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目まいのする散歩 (中公文庫 た 13-3) 文庫 – 1978/5/10

4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

第29回(1976年) 野間文芸賞受賞
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1978/5/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1978/5/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 209ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122005345
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122005341
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 11個の評価

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武田 泰淳
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
病を押して、残された自分の体力を推し量りながら、死に場所としても観る風景が出て来ます。残された自分の体力を確かめながら、若かりし頃の散歩、海外旅行での散歩を追憶してます。人生の味わい方を教えて頂きました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月29日に日本でレビュー済み
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あからさまではないおかしさが溢れている感じがする。妻・百合子とのかけあい素晴らしい。
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2012年9月16日に日本でレビュー済み
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武田泰淳は一つも読んだことがないのだが、夫人である百合子の作品「富士日記」や「犬が星見たーロシア旅行」などを見て、興味を持ちこれを読む。病気のため妻の口述筆記となった作家の、散歩という形式の人生論というか、そこに出てくる夫人のしっかりした様などよく描写され、無名の夫人の作品が夫の死後世に出た訳が頷ける。

安全な散歩?の章では、夫婦で行った「犬が星見たーロシア旅行」を泰淳として書かれたものだが、もちろん夫人の筆記によるものだから、写真を写しておけとの命令に、パチパチ撮ったが、フイルム入れ忘れを気付き、慌ててこっそり一人で出て撮り直す。と書いているのも夫人だから可笑しい。

金銭は女房任せなので大蔵大臣、電話の応対も彼女だから外務大臣等々ときて、唯一総理大臣の地位も怪しいもので、・・・「百合子得意の巻だな」という総理の述懐もそっくり、するすると口述筆記され・・・とは笑ってしまった。この時代の典型的な威張る男達の一人であることが窺えるが、文学者としては偉大であるらしい(読んでないので分らぬが)氏だが、山荘は夫人が一人で決め、送り迎えの免許も夫に内緒だったそうで、夫人に手も無く扱われて、喜んでいる様が微笑ましい。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年3月4日に日本でレビュー済み
 脳血栓を患った老作家・泰淳は、ふらつきつつ、妻に体を支えられつつ散歩を続けた。散歩中、とめどもなく流れ出る思考、妄想、思い出。鮮烈な印象で語られる愛妻の姿とその日常。そしてそれらを、字が書けなくなった泰淳のかわりに口述筆記したのは、妻その人であった。 
 このように入り組んだ形で成立している本エッセイ集には、八つの散歩が収められている。最後二つの散歩は、泰淳が愛妻と盟友竹内好と連れ立っていったロシア旅行の話であるが、この二つの話は、同行した愛妻が書いた旅行記(『犬が星見た ロシア旅行』武田百合子著、中公文庫)と是非あわせて読まれたい。泰淳がいかに妻を信頼しきっていたか、そして妻の方も泰淳をいかに信頼し大切にしていたかが、何気ない描写の端々から、よく伝わってくる。
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