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菊と葵のものがたり (中公文庫 た 65-1) 文庫 – 2002/1/1
高松宮 喜久子
(著)
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/1/1
- ISBN-104122039592
- ISBN-13978-4122039599
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/1/1)
- 発売日 : 2002/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 315ページ
- ISBN-10 : 4122039592
- ISBN-13 : 978-4122039599
- Amazon 売れ筋ランキング: - 422,308位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書店で購入すればカバーして頂けるので
そうしたかったのですが、早く読みたくて
購入しました。
とてもきれいで、コメントみつつ
こちらの書店を選択しました。
結果好かったです。
そうしたかったのですが、早く読みたくて
購入しました。
とてもきれいで、コメントみつつ
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結果好かったです。
2022年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書かれた年代が年代であるので、いまは流行語でない表現がある。地震のとき、とっさの判断でとびだし助かったとかいてあったのを知る。淡々と書いてあり、豪胆であったとしり頼もしい。歩けなくなるかもの大怪我についても、あっさり書いていて平静。常にそうだったのだろう。面白おかしくさえかいている。
2005年3月27日に日本でレビュー済み
私たちの多くは皇室の方々をテレビや雑誌で拝見し、ご公務の内容を知るくらいしか情報を得ることができないのではないでしょうか。この本は、その皇室の中で人生をどのようにして過ごされてきたのか、僅かだけれどその機微をうかがい知ることのできる良書です。
喜久子様は私たちにわかりやすい言葉で、ご自身をお語りになられていらっしゃるので親近感すら覚えます。けれど、千二百年以上も前に存在した聖武天皇のお妃、光明皇后が施薬院をお建てになられた際の志を胸に、自分たちも何か国民のためになることをしなければならない、という意識を秘めておられることに正直いって驚きました。私たちにとっては歴史上の一人物である光明皇后の遺志が、未だに活かされているということの事実…。
また、戦災のなかでの苦しみや、国民あっての皇室だと高松宮様が語られていた、という様々なエピソードを読むと、私たちの知りえないところで皇室の方々も苦しみや悩みを抱えていらっしゃることを実感させられます。まぎれもない人間であり、生活の喜びも悲しみも私たちと同じように、もしくはそれ以上に細やかに受け止めて日々を送っておられるのだと思うと、世界でたった一つ、皇室という伝統を守り、維持し続けてきた日本人独特の価値観に感服します。日本て不思議、日本人て不思議。
欲を言えば、後半の随想的な部分で喜久子様がもう少し詳しくそれぞれの内容を掘り下げて記述してくださったら、もっと菊と葵の広がりを見せたように思えました。
喜久子様は私たちにわかりやすい言葉で、ご自身をお語りになられていらっしゃるので親近感すら覚えます。けれど、千二百年以上も前に存在した聖武天皇のお妃、光明皇后が施薬院をお建てになられた際の志を胸に、自分たちも何か国民のためになることをしなければならない、という意識を秘めておられることに正直いって驚きました。私たちにとっては歴史上の一人物である光明皇后の遺志が、未だに活かされているということの事実…。
また、戦災のなかでの苦しみや、国民あっての皇室だと高松宮様が語られていた、という様々なエピソードを読むと、私たちの知りえないところで皇室の方々も苦しみや悩みを抱えていらっしゃることを実感させられます。まぎれもない人間であり、生活の喜びも悲しみも私たちと同じように、もしくはそれ以上に細やかに受け止めて日々を送っておられるのだと思うと、世界でたった一つ、皇室という伝統を守り、維持し続けてきた日本人独特の価値観に感服します。日本て不思議、日本人て不思議。
