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宦官: 側近政治の構造 (中公文庫 M 216) 文庫 – 1983/11/1

4.0 5つ星のうち4.0 50個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1983/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1983/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122010748
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122010741
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 50個の評価

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三田村 泰助
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んで面白いかったので、再読したく購入しましたが、新本ではと思う程良でした。
2023年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白く読みました。 中国を中心とする各国にこういう人達が、 存在したということは、 驚きです。 日本にも戦国時代を中心として、 権力争いには兄弟までも殺害し合い、 そして現代にもウクライナ侵略など、 人道的には、 看過できないことが、 横行しているのですから、 その昔そういう人種が存在したということは納得せざるを得ないのかなとは、 思います。 それとこの本は、 学者先生がお書きになられているためか、 快楽の面、 そういう存在を無視して、 性行為をしたということは、 一切述べられていないことが、 不思議です。 まあ自明の理ということでしょうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
改版は字が大きくなっていて読み易くなっていますけど、41ページの

福建では契弟がひそかに別の男と不義を
結ぶことを意味する「 」という奇
妙な文字が特別に作られたほどである。

というところの「」の中が空白で、旧版にはあった文字が無かったのが、とても残念でした。買うなら旧版がオススメかも。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本によれば日本には宦官の風習が伝わらなかったそうだが、明治まで日本では肉も食べなかったわけだが、この両者に関係はあるのであろうか?たとえば仏教の影響
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月2日に日本でレビュー済み
本書は、宦官という特異な制度(去勢した男性を重要側近として登用する)を入り口として、中国の側近政治の構図を、歴史的に重要な時点に絞りながら見ていく本である。
タイトルは「宦官」だし、実際宦官という人間の状況や一生も出ているが、特に後半は外戚、官僚と三つ巴になって誰が帝を動かすかという争い(もちろんそれぞれの内部争いもある)になってくる。

まず宦官という人間の話で、去勢の方法から、声がしわがれる話、出世時や死ぬとき(埋葬時には体が欠けているとよくないとされている)に切断した男性器が必要となる話(ない人はどこかから高値で買ってくる)などが出ている。
もともとは宦官は制圧した異民族を宦官にしたことが最初のようであり、異民族や半植民地地域(嶺南など)、貧しい地域(福建など)は供給源だった。あとは宮刑も供給源だった。また、唐から明にかけては一攫千金の出世を夢見て自宮するものも多数現れた。

宦官は「欠けたもの」であるため外の世界に居場所がなく、それが同じく天にのみ尽くすことを義務とされている帝と一心同体となりうる存在とされている(建前の話だが)。
後宮に入れるのは宦官を除くと女性たち(后・妃)だけで、官僚は入れなかった。貞節の観点からも去勢した宦官は許されたわけである。ここに、宦官が情報伝達を独占して帝をコントロールする道が開けると同時に、なぜ宦官と外戚が影響を強く及ぼしたかの理由がある。

側近政治の状況としては、本書では特に、漢、唐、明の3つの時代を取り上げている。
漢の最初は呂后の女系が猛威を振るう。また漢の時代に儒教が広げられ、これは儒家と宦官の対立を後に引き起こす。元帝の庇護から、ついには神秘主義(陰陽五行説)を正当化に王莽(女系外戚の系統)が政権簒奪を行い、前漢が滅ぶ。
後漢では、宦官に内外の連携を禁じてコントロールしようとしたが、これは失敗に終わる。外戚の側は竇氏が専制をふるい、帝も周りが竇氏側近で固められてしまったので苦戦したが、最終的には和帝は宦官の鄭衆の助けにより竇氏を滅ぼす。ここから宦官の上昇が起きる。順帝のクーデター後は宦官支配が確立する。
こうした血みどろの戦いは、のちの時代についてもいろいろと書かれている。宦官は皇帝をお飾りにして自分たちが実験を握る、というのが、宦官支配の時代のよく見られる構造である。

宦官というそそられる話題だが、中身はやや駆け足に中国側近政治を見ていくという感じの本である。
割と読みやすく面白く書かれてはいるが、人が目まぐるしく出てきては退場していくので、最低限の中国史には慣れてないと追いつくのはやや大変かもしれない。
宦官という特異な人間への猟奇趣味ではなく、真面目な政治構造の本として読まれるべき一冊であろう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月15日に日本でレビュー済み
宦官誕生の背景、そして弊害について極めて詳細な史実に基づいて記述されている。深く学びたい場合には、とりあえず基本事項として本書を読んでから他の書物を参照されるとよいかもしれない。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 読んだことが自分の中で整理がとてもし難いです。私に問題があるのかもしれませんが。
2010年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
律令制度、科挙制度とあらゆる中国古代の制度を取り入れたにも拘らず、唯一
刑罰としての宮刑及び宦官制度も採用しなかった先人の智恵に日本人の人間性に対する細やかな機微を感じました。その意味では一読の価値があります。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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