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ベトナム難民少女の十年 (中公文庫 ト 5-1) 文庫 – 1992/2/1

4.5 5つ星のうち4.5 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1992/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1992/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 225ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122018803
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122018808
  • カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本

2003年8月3日に日本でレビュー済み
中国系ベトナム難æ°'の定住にé-¢ã-て。ã"の人は難æ°'ã‚'助ã'る会の奨学é‡'å-給è€...である。医学部ã‚'å'業ã-、医è€...になり、æ-¥æœ¬å›½ç±ã‚‚å-å¾-ã-たという一種のサクセスストーリーではある。
ただ、ベトナムにおã'るå...±ç"£ä½"制のありæ-¹ã«ã¯ç·é€£ã¨æ¯"較ã-て非常にå...±æ„Ÿã‚'覚える。
ã"の本の構成è€...自ä½"批判ã-ているが、左翼系の人é-"がベトナムã‚'解æ"¾ãªã©ã¨æ±ºã‚ä»˜ã'、難æ°'ã‚'æ"¯æ'ã-てã"なかったのは欺瞞もç"šã ã-い。
それはともかく、中国系というã"とで漢å­-の知識があるので、æ-¥æœ¬èªžã®å­¦ç¿'が非中国系とはæ¯"較にならないほど難æ˜"度が減å°'ã-たというã"とがいえよう。そうã-た言語のç¿'å¾-が定住に決定的要因であるã"とã‚'示すものである。
è'-è€...が述べるようにそうã-たæ-¥æœ¬ã¨ãƒ™ãƒˆãƒŠãƒ ã®ã‚¢ã‚¸ã‚¢ã¨ã-てのæ-‡åŒ-的類似性というのは豪とã!®æ¯"較においても大きな意å'³ã‚'持つだろう。
さらに難æ°'ã‚'助ã'る会の奨学é‡'å-給も見逃せない要ç' ã§ã‚る。中国系、æ-‡åŒ-的差異、æ°'é-"団ä½"のæ'助という要ç' ãŒæœ¬æ›¸ã‹ã‚‰è€ƒãˆã‚‹ã"とが出来よう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月17日に日本でレビュー済み
タイトルだけ見るといかにも共産主義体制下の暗い話を想像しがちですが、本書の大半は著者の日本での半生について記されています。著者は15歳で家族とともに日本に亡命し、日本の中学・高校・大学を経て、現在は医者として日本に定住しています。
本書によれば、ベトナム戦争終結から15年後までに、日本に定住したインドシナ難民は約6000人。そのうち7割がベトナム出身で、残りはカンボジアとラオスの出身者が半々。本書が書かれたのは1990年なので、現在ではさらに定住者が増えているとは思いますが、それでも難民の受入国として十分でないことは言うまでもありません。数十万単位で受け入れている欧米諸国とは比べ物にならず、受け入れられても、学業や就職において、日本では様々な悪条件が難民に対して付きまとうことが多い。カンボジア出身者が中学や高校で苛めに合った話は本書以外で度々目にしますし、バブル期に受け入れた外国人労働者がバブル崩壊後に真っ先に切り捨てられた事実などは、この国がいかにアウトサイダーを許容しない国であるかを、如実に示していると言えます。
そうした暗い話をよく聞いていただけに、本書の内容には温かみがあります。中学・高校での先生や友人、トラン一家の生活を支援した地元企業など、著者と交流した日本人には温かみのある人が多く、読んでいて嬉しくなりました。色々問題はありますが、日本も少しずつ変わり始めているようです。
インドシナ難民の数は以前より減りましたが、今後も多くの北朝鮮難民が流出するでしょうし、日本も官民問わず支援しなければならないのは事実です。難民を受け入れるだけでなく、彼らが難民ではなく1人の日本人として不自由なく定住できる国家をどのように築くのか。色々考えさせられる1冊です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート