プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥922¥922 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥922¥922 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥100¥100 税込
配送料 ¥350 6月2日-4日にお届け
発送元: 古書 馬燈書房(神奈川県古書組合加盟店) 販売者: 古書 馬燈書房(神奈川県古書組合加盟店)
¥100¥100 税込
配送料 ¥350 6月2日-4日にお届け
発送元: 古書 馬燈書房(神奈川県古書組合加盟店)
販売者: 古書 馬燈書房(神奈川県古書組合加盟店)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
潤一郎ラビリンス (9) (中公文庫 た 30-37) 文庫 – 1999/1/18
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥922","priceAmount":922.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"922","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kwiJofTJI%2FgwhiNtZhfMSifxe2rrBFCuR%2BrmsBvhV5yVTJp6ZxzyXjDAE3aquAxRx0OsHaTUu%2FJgMU%2BnX3ugooi7Pkv4x4v%2FHd09LSRuGdKwBJ%2BewqQKMLEQcWHxe6G7","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥100","priceAmount":100.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"100","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"kwiJofTJI%2FgwhiNtZhfMSifxe2rrBFCu6pPFxdUl8GRh0ecq1e1WE4v2unYGqS37G2bUhS6ApvFt2vS9vtULKXYd1Ip4e4VofLVZ4IgEQmR5ZSA90pWLs8f4TyML2L6F2y3BXBrL5YEKx%2Brgf8Dx5%2Frbpslluo2plyX%2F7xVx%2FYOtWdOagnt0kdXZvEhFq4Z9","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
浅草小説集
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1999/1/18
- ISBN-104122033381
- ISBN-13978-4122033382
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 潤一郎ラビリンス (9) (中公文庫 た 30-37)
¥922¥922
最短で5月31日 金曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
¥922¥922
最短で5月31日 金曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥922¥922
最短で5月31日 金曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1999/1/18)
- 発売日 : 1999/1/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4122033381
- ISBN-13 : 978-4122033382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 410,353位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おい、『鮫人』面白いんだけれども、未完かよ!!それ最初に言ってくれよって感じ。でもやはり谷崎!ええはぁ。
2017年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラビリンスは迷宮といういう意味であり、複雑に入り組んだものの比喩表現である。
谷崎潤一郎は迷宮浅草に挑んだことになる。
この本には、『襤褸の光』『鮫人』『浅草公園』が収められているが、『襤褸の光』は短編、『浅草公園』は随筆であり、この本の大部分を占める『鮫人(こうじん)』は未完となっている。
『襤褸の光』は明治40年代、『鮫人』は大正7年の浅草公園を舞台にしている。
驚くことは、小説の大半が人物描写で占められているということである。特に顔の描写に力が入れれている。
2つの小説には共通点がある。それは、登場人物はみな浅草にやってきたということである。
『襤褸の光』に登場する若い女乞食も、画家に成り切れないAも成れの果てに浅草公園に落ちてきた人物であるし、『鮫人』の画家に成り切れない服部がたどり着いた地であり、歌劇団に属する人は、どこの生まれか育ちかはわからないが、浅草に寄り集まって生計を立てている人たちである。
著者は『鮫人』の中でこう言っている。