欲を言えば、後半の随想的な部分で喜久子様がもう少し詳しくそれぞれの内容を掘り下げて記述してくださったら、もっと菊と葵の広がりを見せたように思えました。
2020年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高松宮さまの日記の発見、それの出版に至る妃殿下の対応、頭が下がる。
情報は公開すべきの基本、皇室はすべての事実の中で、国民に護られているとの信念、すごいと思った。
現在の政治における、公文書不開示、改ざんを見ながら、すごく頭が下がった。
情報は公開すべきの基本、皇室はすべての事実の中で、国民に護られているとの信念、すごいと思った。
現在の政治における、公文書不開示、改ざんを見ながら、すごく頭が下がった。
2020年9月25日に日本でレビュー済み
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まだ読めてないんですが、大変興味深いです。
2004年6月28日に日本でレビュー済み
徳川慶喜家から高松宮にお嫁入りした喜久子姫の随想録。
徳川慶喜は祖父、母は有栖川宮家の王女だが徳川家に降嫁。
喜久子姫は2歳で宮家にお輿入れが決まり、以降「いずれ天上にあがるひと」として家でも特別の待遇であったことは、妹・喜佐子姫の著書「徳川慶喜家の子ども部屋」でも知れる。
18歳で宮家に上がり、直後に1年あまりのヨーロッパ外遊、そこでの諸王国との交際、などまさに宮廷絵巻。
満州国皇帝溥儀、スペイン皇帝アルフォンス13世など、後に乱世に位を失った方の名前も見え、著者が生きてきた乱世をおもう。
もちろん日本も例外でなく、東京大空襲の折りには皇居も燃えたことを私はこの本で初めて知った。
その他にも、庶民には日頃うかがう機会のない宮家の習慣などが垣間見えて面白い。
宮家の妃殿下も運転免許証を持っていること。本の表紙には「高松宮妃喜久子」とあるが、裏書には「宣仁親王妃喜久子」とある。運転免許証の名前はなんと書いてあるのだろう。
高松宮が赤い羽根募金の発案であること。
中宮寺一條尊昭の駆け落ち事件への言及があり、その後高松宮妃が一條尊昭に会う機会があったこと、など。「長髪にパーマをかけた姿より、以前の尼僧姿の方が美しく見えた」とちくりと刺すことも忘れない。
秩父宮妃、三笠宮妃との対談は、意外にも自由な話し振りながら、美しい言葉遣いに感嘆した。
徳川慶喜は祖父、母は有栖川宮家の王女だが徳川家に降嫁。
喜久子姫は2歳で宮家にお輿入れが決まり、以降「いずれ天上にあがるひと」として家でも特別の待遇であったことは、妹・喜佐子姫の著書「徳川慶喜家の子ども部屋」でも知れる。
18歳で宮家に上がり、直後に1年あまりのヨーロッパ外遊、そこでの諸王国との交際、などまさに宮廷絵巻。
満州国皇帝溥儀、スペイン皇帝アルフォンス13世など、後に乱世に位を失った方の名前も見え、著者が生きてきた乱世をおもう。
もちろん日本も例外でなく、東京大空襲の折りには皇居も燃えたことを私はこの本で初めて知った。
その他にも、庶民には日頃うかがう機会のない宮家の習慣などが垣間見えて面白い。
宮家の妃殿下も運転免許証を持っていること。本の表紙には「高松宮妃喜久子」とあるが、裏書には「宣仁親王妃喜久子」とある。運転免許証の名前はなんと書いてあるのだろう。
高松宮が赤い羽根募金の発案であること。
中宮寺一條尊昭の駆け落ち事件への言及があり、その後高松宮妃が一條尊昭に会う機会があったこと、など。「長髪にパーマをかけた姿より、以前の尼僧姿の方が美しく見えた」とちくりと刺すことも忘れない。
秩父宮妃、三笠宮妃との対談は、意外にも自由な話し振りながら、美しい言葉遣いに感嘆した。
2015年11月16日に日本でレビュー済み
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ビックリなこともあります。母というのは姑のことだけで、実母は名前を呼び捨てにするって、ちょっと大変。でも、嫁に行くというのがそれほどの覚悟と考えれば、私たちとそれほどの違いはないのかも。秩父宮、高松宮様は軍人でもあられたので、そのことにも触れられています。喜久子様はお姫様だったのですが、ドジなこともイロイロされていて、同じなのね、と微笑ましいエピソードが沢山あります。最後に、スペインの皇室への訪問のことが書かれていています。訪問の半年後の革命で皇室が無くなるのですが、戦後の日本の皇室の方々は、国民から親しまれ、敬われていて素晴らしいなと思います。楽しい本です。