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ザ・ライト・スタッフ: 七人の宇宙飛行士 (中公文庫 M 215) 文庫 – 1983/11/1
- 本の長さ520ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1983/11/1
- ISBN-104122010713
- ISBN-13978-4122010710
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1983/11/1)
- 発売日 : 1983/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 520ページ
- ISBN-10 : 4122010713
- ISBN-13 : 978-4122010710
- Amazon 売れ筋ランキング: - 398,381位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の知っているノンフィクション、という形とは大いにことなっていて、その文章と構成に圧倒されました。自由闊達に書きたいものを書いている、と思います。
2018年12月13日に日本でレビュー済み
こんな名著が絶版なんて……。
著者トム・ウルフの語り口がクドい! でも! それが良い!!(それが良いのだ!)
こんな感じのクドさで、読者をグイグイと惹きつけながら、内容そのものも実に素晴らしいものだった。
アメリカとソ連による宇宙競争の最初期を描いたノンフィクションで、宇宙工学その他の専門知識なんてなくても存分に楽しめた(いいか、存分に楽しめたんだぞ!)。
Kidle化される日が来るのかもしれないが、書籍として手元に置いておきたい一冊。
著者トム・ウルフの語り口がクドい! でも! それが良い!!(それが良いのだ!)
こんな感じのクドさで、読者をグイグイと惹きつけながら、内容そのものも実に素晴らしいものだった。
アメリカとソ連による宇宙競争の最初期を描いたノンフィクションで、宇宙工学その他の専門知識なんてなくても存分に楽しめた(いいか、存分に楽しめたんだぞ!)。
Kidle化される日が来るのかもしれないが、書籍として手元に置いておきたい一冊。
2017年2月9日に日本でレビュー済み
30数年前、航空ジャーナル誌の書評欄で当時の編集長であった中村浩美氏より紹介されていたのを目にし、直ぐに本屋に探しに行った事を覚えています。
ライトスタッフのピラミッドの頂点にいる人間たち、、エドワーズや精鋭部隊のパイロットから見ると、大陸間弾道弾のてっぺんでカプセルの中に押し込められ、ただじっとしているだけの哀れな被験者。しかも きわめつけは、「初飛行は猿が行う」。これが飛行士と言えるのか?
しかし、世間はそうは思わなかった。
ソ連に対抗する一騎打ちの戦士として一躍脚光を浴び、LIFE誌の表紙を飾る彼らに、ライトスタッフの秩序が崩れさる。
後半、中弛みするが、前半は素晴らしい!。後に映画化されましたが、ハリウッド映画以上でも以下でもなし。
ライトスタッフのピラミッドの頂点にいる人間たち、、エドワーズや精鋭部隊のパイロットから見ると、大陸間弾道弾のてっぺんでカプセルの中に押し込められ、ただじっとしているだけの哀れな被験者。しかも きわめつけは、「初飛行は猿が行う」。これが飛行士と言えるのか?
しかし、世間はそうは思わなかった。
ソ連に対抗する一騎打ちの戦士として一躍脚光を浴び、LIFE誌の表紙を飾る彼らに、ライトスタッフの秩序が崩れさる。
後半、中弛みするが、前半は素晴らしい!。後に映画化されましたが、ハリウッド映画以上でも以下でもなし。
2015年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「アポロ13号」を読んでその前の合衆国の宇宙ロケット開発はどうだったのか知りたくて読みました。1950年代〜1960年代の話。競争心旺盛で「飛ぶ飲む乗る」の軍の飛行機野郎たちが自分のキャリアを気にしながら宇宙飛行士に応募し、マーキュリー計画(ひとり乗り弾道・地球周回軌道飛行)の最初の7人として選ばれる。宇宙飛行士たちは飛ぶ前から合衆国の英雄として持ち上げられる。先行するソ連に追い付こうと躍起になる合衆国の宇宙ロケット開発の黎明期が面白いエピソードと共に楽しめました。
著者は6年間取材して6ヶ月経ったところで奥さんに完成していると言われて筆を置いたそうですが、著者が当初考えていた通りにジェミニ計画(二人乗り)とアポロ計画(三人乗り・月面着陸)も出して欲しかったです。
