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発売元 うなさか書房
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コメント: 初版・帯無し・頁に微ヤケがあります。* ドアポストにも入るコンパクトな梱包で発送致します。明治八年、商法講習所の教師として招かれた父親にしたがい、十四歳のクララは一家とともに来日する。のち勝海舟の三男・梅太郎と国際結婚、一男五女をもうけ、明治三十三年にアメリカへ帰国するまで、大小のノート十七冊に及ぶ日記を遺した。上巻では来日より明治十一年七月十八日までの日記を収録、純粋な少女の目に映った当時の日本の風俗、勝海舟ら明治の礎を築いた人々の日常を生き生きと描写する。
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勝海舟の嫁クララの明治日記 上巻 (中公文庫 ホ 6-1) 文庫 – 1996/5/1

4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1996/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 598ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122026008
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122026001
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 16個の評価

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クララ・ホイットニ−
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年9月20日に日本でレビュー済み
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勝海舟の三男梅太郎とと結婚し、一男五女を設けた米国人のクララ・ホイットニーの少女時代の日本滞在時の日記です。明治初期、ホイットニー家に英語を習いに来ていた有識人たちが、信仰深い真面目な少女の目で生き生きとえがかれています。特に何くれと生活の便宜を図ってくれた勝海舟の人柄がその夫人を含めて良くわかります。クララはきっと勝海舟を尊敬していたのでしょう。 海舟の死後、生活が成り立たなくなり、子供を連れて帰国します。 筆頭訳者は 海舟の曽孫にあたるそうです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無くしたので再購入。

この本は誠に歴史的価値あり
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時のアメリカ人がどう日本人を見ていたかが、若い人の視点で記載されていました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年10月10日に日本でレビュー済み
『勝海舟の嫁 クララの明治日記』(クララ・ホイットニー著、一又民子・高野フミ・君原明子・小林ひろみ訳、中公文庫、上・下巻。出版元品切れだが、amazonで入手可能)は、勝海舟の三男・梅太郎の妻となったアメリカ女性、クララ・ホイットニーが25年に亘り、こまめに書き続けた日記である。

この日記の魅力は3つある。第1に、1886(明治19)年に勝海舟の三男と国際結婚し、一男五女を儲けたアメリカ女性の日記であること。第2に、米国から遥々日本にやってきたクララの目に映った明治時代の日本が率直に生き生きと描かれていること。第3に、クララが間近に接した勝海舟、福沢諭吉、明治天皇らの人柄や温かみが伝わってくること。

上巻は、1875(明治8)年、14歳のクララが、商法講習所の教師として招かれた父に従い、一家で来日するところから始まる。

同年10月5日には、「日本での生活はますます面白くなってくるので、しばらくしたら、きっとこの美しい島(日本)が祖国のように好きになり、離れるのが残念になるだろう」、11月16日には、「芝の福沢(諭吉)氏のお宅にうかがった。・・・福沢氏は二階に案内して、江戸湾のすばらしい眺めを見せてくださった。・・・やがて福沢氏が夕食をどうぞと言ってくださったので、階下に下りてみると、食卓が半分洋式、半分日本式に用意されていた。・・・福沢氏はとても親切にもてなしてくださって、『またいらっしゃい』と念を押され、どうぞお風呂をお使いくださいと三度も言われた」、12月1日には、「私は日本語の勉強を始めた。むろんとても面白いが、初めは正しい文字を書くのは少し難しかった」と綴られている。

1976(明治9)年3月11日は、「(私の)生徒たちは毎日来る。授業をしている時は面白いと思うのだが、こうして『キャット』だの『ドッグ』だのを教えていると、時々くたくたに疲れてしまう。しかし、生徒たちはとても進歩が早い。そして(日本の)若い女の人たちは何よりもよく笑う」、8月24日は、「勝(海舟)家のお逸(海舟の三女・逸子)が今日十二時に来た。・・・かわいい優しい少女で、私は同国人の友達のように大好きだ。お逸が英語をしゃべれるか、私が日本語をしゃべれるかしたらいいのにとつくづく思う。でも二人は片言同士でなんとかうまくやっているのだ。丸顔で日本人にしては大きないたずらっぽい黒い目をした美少女で、十六歳だが日本では若い淑女なので、結婚の申し込みがたくさんある。でも結婚などしてはいけない! <もしできたら>アメリカに連れて帰りたい」と正直だ。

1877(明治10)年1月1日は、「勝氏がご自身で贈り物を持って来てくださった。・・・なんだか勝氏は、うちの家族に普通の親切以上に気を遣ってくださるような気がする」、2月17日は、「ああ、今日はなんとすばらしい日だったことだろう! 日記さん、前に私たちが将軍(徳川宗家16代当主・徳川家達)のお邸へ招待されたと書いたのを覚えている? え、忘れたって。それならペンでつっついて思い出させてあげよう」と、茶目っ気を発揮している。