「醜悪が醜悪そのまゝの姿で現れて居る浅草が、一番住み心地のいゝ場所だとも云えないことはないであろう。其処には下町の中心地や山の手にあるような虚偽や不調和がなく、醜悪がやゝともすると『美』に近い光を放って輝いて居る」
著者は、そんな素のままの浅草に惹かれ、相容れない要素が詰まった矛盾だらけの人物の顔に、浅草そのものを感じたのかもしれない。
谷崎潤一郎は迷宮浅草に挑んだことになる。
この本には、『襤褸の光』『鮫人』『浅草公園』が収められているが、『襤褸の光』は短編、『浅草公園』は随筆であり、この本の大部分を占める『鮫人(こうじん)』は未完となっている。
『襤褸の光』は明治40年代、『鮫人』は大正7年の浅草公園を舞台にしている。
驚くことは、小説の大半が人物描写で占められているということである。特に顔の描写に力が入れれている。
2つの小説には共通点がある。それは、登場人物はみな浅草にやってきたということである。
『襤褸の光』に登場する若い女乞食も、画家に成り切れないAも成れの果てに浅草公園に落ちてきた人物であるし、『鮫人』の画家に成り切れない服部がたどり着いた地であり、歌劇団に属する人は、どこの生まれか育ちかはわからないが、浅草に寄り集まって生計を立てている人たちである。
著者は『鮫人』の中でこう言っている。
「醜悪が醜悪そのまゝの姿で現れて居る浅草が、一番住み心地のいゝ場所だとも云えないことはないであろう。其処には下町の中心地や山の手にあるような虚偽や不調和がなく、醜悪がやゝともすると『美』に近い光を放って輝いて居る」
著者は、そんな素のままの浅草に惹かれ、相容れない要素が詰まった矛盾だらけの人物の顔に、浅草そのものを感じたのかもしれない。
2023年7月12日に日本でレビュー済み
ヒロイン林真珠は、紅楼夢のヒロイン「林薫玉」からのアナロジーではないか。
2008年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作品については「鮫人」さんのレヴューが見事なのでそちらを読んでください。またこの作品に収められている千葉氏の「坩堝としての浅草」も見事な解説です。私にとっては、震災前のこの短い「時代相」が鮮やかに描かれているという印象が強く残りました。このラビリンス集はすべてこの時代(大正)に書かれた作品が中心なのですが、「浅草集」という形でまとめられたこの巻を読んでみることにより、この時代の相貌がより鮮やかに浮き彫りにされたようです。驚くべきことに、鮫人は、第一次大戦中の話にもかかわらず、そこにはまったく戦争や政治の影といったものが出てこないのです。ここに示されるのは、関東大震災前に花開いた浅草の繁華街とそこに巣くう様々な人間像に代表される大衆娯楽の自律的な存在です。それは、必ずしも美しい光景ではありません。食事や場所、人間関係などは奇妙な混合をなしています。浅草オペラに代表される、ある意味ではまがい物とも言うべきキッチュが満載の浅草は現代人にとってはもはや想像の世界にしか存在できない不思議な存在です。鮫人は最後まで推理小説の要素をはらみながらも、謎を呈示するだけで、前編だけで中断されてしまいます。関東大震災によって浅草という現実のキッチュが崩壊した中では、この不思議な作品を内在的に完成させる動機を維持することは不可能になったのでしょうか?
2007年3月22日に日本でレビュー済み
浅草小説集という副題であるが、質・量共にほぼ「鮫人」がその大半を占める作品集である。
「前篇終わり」の結語をもって中絶したこの作品、ここで展開される文章はそのまま大正期に浅草で渦巻いていたエナジーそのままといった感がある。ロートレックがモンマルトルに耽ったように、貴賤相対する様々な変数が流転した大正期の浅草に身をおきながらも、芸術家の情熱とある種冷徹な目線を持って、小説の世界に当地の雰囲気を見事なまでに刻印している(のだと思う)。登場人物の梧桐、その容姿を当時浅草の名所であったという「十二階」に模しつつ、その珍妙な構造の数頁渡る執拗な描写に代表される細部への拘りと、僅か半日の時の流れを250頁に渡って綴り続ける長文力の混在する文体が面白い。物語の中軸たる「北斗劇団」一座の舞台裏、そこで見せる虚飾を捨て去った少女達が持つ「剥き出しの美しさ」に浅草の芸能を重ねているようでもあり、その賛美する視線の先に氏が擁護する芸術の生命が窺える。
その他二つの小品、谷崎氏が好む境遇、落ちぶれたかつては気高き人間、その彼が落ちぶれながらも醜いぼろ布に包まれた女乞食の肉体の内に崇高な美を見出す「襤褸の光」、内容のない形ばかり立派な芸術を切り捨てる筆致が痛快この上ない「浅草公園」を収録する。
「前篇終わり」の結語をもって中絶したこの作品、ここで展開される文章はそのまま大正期に浅草で渦巻いていたエナジーそのままといった感がある。ロートレックがモンマルトルに耽ったように、貴賤相対する様々な変数が流転した大正期の浅草に身をおきながらも、芸術家の情熱とある種冷徹な目線を持って、小説の世界に当地の雰囲気を見事なまでに刻印している(のだと思う)。登場人物の梧桐、その容姿を当時浅草の名所であったという「十二階」に模しつつ、その珍妙な構造の数頁渡る執拗な描写に代表される細部への拘りと、僅か半日の時の流れを250頁に渡って綴り続ける長文力の混在する文体が面白い。物語の中軸たる「北斗劇団」一座の舞台裏、そこで見せる虚飾を捨て去った少女達が持つ「剥き出しの美しさ」に浅草の芸能を重ねているようでもあり、その賛美する視線の先に氏が擁護する芸術の生命が窺える。
その他二つの小品、谷崎氏が好む境遇、落ちぶれたかつては気高き人間、その彼が落ちぶれながらも醜いぼろ布に包まれた女乞食の肉体の内に崇高な美を見出す「襤褸の光」、内容のない形ばかり立派な芸術を切り捨てる筆致が痛快この上ない「浅草公園」を収録する。