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赤頭巾ちゃん気をつけて (中公文庫 し 18-7) 文庫 – 1995/11/1

4.0 5つ星のうち4.0 207個の評価

第61回(昭和44年度上半期) 芥川賞受賞
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社; 改版 (1995/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 202ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122024676
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122024670
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 207個の評価

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庄司 薫
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内田貴教授の法学入門で紹介されていたので読んでみた。饒舌な口語体は今でこそありふれているが、当時は斬新だったらしい。内容は、ところどころ面白い。あの時代にその年代だった人達には「刺さった」のも、何となくわかるような気もする。
2019年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページ数は少ないですが読み終えるのに少し時間がかかりました。
文体は嫌いではないのですが、中盤にとりとめもない心情が続くのにうんざりしてしまいました。
序盤の女医さんや後半の物語が動き出す部分の展開の変化には惹きこまれました。
他の色が手に入らないのが残念です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月12日に日本でレビュー済み
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高校1年生の時に、大学を出て間もない若い女の国語の先生から勧められました。
私の高一は、1969年、ちょうど初版の発行年です。
同年に「さよなら怪傑黒頭巾」、高三の時に「白鳥の歌なんで聞こえない」と続きました。

軽やかな会話体で、とても共感したのを覚えています。
でも、一文一文が長く、とても難しく感じたのも事実です。
初めて読んだ一般向けの本だったかもしれません。

ビニールカバーの下に、次の帯。
「女の子にもマケズ、ゲバルトにもマケズ、男の子いかにいくべきか。
さまよえる現代の若者を爽やかに描く新しい文学の登場!」

そして、三島由紀夫の紙の帯。
「庄司薫氏の『赤頭巾ちゃん気をつけて』は、才能に溢れた作品で、深沢七郎氏の名作『東京のプリンスたち』を思はせる。
過剰な言葉がおのづから少年期の肉体的過剰を暗示し、自意識がおのづからペーソスとユーモアを呼び、一見濫費の如く見える才能が、実はきはめて冷静計画的に駆使されてゐるのがわかる。
『若さは一つの困惑なのだ』といふことを全身で訴へてゐる点で、少しもムダのない小説といふべきだらう。」

まさにビッタリでした。

寡作の著者ですが、何回か改版をし、あとがきを追加しています。
オリジナル版には「翌日読んでもらいたいささやかなあとがき」。
このKindle版は「四半世紀たってのあとがき」。
途中、「あわや半世紀のあとがき」というのもあったような気がします。
作者の思い入れが強いんだぁ〜と思いました。

社会人になってから、舞台となった銀座の旭屋書店にもよく行きました。
(だいぶ前になくなってしまいましたが・・・)

 この中公文庫の「赤・黒・白・青」の四部作の装丁は、統一されていて、オリジナルとは違っています。
「赤頭巾」が最もオリジナルに近い印象がありますが、オリジナルの方が良かったなぁ。
(253)
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月31日に日本でレビュー済み
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迅速かつ無駄のない梱包でした。商品も説明通りです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年4月9日に日本でレビュー済み
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赤ずきんさんと同じ卒業生でし
2017年7月6日に日本でレビュー済み
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 この小説はサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』(1964年、野崎孝氏による翻訳)からの盗作です。庄司氏はこれに先立つ1958年に『喪失(旧題・『白い瑕瑾』)』で中央公論新人賞を受賞しており、この作品にも受賞当時から盗用疑惑がかかっています(こちらのサリンジャーの翻訳は1952年の橋本福夫氏によるもので、邦題は『危険な年齢』です)。私にとってわからないのは『喪失』で中央公論新人賞を受賞したのが1958年、『赤頭巾ちゃん気をつけて』で芥川賞を受賞したのが1969年だということ。芥川賞は将来性のある「新人」の「第一作」に与えられるという原則から外れています。
 そして内容について。「小説なんだから」と認めようとしても「これは禁じ手だろう」という部分があります。読者はなんとなく自分を作中の「ぼく」と同化して、東京大学が入試を取り止めたため縋るあてどなく騒々しく埃っぽい都会を彷徨します。読者は「ぼく」と自分を一体化してその痛みや苦しみを共に味わおうとします。けれど、無駄です。この小説は「嘘だピョン」なのです。現実には東大紛争時の著者は32歳です。芥川賞をとった勢いで、18歳の「ぼく」を主人公とした連作をものしています。入手不可能なので読めませんが、「挫折」して「軽やかな」生活をしているのであろうと想像せられます。
 こうした文を10年後に引き継ぐのが村上春樹で、彼の「手クセ」で読ませる文体であるとか、文中に「タネ」(ツヴィリンクの爪切り、セル/クリーヴランド管の「シンフォニエッタ」など)を仕込んでくるとかいった感覚は庄司薫を彷彿させます。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年6月5日に日本でレビュー済み
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学生の頃も、社会人になってからも、何となく自分はこれでいいのかみたいなことを考えるたびに手に取って、そして最後に少しだけ嬉しくなりながら、よっしゃ頑張ろう(何を)と思える本。
また何度も読むんだろうなぁ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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