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回顧七十年 (中公文庫 M 345) 文庫 – 1987/7/1
斎藤 隆夫
(著)
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1987/7/1
- ISBN-104122014417
- ISBN-13978-4122014411
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1987/7/1)
- 発売日 : 1987/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 313ページ
- ISBN-10 : 4122014417
- ISBN-13 : 978-4122014411
- Amazon 売れ筋ランキング: - 588,058位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 314位統計法・人口統計・資源統計
- - 3,992位中公文庫
- - 37,776位歴史・地理 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月4日に日本でレビュー済み
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迅速、美品
2016年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、1995年に産経正論保守論客を代表する中村粲の「大東亜戦争への道」を購読したものの中村の「大東亜戦争は日本が遂行した防共の聖戦」史観に全く納得できなかった。そこで自分で戦史の調査を開始し、3年後に晩年の岸信介に大きな衝撃を与えた幻の名著「戦争と共産主義-昭和政治史秘録」(三田村武夫著/民主制度普及会、1950年初版発行)の復刻版「
大東亜戦争とスターリンの謀略-戦争と共産主義 (自由選書)
」を発見入手して、ようやく中村史観に納得できなかった自分に納得でき、また支那事変長期化の真因が、参謀本部の早期和平方針を粉砕した第一次近衛声明に連動した汪兆銘政権樹立工作であったことを理解できた。
私が中村粲の見解に覚えた違和感は、斎藤隆夫の「支那事変処理に関する質問演説(昭和15年2月2日)」の「官報速記録より削除せられたる部分」中の汪兆銘工作に対する批判とほぼ同じであった。そして汪兆銘工作の本当の目的は斎藤代議士が警告した汪工作の危険性そのものであった。
斎藤隆夫の「支那事変処理に関する質問演説(昭和15年2月2日)」と、「尾崎秀実、西園寺公一が雑誌等に論文を執筆して汪兆銘工作が日本の執るべき唯一の道であることを強調していた」という犬養健の証言(昭和十七年四月二十一日、現代史ゾルゲ事件4巻)を裏付ける公論昭和十四年十一月号「汪精衛政権の基礎」( 尾崎秀実著作集第2巻 )と、戦時の衆議院代議士として戦争の深い渦中を目撃し体験した三田村武夫の戦争と共産主義-昭和政治史秘録を併読する者は、朝日新聞社と社会大衆党と陸軍の一部がヒステリーを起こして斎藤代議士を排撃した本当の理由、ゾルゲ機関の謀略活動、近衛内閣の軍事外交内政の真の目的、東亜新秩序の隠れた意味、近衛文麿の正体、そして大東亜戦争の真実を理解できる。
私が中村粲の見解に覚えた違和感は、斎藤隆夫の「支那事変処理に関する質問演説(昭和15年2月2日)」の「官報速記録より削除せられたる部分」中の汪兆銘工作に対する批判とほぼ同じであった。そして汪兆銘工作の本当の目的は斎藤代議士が警告した汪工作の危険性そのものであった。
斎藤隆夫の「支那事変処理に関する質問演説(昭和15年2月2日)」と、「尾崎秀実、西園寺公一が雑誌等に論文を執筆して汪兆銘工作が日本の執るべき唯一の道であることを強調していた」という犬養健の証言(昭和十七年四月二十一日、現代史ゾルゲ事件4巻)を裏付ける公論昭和十四年十一月号「汪精衛政権の基礎」( 尾崎秀実著作集第2巻 )と、戦時の衆議院代議士として戦争の深い渦中を目撃し体験した三田村武夫の戦争と共産主義-昭和政治史秘録を併読する者は、朝日新聞社と社会大衆党と陸軍の一部がヒステリーを起こして斎藤代議士を排撃した本当の理由、ゾルゲ機関の謀略活動、近衛内閣の軍事外交内政の真の目的、東亜新秩序の隠れた意味、近衛文麿の正体、そして大東亜戦争の真実を理解できる。
2018年4月3日に日本でレビュー済み
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著者<斉藤隆夫>生まれ、志し、人となり、実績とその受け取られ方を察すれば、今現在の政治屋(決して政治家では無い)にせめて少しでも爪の垢を煎じて賞味して身につけてもらいたい、が正味の読後感です。 まあ今のいずれの二世、三世の政治屋や、まして選挙のための政治家目指した当選人には決っしてその著者の本懐は理解もされないし取り入れられることもないように感ぜられた。旧くしてかつ今なお新鮮<21世紀に通じる>な骨太の一政治家の歩んだ道、と思う。
2013年7月13日に日本でレビュー済み
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氏を尊敬しています。
あの戦時下にこれほどの演説家がいたこと自体が奇跡的。
あの戦時下にこれほどの演説家がいたこと自体が奇跡的。
2019年9月20日に日本でレビュー済み
昭和23年の回顧なので、やや牽強付会かなと思う部分もありますが、それを差し引いても気骨のある立派な政治家だったなと思います。何より論旨がブレず曖昧さがない。「きれいごとばかり言ってる」との批判があるかもしれませんが、私は政治家の命は言葉であるということを強く再認識しました。もっと評価されてよい政治家です。
昭和11年の「粛軍演説」と昭和15年の「志那事変処理に関する質問演説」全文が収録されています。この程度の演説の一部が速記録より削除され議員を除名されるとは、いかに当時の政治が病んでいたかを想います。
昭和11年の「粛軍演説」と昭和15年の「志那事変処理に関する質問演説」全文が収録されています。この程度の演説の一部が速記録より削除され議員を除名されるとは、いかに当時の政治が病んでいたかを想います。