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犬が星見た: ロシア旅行 (中公文庫 た 15-4) 文庫 – 1982/1/10

4.2 5つ星のうち4.2 38個の評価

生涯最後の旅を予感している夫武田泰淳とその友人竹内好のロシアへの旅に同行して、星に驚く犬のような心と天真爛漫な目とをもって、旅中の出来事・風物を克明に伸びやかにつづり、二人の文学者の旅の肖像を、屈託ない穏やかさでとらえる紀行。 読売文学賞受賞作。(本書を文庫化した中公文庫版のカバーコピーより) 本書は、昭和五十三年二月より十二月まで、雑誌「海」に連載されたものを単行本化したものである。 旅中の食事が克明に記録され(例:后一時、昼食<ホテル食堂>パン・シャシャリク・トマトときゅうり<紫蘇がきざんでかかっている>・おじや<羊肉入り。トマトケチャップの味>)ている。 何分ソ蓮時代のことゆえいずれも質素なメニューではあるが、なんとなく食べてみたくなるから妙である。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1982/1/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/1/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 340ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122008948
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122008946
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 38個の評価

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武田 百合子
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年12月22日に日本でレビュー済み
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私見ですが、武田百合子のこういう本は、時が経てまた読み返しても新鮮に読めます。これもきっとそうなると思います。日記だし、日記的にしか書いてないはずなのに、真似のできないこの人ならではの書体。才能なんでしょうねぇ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夫武田泰淳と友人竹内好の存在感は薄い。この二人の弥次喜多道中のような展開を予想したのだが、期待ははずれた。二人の代わりに存在感を放っているのが、大阪から単身参加した銭高老人。八十歳。この旅行記はこの人の個性でもっているといっても過言ではない。百合子さんもご老体の一挙手一投足から目が離せない様子である。老人の素性は旅行記ではさわりぐらいしか紹介されていないが、関西財界の大物。銭高という苗字からすぐにピンとくる方も多いのでは。昭和44年、ブレジネフ時代のソ連。当時は不気味な冷血国家というイメージしかなかったが、そんな国へ日本からツアーで行けたのかという驚きと、それ以上にシベリア鉄道を経由していろいろな日本人が欧州へ渡っていったという事実。そういえば『さらばモスクワ愚連隊』もこの頃の話だったかな。『さらばシベリア鉄道』はもう少し時代が下るが。北の国にはさらばが似合う。社会主義国のツアーなので博物館巡りのようなのが多く、庶民との触れ合いの場面があまりないのが旅行記としては残念だが、全体として極東から中央アジアにかけては明るいイメージ、レニングラード(そいういう都市がかつてあった)、モスクワはやはり寒い感じがする。季節は夏なのに。百合子さんはよくベトナム人に間違われる。当時はベトナム戦争でソ連が北ベトナムに肩入れしていたので、人の交流も多かったせいなのかもしれない。6月10日横浜発で6月30日にはストックホルムに抜ける。目くるめくような二十日間。旅行記としての盛り上がりには欠けるきらいはあるものの、八十歳の銭高老人をはじめとして生涯最後の旅を予感する夫とその友人らの織りなす旅には、若者のそれとは違った味わいがある。ただ一つ、八十歳の銭高老人をして単身ソ連旅行へと駆り立てた動機は何だったのか、著者なりの推測でもいいから述べてほしかったところである。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ありがとうございました。
まだ、読んでませんが。読むのを楽しみにしています。
2014年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士日記に比べると見劣りするかも知れません。 しかし、ロシアの食べ物などは興味深かったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新鮮な気分にさせてくれる紀行記です。使い古した形容詞や大げさな表現もない。失礼ですがいい意味で小学生の絵日記を文で表したような感じ。イキイキした描写です。自分も一緒に旅している感じになりました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月9日に日本でレビュー済み
紀行文を書くつもりで旅行したのではなく、
日記を数年後に本にしました、というだけあって、アラが目立ちます。
まず日付けがハッキリしないのが致命的。
朝食だの酒がいくらだとかはこまごま書いてるのに、一番大事な日付けが曖昧。
スケジュールについても、項目など無くただ出来事を羅列しているだけ、のあとに感想。
この感想が、感受性が豊かとか表現が素晴らしいとか評価されてるようですが
昭和の時代はこんな程度で賞がとれたのかと思ってしまうレベルです。
ガイドが気に入らないからと、その人に日本語でにっこり悪口をぶつけるなど著者の根性も悪く
読みながら感情移入できません。こういった行為を自分もやりたがる人が感情移入できるのでしょうか。

著者はこれを読みものであるとわかっていないのではないかと感じます。
出発時「花子は学校があるので見送りに来られず」と有りますが、この花子さんが誰かの説明はナシ。
家族と書いてあるし、通学する年齢ならおそらく著者夫婦の娘だろう、と推測はできますが。
また同行する「竹内さん」とは誰かの説明も無し。本の中で、長い付き合いの友人である事をにおわせる文はありますが
最後まで読んでもいったい何者なのか不明なままで終わります。後書きにも説明はナシ。
個人的に調べて、彼は中国文学者で文芸評論家でもある竹内好(たけうちよしみ)であること、
著者の夫と学生時代から長年にわたり友人であったことがわかりましたが、
「著作の中で不要な情報だからあえて書かなかった」わけではないようで、
そのへんがどうにも不親切な印象を受けてしまいました。

また個人的には、「ソ連時代のロシア」がどんなふうであったのかを知りたく思ったのですが
ガイドの女性が超肥満だったとかどうでもいいことばかりで
社会のあり方や仕事への考察といった、期待していた内容がなく、がっかりしました。
著者の夫も竹内さんも、左翼活動をしておられた方なのに、社会主義国を旅してのコメントはいっさいなしです。
(もしかしたら何か言ってたのかも知れませんが、著者がスル―したのかも)

日本人10人でのガイド付き団体旅行ですから、そうそう危険な事もないでしょうけど
治安についての言及はゼロ、盗難の心配もいっさいしてません。
非常に呑気な、人任せの観光旅行、というだけで面白みがありませんでした。
あと、著者も著者の夫もお酒飲み過ぎ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月26日に日本でレビュー済み
旅行記と思うと大きく失望します。 富士日記に見られる夫泰淳氏との日常生活が、中央アジアで、はたまた、ロシアの大地で繰り広げられます。 生活者の視点で旅行してゆく。 その中に、きらりと光る感性と夫への愛情がにじみ出る。 シブイ、渋すぎる旅行日記でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
引き込まれるような文章であっという間に読みました。
その時その時の情景が目に浮かぶようで
自分の一緒に旅している気分になれました。