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隋の煬帝 (中公文庫 M 227-5) 文庫 – 1987/9/1
宮崎 市定
(著)
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1987/9/1
- ISBN-104122014557
- ISBN-13978-4122014558
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1987/9/1)
- 発売日 : 1987/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 270ページ
- ISBN-10 : 4122014557
- ISBN-13 : 978-4122014558
- Amazon 売れ筋ランキング: - 165,102位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
煬帝(塚本青史著)で頭が混乱したので、続けて宮崎市定著の隋の煬帝を読み、五胡十六国から南北朝時代が如何に混沌とした時代であったかが漸くはっきりしました。今の時代もよく似たカオスに近い状況にあることに気付かされます。歴史から何かをまなばなければ・・・。
2016年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
煬帝が暴君なのは知っていましたが、予想通りの駄目っぷりでした。最初から最後まで著者に誉められることなく死んでしまいます。
そんなエピソードの合間に、[凡庸な人物ほど、うぬぼれと虚栄心が強いものだ]とか[無能な人間ほど猜疑心が強い]とか宮崎氏の容赦ない突っ込みが入ってなかなか痛快です。
とはいえ、大概の人にも、部分的に、程度の差こそあれ、煬帝と同じような弱い部分があるのも事実。
江都に逃げ落ちた煬帝が、皇后にらしからぬ弱気な発言をしたところは、若干同情してしまいました。
悪い意味で人間味のある人だったのかなと思います。
そんなエピソードの合間に、[凡庸な人物ほど、うぬぼれと虚栄心が強いものだ]とか[無能な人間ほど猜疑心が強い]とか宮崎氏の容赦ない突っ込みが入ってなかなか痛快です。
とはいえ、大概の人にも、部分的に、程度の差こそあれ、煬帝と同じような弱い部分があるのも事実。
江都に逃げ落ちた煬帝が、皇后にらしからぬ弱気な発言をしたところは、若干同情してしまいました。
悪い意味で人間味のある人だったのかなと思います。
2024年1月18日に日本でレビュー済み
作者の作品は面白いので買います。
中国史の専門家みたいですが、普通に読んでも面白い。
中国史の専門家みたいですが、普通に読んでも面白い。
2010年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の宮崎氏は、中国史を読んでいるとしばしば参考文献などに出てくるその道の大家。私はこの本で初挑戦でした。
内容的には煬帝のみでなく、その父祖の時代にさかのぼった隋という国をめぐる興亡記を、後代の小説などによらず、史書などにより出来るだけ潤色を加えずに描こうとしたもの。研究書ではないので、物語を読む感覚でサクサク読めます。
底本は昭和40年刊「隋の煬帝」(人物往来社、中国人物叢書)。それに昭和34年に「史学研究」に掲載された「隋代史雑考」を併録したものです。
実は研究書を期待して買ったので、本編の物語部分はちょっと「ふーん……」という感じでした。隋代だけを取り上げて1冊、という本は他になかなかないので、その意味では貴重ですが、昭和40年のものですし、失礼ですがさすがに古いかなー、と思われる部分もある。
でしたが、最終章に至り、まとめに入るにいたってものすごく面白くなってきました。
それまで人物の運命を中心に語られてきたいろいろな事柄が、違う光を当てられて輝きだすというか。
また併録の「隋代史雑考」が面白い!四篇あって、どれも割と細かいテーマなのですが、論旨がすっきりしていて分かりやすい。堪能いたしました。
その部分でポイント復活、買って悔いなし!という感じです。
概説書なども読んでバランスを取ったほうが良いと思いますが、隋に興味があれば面白いのでは。
内容的には煬帝のみでなく、その父祖の時代にさかのぼった隋という国をめぐる興亡記を、後代の小説などによらず、史書などにより出来るだけ潤色を加えずに描こうとしたもの。研究書ではないので、物語を読む感覚でサクサク読めます。
底本は昭和40年刊「隋の煬帝」(人物往来社、中国人物叢書)。それに昭和34年に「史学研究」に掲載された「隋代史雑考」を併録したものです。
実は研究書を期待して買ったので、本編の物語部分はちょっと「ふーん……」という感じでした。隋代だけを取り上げて1冊、という本は他になかなかないので、その意味では貴重ですが、昭和40年のものですし、失礼ですがさすがに古いかなー、と思われる部分もある。
でしたが、最終章に至り、まとめに入るにいたってものすごく面白くなってきました。
それまで人物の運命を中心に語られてきたいろいろな事柄が、違う光を当てられて輝きだすというか。
また併録の「隋代史雑考」が面白い!四篇あって、どれも割と細かいテーマなのですが、論旨がすっきりしていて分かりやすい。堪能いたしました。
その部分でポイント復活、買って悔いなし!という感じです。
概説書なども読んでバランスを取ったほうが良いと思いますが、隋に興味があれば面白いのでは。
2021年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者が中国歴史家の泰斗と聞き、さぞ難解な文章かと思いきや、平易でありながら、時折吹き出してしまうような可笑しな表現もあって、ぐいぐいと引きこまれてしまい、時間を忘れさせてくれる。
久方振りに充実した読後感を味わえる素晴らしい本です。
久方振りに充実した読後感を味わえる素晴らしい本です。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この金額で買えて満足です!
楊堅は努力して隋を築いたが、二代目煬帝で終わる!
この世でもこの構図は変わらないなあ!
人間は子供のころから努力や挫折や経験が大切だとしみじみ思う!
楊堅は努力して隋を築いたが、二代目煬帝で終わる!
この世でもこの構図は変わらないなあ!
人間は子供のころから努力や挫折や経験が大切だとしみじみ思う!
2011年12月4日に日本でレビュー済み
隋の楊堅から煬帝までの時代とその周辺人物を書いた良書。隋と同時代の人物について知りたい場合はお勧めの一冊。
宮崎さんの作品の中では人物に重きを置いた本だと思う。権力者を見てその時代を知るタイプの私には良い本だった。
宮崎さんの作品の中では人物に重きを置いた本だと思う。権力者を見てその時代を知るタイプの私には良い本だった。
2016年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古品としては美麗で、読んで気持ちが良かった。価格が2円(送料別)というのは信じられない。
書籍の内容も大変面白く、購入目的を満足するものだった。
書籍の内容も大変面白く、購入目的を満足するものだった。