページが増えて行くのですが
そのノリについていけないとなかなか最後までは楽しめないです。
つまらないわけではないけど、おもしろいわけでもない話が淡々と進んでいきます。
個人的には合いませんでしたが、
文体からユーモアを感じ取れる人ならばきっと楽しめるんだろうと思います。
そのノリについていけないとなかなか最後までは楽しめないです。
つまらないわけではないけど、おもしろいわけでもない話が淡々と進んでいきます。
個人的には合いませんでしたが、
文体からユーモアを感じ取れる人ならばきっと楽しめるんだろうと思います。
2022年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活字嫌いな人でも、少し読みはじめれば引きずり込まれます。
2018年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大笑いするところはないですが、ニヤッとするようなシニカルな小ネタをちょいちょい挟んできます。
もう古典といってもいい小説なので、時代背景などは想像で補わないといけないところもありますが、逆に当時のヨーロッパでの生活が伺えるところもありそれも楽しめます。
もう古典といってもいい小説なので、時代背景などは想像で補わないといけないところもありますが、逆に当時のヨーロッパでの生活が伺えるところもありそれも楽しめます。
2020年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夏目漱石が英国留学中に発行されたユーモア小説。改めて夏目文学を読むとどこかしらに英国ユーモアの伝承を感じられるかもしれませんね。
2017年12月4日に日本でレビュー済み
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だらだらと話が進む。
ギャグがいまいち、切れがない。
途中リタイアしました。
ギャグがいまいち、切れがない。
途中リタイアしました。