1978(明治11)年2月16日は、「いつも親切にしてくださるので私は先生(福沢諭吉)を尊敬している。強い男らしい方で、いろんな有益な本を日本語に訳しておられる。先生の学校(慶応義塾)は弁論で有名だ。また先生は非常にリベラルな考えの持主である。開校した当時は杉田武氏がただ一人の学生だったが、今では大きい学校になっている」、5月16日は、「今月十四日の朝に恐ろしい暗殺事件があった。大久保利通氏が太政官への途中、赤坂の官邸から五町と離れていない地点で六人の男に殺されたのだ。・・・しかし警察や護衛が到着した時にはすでに大久保氏の頭は二つに割られ、胸には刀が柄まで突き刺さり、両手は切り落とされ、そのほか体中傷だらけであった」と生々しい。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人なら誰でも知っている幕末の偉人、勝海舟の家族にアメリカ人の嫁がいたとは、ちょっとした驚き。
来日当時14歳の宣教師の娘が書き綴った日記ということで、乙に澄ました独善的な内容だったら嫌だなぁ、と心配していましたが、杞憂でした。
江戸の名残を残しつつ急速に西洋文明に洗われていく東京の街とその風俗が、賢く逞しい少女の感性で活き活きと語られています。
年齢に似合わない鋭い人間描写あり、女の子らしいエコ贔屓(美男美女に評価が甘い)、ささやかな夢想もあり。料理や服装、季節ごとの支度など日常生活の細々とした様子も興味深い。
それにしても、この本の中で描き出される明治の人々(市井の名もなき人から近代日本史上のビッグネームまで)の美しさ、真っ当さには目を見張ります。
最先端の文明を享受しながら、わずか130年で私たちは何を失ったのかという寂寥を感じずにはいられません。
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年12月5日に日本でレビュー済み
明治を開いた偉人の一人勝海舟に、青い目の孫が6人もいたというので、この本にたどり着きました。
勝の嫡男梅太郎と結婚したのは、クララ・ホイットニーというアメリカ人です。明治8年8月3日、父親が商法講習所(後の一橋大学)の教官として赴任するのに伴い家族で日本にやってきたのでした。当時14歳。
思春期の多感な少女が、はるばる東洋の国までやってきて目にするモノ全てに驚き、感動し、時には笑い、時には号泣する様子が、生き生きとかかれていて、非常に興味深く読みました。この上巻は、明治11年までで、クララが17歳になる直前までの様子が記されています。
基本的に、日本人を見る目は典型的な白人目線なのですが、それでも、勝海舟、森有礼、福沢諭吉などなど歴史の教科書に出てくる人物との直接のやりとりからは、生きた歴史を学ぶことができ、非常に興味深いです。また、イザベラ・バード(日本や朝鮮の紀行文で有名なイギリス婦人)を「ただの変わったおばさん」と一刀両断するなど、鋭い人物観察眼をうかがい知ることができます。
母親との心の交流、父親(については余り出てきません)の仕事上のトラブルに絡む経済上の心配、特に東京・横浜に住む外国人たちとの交流や英語のレッスンに来る日本人との交流など、きめ細かく描写しています。
いったい、現在の日本の中・高校生がこんなに自分の思いを文章で綴れるものか?大変に疑問です。それほど、クララは感受性に富んでいることに感心してしまいます。
まだ、梅太郎との関わりが出てこないので、下巻が楽しみです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年7月12日に日本でレビュー済み
表紙のイメージをクリックして大きくしよう。
向かって右は兄のウィリス,母アンナが死んだときにもらった弔慰金を基に病院を建て,貧窮者医療に貢献した。
左は妹アデレード。
真ん中で立っているのが,この本の著者「海舟の嫁」海舟の三男梅太郎の妻クララ。

出てくる人は海舟だけじゃない。
福沢諭吉は,おかしな英語をしゃべると書かれる。
津田梅子の父親,津田仙は何かと一家の面倒をみる。

ヘボン式ローマ字のヘボン夫妻には親しくしてもらう。
「ベルツの日記」のベルツに母アンナは何度か診てもらうし,彼は兄ウィリスの医学の最初の先生だ。
「日本奥地紀行」のバードはウルサイおばさんで,大森貝塚を発見したモースは神を信じない罪深い人だ。
ヘボンの手紙 (1976年) (有隣新書)
ベルツの日記〈上〉 (岩波文庫)
日本その日その日 (1) (東洋文庫 (171))
完訳 日本奥地紀行1―横浜―日光―会津―越後 (東洋文庫)

それでは下巻も見てみよう。
勝海舟の嫁 クララの明治日記〈下〉 (中公文庫)
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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