2010年にテレビでクライフの特別番組がありました。
それまで南米のフットボーラにしか興味がなかったのに,
ヨーロッパにも面白い選手がいたことを知りました。
南米と欧州の2つの文化が競い合う,そこにアジアの文化が切り込む余地があるかを考えるのに役立つ。
日本に関する記述もあります。
フットボール(サッカー)をしている多くの子供たちに読んで欲しいかもしれない。
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ヨハン・クライフ: スペクタクルがフットボールを変える (中公文庫 サ 5-1) 文庫 – 2002/5/1
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104122040272
- ISBN-13978-4122040274
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 347ページ
- ISBN-10 : 4122040272
- ISBN-13 : 978-4122040274
- Amazon 売れ筋ランキング: - 917,547位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月31日に日本でレビュー済み
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2016年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時のサッカー戦術主流とトータルフットボールの違いがわかりやすく解説されていて興味深かった。
2009年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミケルスとクライフによるトータルフットボールの解説が秀逸。
現代サッカーのバイブルと言ってもいい。練習法などについても少し記載されているから、サッカー指導者にはぜひ参考にしてほしい。
ラインをコンパクトにする効用に関しては、これを読まないと理解できないのではないだろうか?
「すべての責任をはたしたあとの自由」というクライフによるトータルフットボールの定義はサッカーを超えて未来社会を照らし出す指針だ。
現代サッカーのバイブルと言ってもいい。練習法などについても少し記載されているから、サッカー指導者にはぜひ参考にしてほしい。
ラインをコンパクトにする効用に関しては、これを読まないと理解できないのではないだろうか?
「すべての責任をはたしたあとの自由」というクライフによるトータルフットボールの定義はサッカーを超えて未来社会を照らし出す指針だ。
2005年4月7日に日本でレビュー済み
周りから見たクライフを書いたような本。「美しく勝利せよ」と同様、クライフのプロ生涯について書かれているが、クライフの本心とは異なることも書かれているので、鵜呑みには出来ませんでした。
「こんな風に思われていたのか」という第三者から見たクライフについて知るには良い本だと思います。
ヨハン・クライフをよく知りたいと思う方は、「美しく勝利せよ」と両方読まないと偏ってしまうでしょう。
「こんな風に思われていたのか」という第三者から見たクライフについて知るには良い本だと思います。
ヨハン・クライフをよく知りたいと思う方は、「美しく勝利せよ」と両方読まないと偏ってしまうでしょう。
2008年7月6日に日本でレビュー済み
「クライフ・ジャパン」なるトコロが企画した日本の読者向け?のヨハン・クライフの評伝である。
「クライフ・ジャパン」がいかなるモノなのか定かではないが、察するにヨハン・クライフを日本でプロモートする組織/会社/団体/機関/個人のようである。つまるところよくわからない。
そして著者のミゲルアンヘル・サントスが何者であるかも、訳者の松岡義行もよくわからない。
かように氏素性のいまいちよくわからない人々の手になる本ゆえ、内容はもうどうしようもない〈クライフちょうちん本〉かと思ったら、意外にそうでもない。
フットボール人としてのクライフの革新性、天才性、異端性が余すことなく描かれていることはもちろんだが、同時にクライフが結構カネにうるさいこと、自分が管理されることは嫌うが、他者には厳しく管理したがること、要するに強烈なエゴを持った極端な個性人であることも隠さず書いている。
つまりクライフのスゴイところも、ヒドイところもあからさまに記しているのだ。
なかなかエライ本である。
90年代前半、クライフがバルセロナで率いた「ドリームチーム」。
少なくともその前後10年でかくも美しいフットボールを実践しつつ、驚異的な実績をあげたチームを僕は知らない。
