1977年に人文書院から出た単行本の文庫化。
著者は昭和天皇の侍従長などを務めた人物。エッセイの名手としても知られた。
本書は、昭和45-52年くらいに書かれた随筆をまとめたもの。ごくごく短いものが多い。
自分の父親や養祖父、先祖である冷泉家のことに触れた文章が目立つ。家を存続させるための苦労とか、ぎりぎりのラインでの金のやりくりとか、京都の(貧乏な)公家の近代を見るようで面白い。
そのほか、侍従長としての生活、那須の御用邸での日々、酒についてなど。
ほかの作品に比べると、やや味わいに乏しいように感じた。
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余丁町停留所 (中公文庫 M 62-9) 文庫 – 1986/1/1
入江 相政
(著)
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1986/1/1
- ISBN-104122012929
- ISBN-13978-4122012929
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1986/1/1)
- 発売日 : 1986/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 232ページ
- ISBN-10 : 4122012929
- ISBN-13 : 978-4122012929
- Amazon 売れ筋ランキング: - 870,553位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,405位中公文庫
- - 13,286位近現代日本のエッセー・随筆
- - 36,231位評論・文学研究 (本)
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