中古品:
¥94 税込
配送料 ¥257 5月30日-31日にお届け(20 時間 51 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: ■通常24時間以内に出荷可能です。■クリーニング済み。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。■万が一品質に不備があった場合は返金対応。■防水梱包です。■決済は、クレジットカード、コンビニ決済・ATM・ネットバンキング・Edy払いがご利用可能です。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

日日雑記 (中公文庫 た 15-5) 文庫 – 1997/2/18

4.0 5つ星のうち4.0 31個の評価

この商品には新版があります:

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (1997/2/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1997/2/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 267ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122027969
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122027961
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 31個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
武田 百合子
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
31グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2018年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
玉が死んだところの描写がなんとも優しくて電車で軽く泣きました。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
富士日記全三巻を堪能したものとしては、もの足りなさが残ります。 富士の大自然の中で、年老いてゆく夫とともに自然をめで、寒暖に格闘し、その間に見せるハッとするような新鮮な描写は素晴らしいものでした。 この作品は、ご主人と死別した後の生活をモノクロ写真でとったような感想を持ちました。 
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天気の話から豆腐、また文豪たちのやりとりなどほのぼのとつづられています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 <ある日。>という出だしの一行から、するすると滑り出し、日常の身辺の出来事を気ままに拾い上げていく日記です。1988年(昭和63年)6月から、1991年(平成3年)4月にわたって、『マリ・クレール』誌に連載した文章+αを本にしたもの。

 著者の文章を、今回はじめて読んだのですが、気さくな人柄がそのままに伝わってくる文章のたたずまいがいいですね。よそ行きの御馳走じゃない、ご飯とお味噌汁、お新香と塩鮭の焼いたの、それに焼海苔がいくつかとお茶みたいな、普段着でさっくりとした味わいの語り口。
 「しなやかで、みずみずしい感受性が、いいなあ」「人間て、いいなあ」と、生き生きとして飾らない文章に触れていくうちに、なんだかしみじみしてきちゃいました。

 池袋の文芸坐地下劇場で松本清張の『砂の器』を観た<ある日。>。ヒトの年齢で数えれば百歳になる玉(飼猫)が死んだ<ある日。>。富士北麓の夏、大岡昇平の家で夫妻と一緒にテレビを見た<ある日。>。うっかりして、H(娘で、写真家の花さん)の財布を地べたに置き忘れてしまった<ある日。>。
 なかでも印象的で、何ということもなく懐かしい思いに誘われた日記です。

 でも、一番味わい深く、心にしんと染みてきたのは、おしまいの二行でした。
<部屋のテレビで、ベルイマンの映画を延々と深夜まで観た。ベルイマンの映画をみていると、夫婦っていいなあ、と思う。>(p.251)
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅ればせながら武田百合子さんのファンになり、次々と読んでいます。読み進んでおわってしまうのが寂しいです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月1日に日本でレビュー済み
基本的に「ある日」という出だしではじまる日々の雑記。

出かけた場所で出会ったひとびとをつづった文章はユーモアに溢れてはいるものの、結構残酷ですらある。モデルになったひとたちが自分について書かれた箇所を読んだら、うれしい気持ちにはなれないのではないかと思わないでもないが、この残酷さは作者自身にも向けられるから嫌味な文章では全くない。

『富士日記』と比べて、この『日日雑記』は全体的に寂しさが色濃い本である。『富士日記』も、下巻は、夫の泰淳がどんどん衰弱していく姿が描かれていて、最後は悲しくならないではいられないのだが、それでもあの本にはまだ生気があった。対して、この『日日雑記』は大切な人たちや身近な人たちに先立たれて、この世に残されたものの孤独みたいなものが底流にある。泰淳のハエタタキの逸話やら妻子にお金を渡す泰淳を回想する作者の姿はせつない。

「部屋のテレビで、ベルイマンの映画を延々と深夜まで観た。ベルイマンの映画をみていると。夫婦っていいなぁ、と思う。」という文章がラストなのがいい。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月26日に日本でレビュー済み
文章が短く簡潔にかかれている。無駄がない。
憧れる文書スタイルです。
エッセイ全体のテンポが私の波長とはフィットしなかったので、
私個人の感想としては今ひとつかな。。。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年10月14日に日本でレビュー済み
こんなにも淡々と書かれた日記を私は今までに読んだ事がない。
しかし、その何気ない文章の中から彼女の目を通して見えたモノ、匂い、音、空気感などがふわりと読み手に伝わってくる。
それは決して押しつけなどではない。
読み終わった後にゆったりとした余韻の様なものを感じられる一冊。
武田百合子という女性をもっと知りたいと思った。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート