時代的には後漢末から、隋の再統一までの部分を扱っている巻です。
三国時代とその後の戦乱がコンパクトにまとめられています。
このシリーズは役40年前に刊行されたものなのですが、
現在でも十分通用するないようです。
その間の魏晋時代のの考古学的発見もけっこうあるのですが、
基本的な内容をおさえるのが目的の本なので、問題はないでしょう。
三国志とその後の英雄たちの物語として楽しむこともできるし、
政治~文化史というような幅広い概説書としても利用できる1冊です。
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中国文明の歴史 (4) (中公文庫 S 16-4) 文庫 – 2000/5/25
森 鹿三
(編集)
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分裂の時代-魏晋南北朝-
- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2000/5/25
- ISBN-104122036550
- ISBN-13978-4122036550
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2000/5/25)
- 発売日 : 2000/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 435ページ
- ISBN-10 : 4122036550
- ISBN-13 : 978-4122036550
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,064位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国は分裂していても、戦争をしていても、文化は発展します。
これが、中国史のじつに不可思議な点です。
現代でも同様で、独裁体制の時代も、振り返れば美しい時代に見えるかもしれません。
冗談はともかく、、、、
国家の統一によって文化が低迷、退嬰し、対立と戦争の時期であっても文化は発展していく、、、
ほかの地域や国家ではありえません。
じつに不思議な現象ですが、この現象を合理的に解釈した歴史研究書がありません。
だれか、やってくれないものでしょうか。
これが、中国史のじつに不可思議な点です。
現代でも同様で、独裁体制の時代も、振り返れば美しい時代に見えるかもしれません。
冗談はともかく、、、、
国家の統一によって文化が低迷、退嬰し、対立と戦争の時期であっても文化は発展していく、、、
ほかの地域や国家ではありえません。
じつに不思議な現象ですが、この現象を合理的に解釈した歴史研究書がありません。
だれか、やってくれないものでしょうか。
2020年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魏晋南北朝の時代は、中国の歴史の中で、華中の人々だけでなく、周辺を巻き込んだ、複雑な時代であった。この時代についていろいろな書籍を読んだが、なかなか理解することが難しかった。この書籍からは、特に、中国の中での仏教の状況、わが国の仏教の関りなどがよく理解できた。
2013年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初、読んだとき、なんだかばらばらの文章だなぁと思ったが、よく見たら数人の執筆者の共作であったww
そのせいか、内容に一貫したテーマ性などはない。
「中国文明の歴史」というタイトルそのままに、この時代の政治史、都市史、仏教史などが紹介されている。
わりあい仏教史の分量が多いのが特徴だろう。
史実、エピソードを元にして歴史をわかりやすく紹介してくれている。
同時代の日本(倭国)の考察なんかもあって、想像が膨らんでおもしろい。
著者は、この分野でよく見かける方々である。
狩野直禎氏はくだけていて読み物しても楽しめる。兼子秀利氏は非常に整って分かりやすい。川勝義男氏はやや癖がある、など著者ごとの違いもあじわえる。
この時代の一般的な歴史を知るには最適な一冊だろう。
そのせいか、内容に一貫したテーマ性などはない。
「中国文明の歴史」というタイトルそのままに、この時代の政治史、都市史、仏教史などが紹介されている。
わりあい仏教史の分量が多いのが特徴だろう。
史実、エピソードを元にして歴史をわかりやすく紹介してくれている。
同時代の日本(倭国)の考察なんかもあって、想像が膨らんでおもしろい。
著者は、この分野でよく見かける方々である。
狩野直禎氏はくだけていて読み物しても楽しめる。兼子秀利氏は非常に整って分かりやすい。川勝義男氏はやや癖がある、など著者ごとの違いもあじわえる。
この時代の一般的な歴史を知るには最適な一冊だろう。
2006年6月25日に日本でレビュー済み
魏晋南北朝、特に五胡十六国と呼ばれる時代は、中国史の中でも特に複雑で、それだけに歴史ファンの興味を惹いてやまないものがあります。両漢古代帝国の繁栄は、外戚や宦官たちの恣意的統治と地方豪族の台頭によって翳りを兆し、三国鼎立と曹家・司馬家の簒奪劇、そして大地をどよもすような戦乱のうちに、統一中華文明の栄華は幕を閉じます。
そうした中、中国史に新たな駆動力を加えたのが、北族をはじめとする異民族と漢民族との多様にして深刻なインタラクションであり、また、江南開発の過程で地盤と名望を確保し貴族化の路を行く豪族たちの活躍でした。異民族との交流は中華のアイデンティティを拡大・充実させ、貴族制の発展に支えられた南朝文化の開花は、今日にもつながる中国的文雅趣味を定着させるに至ったのでした。
本書は、この魏晋南北朝期を対象に、込入った事実関係を巧みに整理しつつ、混乱と分裂の中での文明的再生、そして発展というアンビバレントな時代様相を分かり易く説き明かしています。特に、北魏発展の実態や南北朝における仏教隆盛の状況などが比較的詳しく紹介されており、興味をそそられます。
この時代、三国志の故事以外は、どちらかと言えば我々馴染薄ですが、本書は、そんな一見「マイナー」な時代も実は興味深い事柄に満ちていることを教えてくれます。もともとはたいへん古い本ですが、内容的には、今なお新鮮さを失っていません。多くの東洋史ファンに一読をおススメしたいと思います。
そうした中、中国史に新たな駆動力を加えたのが、北族をはじめとする異民族と漢民族との多様にして深刻なインタラクションであり、また、江南開発の過程で地盤と名望を確保し貴族化の路を行く豪族たちの活躍でした。異民族との交流は中華のアイデンティティを拡大・充実させ、貴族制の発展に支えられた南朝文化の開花は、今日にもつながる中国的文雅趣味を定着させるに至ったのでした。
本書は、この魏晋南北朝期を対象に、込入った事実関係を巧みに整理しつつ、混乱と分裂の中での文明的再生、そして発展というアンビバレントな時代様相を分かり易く説き明かしています。特に、北魏発展の実態や南北朝における仏教隆盛の状況などが比較的詳しく紹介されており、興味をそそられます。
この時代、三国志の故事以外は、どちらかと言えば我々馴染薄ですが、本書は、そんな一見「マイナー」な時代も実は興味深い事柄に満ちていることを教えてくれます。もともとはたいへん古い本ですが、内容的には、今なお新鮮さを失っていません。多くの東洋史ファンに一読をおススメしたいと思います。