技術者には焦点が当たっていないので、フォン・ブラウンがいながらなぜ初期のロケット技術がソ連に比べてかなり劣っていたのかという疑問は残りました。合衆国が当初宇宙飛行に焦点が当たっていなくて予算もそれほど付けていなくて出遅れただけかもしれませんが。
著者はニュージャーナリズムをうたって執筆活動をしているそうですが、内容は「人間」対「科学技術」というより、「人間」対「社会」の、事実ベースの文学という感じもします。
著者は6年間取材して6ヶ月経ったところで奥さんに完成していると言われて筆を置いたそうですが、著者が当初考えていた通りにジェミニ計画(二人乗り)とアポロ計画(三人乗り・月面着陸)も出して欲しかったです。
技術者には焦点が当たっていないので、フォン・ブラウンがいながらなぜ初期のロケット技術がソ連に比べてかなり劣っていたのかという疑問は残りました。合衆国が当初宇宙飛行に焦点が当たっていなくて予算もそれほど付けていなくて出遅れただけかもしれませんが。
著者はニュージャーナリズムをうたって執筆活動をしているそうですが、内容は「人間」対「科学技術」というより、「人間」対「社会」の、事実ベースの文学という感じもします。
2015年9月23日に日本でレビュー済み
物語の大半はProject Mercuryが占める。そしてその主要メンバーMercury Sevenに光が当てられる。飛行は6回。1: Alan Bartlett Shepard Jr.によるアメリカ初の有人宇宙弾道飛行。2: Virgil Ivan "Gus" Grissomによる二回目。3: John Herschel Glenn Jr.によるアメリカ初の地球周回飛行。4: Donald Kent "Deke" Slaytonの代わりに飛んだScott Carpenterの科学飛行。5: Walter Marty Schirra, Jr.による工学飛行。6: Leroy Gordon Cooperによるアメリカ初の1日以上の宇宙滞在。このうち、グレンとクーパーの時は全国で盛大なパレードなどひどく盛り上がったようだ。Sputnik crisisによるSpace Raceの最盛期とも言えよう。実際、この時にNASAが発足し、John Fitzgerald Kennedyによる「landing a man on the Moon」計画の開始がある。
読後に調べ上げた上記のことだけであれば、題名は「マーキュリー計画」でも良いようにも思える。しかし、小さい頃に図鑑で見た覚えのあるX-planesによる実験飛行もまた紹介されている。そのパイロットであったCharles Elwood "Chuck" Yeagerらも作品を主導し、あくまでThe right stuffが主眼であるようだ。
30年前の本であり、行間の狭い小さな活字の文庫本でありながら分厚く、読み応えはある。その一方で、かなり長いので先の7人を混同しがちであった。
ニューヨークがアメリカ内では香港のように異国扱いであったり、マーキュリーの終焉を持ってして冷戦の終わりとするなど、筆者を通して、当時のアメリカ人の感性に触れられ、ある一面でアメリカ現代史の資料とも言える。
読後に調べ上げた上記のことだけであれば、題名は「マーキュリー計画」でも良いようにも思える。しかし、小さい頃に図鑑で見た覚えのあるX-planesによる実験飛行もまた紹介されている。そのパイロットであったCharles Elwood "Chuck" Yeagerらも作品を主導し、あくまでThe right stuffが主眼であるようだ。
30年前の本であり、行間の狭い小さな活字の文庫本でありながら分厚く、読み応えはある。その一方で、かなり長いので先の7人を混同しがちであった。
ニューヨークがアメリカ内では香港のように異国扱いであったり、マーキュリーの終焉を持ってして冷戦の終わりとするなど、筆者を通して、当時のアメリカ人の感性に触れられ、ある一面でアメリカ現代史の資料とも言える。
2000年11月27日に日本でレビュー済み
この本は宇宙開発が進むに連れて脚光を浴びて行く宇宙飛行士達とその進行と共に意義を失って行くエースパイロット・イェーガーとを並べて話を進められる、アメリカ宇宙開発の黎明期の話です。一気に読むには、著者のトム・ウルフの文体はキツイでしょう。しかし、アメリカ屈指の文筆家の描く宇宙飛行士像はとてもシニカルでスパルタンですが、宇宙飛行士と言えども、家族がおり・泣きも笑いもする地に足を付けた「人」であることを印象付ける内容になっています。また、わかっている事実や取材で得られたこと以外は極力 排除したようなのでルポタージュとしても読めます。