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もうひとつの季節 (中公文庫 ほ 12-5) 文庫 – 2002/4/1

4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2002/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 220ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4122040019
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4122040014
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

著者について

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保坂 和志
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1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。その他の著書に『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2007年4月2日に日本でレビュー済み
『季節の記憶』の続編。もう一度、クイちゃんや美沙ちゃんや中野に出会える。一年後の彼らは「子どもだったパパの写真」や「娘を連れた同級生に声を掛けられた話」をきっかけに「時間」や「世界」について語り始める。しかし新聞連載だからか、二番煎じの感が否めない。この作品で印象的だったのは、「童謡『サッチャン』で、『(遠くへ行くサッチャンは)だけどちっちゃいからぼくのことをわすれてしまうだろ』という歌を聞いたときに感じる『かなしさの中心』は他でもないサッチャンなのだ」という一節だ。茶々丸の去就と重なり合ってハッとさせられた。挿絵つき。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月27日に日本でレビュー済み
読み終わったあとに、すごく仲良くしていた隣人が引っ越ししてしまったような寂しい感覚が残る。もっと読みたい!
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子が計算する知性を身に着けるのをなるだけ遅らせようとする親、どこかへ行こうとするのではなく、ここにとどまり同じことを繰り返す生、それはただ繰り返されるのではなく円熟していくのだろう。季節というものの味わい自体、繰り返しのなかで円熟していくのではないだろうか。ハイデガー的問いは先へ先へと企てる生き方へとつながる必要はない、それはまた循環する時間へと回帰していく契機にもなりうるとしたらどうか。あまりにも素朴でなおかつ、根底的な生きなおしの小説、というふうに読みました。