40代の男で関西育ちの私が2022年12月にKindle版で読みました。
本書を読むまで船場文化という存在も知りませんでした。
四姉妹をはじめ、登場人物のどなたとも仲良くなれそうにありません。
それでも私の祖父母はもちろん、両親の世代にもギリギリ残っていた
関西方面の(と限定するべきか否か不明ですが)
価値観や美的感覚が本書の端々から感じられ面白く読みました。
現代の目線では違和感のある描写ばかりとは思うのですけれども、
なんとなく自分の祖父母世代がやり取りしている様子を思い浮かべると
スッと受け入れられる自分もいるのです。
関東生活が長くなり、その居心地の良さに慣れた今でも、
関西の良さを感じなおした作品です。
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細雪 (中公文庫 た 30-13) 文庫 – 1983/1/10
谷崎 潤一郎
(著)
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- ISBN-10412200991X
- ISBN-13978-4122009912
- 出版社中央公論新社
- 発売日1983/1/10
- 言語日本語
- 本の長さ936ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1983/1/10)
- 発売日 : 1983/1/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 936ページ
- ISBN-10 : 412200991X
- ISBN-13 : 978-4122009912
- Amazon 売れ筋ランキング: - 204,258位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2022年12月31日に日本でレビュー済み
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2023年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通は上下に分けるものを一冊にしてあるので読んでいく時作品の途上量がわかります。
2021年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
令和にはない時代の文化を感じ取れます。
読み出すと引き込まれていきます。
この時代が持つ日本人の普遍性がうまく分かり易く描かれていると思います。
当方、関西人で昭和の真ん中生まれ、両親が明治大正生まれでもあるので細雪を読んでいると懐かしいまったりとした気分と思いに駆られます。
読み出すと引き込まれていきます。
この時代が持つ日本人の普遍性がうまく分かり易く描かれていると思います。
当方、関西人で昭和の真ん中生まれ、両親が明治大正生まれでもあるので細雪を読んでいると懐かしいまったりとした気分と思いに駆られます。
2021年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川本三郎さんの著作を読了して、ひさびさに本編に浸りました‼️若い頃、鼻についた関西弁の語り口が、なんとも美しい調べのように感じられ、年々厳しくなっていった筈の世相をうっすらにじませながら、登場人物たちが生き生きと語り、思い、行動する。まさに狩野派の屏風絵巻のような味わいです‼️やはりこの世界を味わうには、年月が必要なのだなぁと気づかせてくれました‼️
2020年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほんの少し以前の日本
お伽話のようで やはりあったような話
大人になって読んでこそ
伝わってくる手触りを感じました
お伽話のようで やはりあったような話
大人になって読んでこそ
伝わってくる手触りを感じました
2022年1月15日に日本でレビュー済み
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この電子書籍は誤字脱字が多く、忙しいが亡しい、宝家が宝塚、二晩が一晩とか、かなり雑。
2022年1月14日に日本でレビュー済み
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内容のレビューは他のレビュアーに期待してください
文庫本派にとってこれはツラい!
届いてみてビックリ上下巻分の厚さがある!
携帯するにしても、読み更けるにしても帯に短し襷に長し どうもギクシャクしてしまう。
文庫本派にとってこれはツラい!
届いてみてビックリ上下巻分の厚さがある!
携帯するにしても、読み更けるにしても帯に短し襷に長し どうもギクシャクしてしまう。
2018年2月6日に日本でレビュー済み
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細雪は 学生時代に一度ザッと読んだきり。
上流社会のお嬢様の見合い話がエンエン続く、という
印象しか残らず、途中で放り出して、今に至りました。
とうに50歳を超えて、昔はおもしろくなかった夏目漱石や
太宰治がシミジミと感じるようになったので、丁度NHKで
ドラマが始まった事もあって、今回はKindleで再挑戦。
いや、おもしろかった。
今更ながら、谷崎のすごさがわかりました。
小さな活字が苦しいお年頃には、文字拡大ができて、
画面の明るさも調節できるのは、大変ありがたい。
電車内でもベッドの中でもサクサク読めました。
しかも この価格。(書籍の1/3かな?)
ありがとね、Kindle !
上流社会のお嬢様の見合い話がエンエン続く、という
印象しか残らず、途中で放り出して、今に至りました。
とうに50歳を超えて、昔はおもしろくなかった夏目漱石や
太宰治がシミジミと感じるようになったので、丁度NHKで
ドラマが始まった事もあって、今回はKindleで再挑戦。
いや、おもしろかった。
今更ながら、谷崎のすごさがわかりました。
小さな活字が苦しいお年頃には、文字拡大ができて、
画面の明るさも調節できるのは、大変ありがたい。
電車内でもベッドの中でもサクサク読めました。
しかも この価格。(書籍の1/3かな?)
ありがとね、Kindle !