そして、それを支えたクライフの〈思想〉。
テクニック、攻撃性、ボールポゼッションの重視、選手(特に若手)育成の重要性、消費財化するフットボールへの警鐘。
結局のところ本書の眼目であるこれらフットボールの〈理想〉を臆面もなく語り、人々に失笑を買うことなく受け入れられる人物は、クライフをおいてそう多くはいない。
現役時代のビデオを見て、バルサ「ドリームチーム」のビデオを見た後に、本書を読まれることをお奨めする。
現代フットボールにおけるクライフという存在の意味が見えてくるだろう。
そしてそれは、現代フットボールの理想と現実を理解することに他ならない
「クライフ・ジャパン」がいかなるモノなのか定かではないが、察するにヨハン・クライフを日本でプロモートする組織/会社/団体/機関/個人のようである。つまるところよくわからない。
そして著者のミゲルアンヘル・サントスが何者であるかも、訳者の松岡義行もよくわからない。
かように氏素性のいまいちよくわからない人々の手になる本ゆえ、内容はもうどうしようもない〈クライフちょうちん本〉かと思ったら、意外にそうでもない。
フットボール人としてのクライフの革新性、天才性、異端性が余すことなく描かれていることはもちろんだが、同時にクライフが結構カネにうるさいこと、自分が管理されることは嫌うが、他者には厳しく管理したがること、要するに強烈なエゴを持った極端な個性人であることも隠さず書いている。
つまりクライフのスゴイところも、ヒドイところもあからさまに記しているのだ。
なかなかエライ本である。
90年代前半、クライフがバルセロナで率いた「ドリームチーム」。
少なくともその前後10年でかくも美しいフットボールを実践しつつ、驚異的な実績をあげたチームを僕は知らない。
そして、それを支えたクライフの〈思想〉。
テクニック、攻撃性、ボールポゼッションの重視、選手(特に若手)育成の重要性、消費財化するフットボールへの警鐘。
結局のところ本書の眼目であるこれらフットボールの〈理想〉を臆面もなく語り、人々に失笑を買うことなく受け入れられる人物は、クライフをおいてそう多くはいない。
現役時代のビデオを見て、バルサ「ドリームチーム」のビデオを見た後に、本書を読まれることをお奨めする。
現代フットボールにおけるクライフという存在の意味が見えてくるだろう。
そしてそれは、現代フットボールの理想と現実を理解することに他ならない
2003年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書でクライフは、戦術ありきではなく、
あくまでも個性とその結びつきを尊重することが第一であると説く。
その上で攻撃的でスペクタクルにあふれる試合をすることが
フットボールの至上の姿ととらえている。
同じような事を語っている人が、日本にもいたような…。
そうだ、日本代表監督のジーコだ。
路地裏フットボール世代の一流選手は、
みな共通した理想にたどり着くのだろうか?
来日回数は数えるほどのはずなのに、クライフの日本分析は的確だ。
まあ、少し乱暴な読み方かもしれないが、
クライフの日本代表へのコメントなり彼の監督観なりを
ジーコに置き換えて読み進めると(ついそう読んでみたくなる内容なのだ)、
ジーコが日本代表において、実は極めて魅力と可能性に富!んだフットボールを
目指しているのではないか、と思えてくる。
本書の本筋、クライフ自身の人物像については、幼少期から選手絶頂期、
監督時代に至るまで、当時の関係者のコメントを織り交ぜ、
丁寧に紹介されている。
私のようなクライフ大好きっ子(いい年しているが)はもちろん、
指導者やジーコ日本の将来にポジティブな想像を抱きたい方にも、
一読の価値があるのではないだろうか。
あくまでも個性とその結びつきを尊重することが第一であると説く。
その上で攻撃的でスペクタクルにあふれる試合をすることが
フットボールの至上の姿ととらえている。
同じような事を語っている人が、日本にもいたような…。
そうだ、日本代表監督のジーコだ。
路地裏フットボール世代の一流選手は、
みな共通した理想にたどり着くのだろうか?
来日回数は数えるほどのはずなのに、クライフの日本分析は的確だ。
まあ、少し乱暴な読み方かもしれないが、
クライフの日本代表へのコメントなり彼の監督観なりを
ジーコに置き換えて読み進めると(ついそう読んでみたくなる内容なのだ)、
ジーコが日本代表において、実は極めて魅力と可能性に富!んだフットボールを
目指しているのではないか、と思えてくる。
本書の本筋、クライフ自身の人物像については、幼少期から選手絶頂期、
監督時代に至るまで、当時の関係者のコメントを織り交ぜ、
丁寧に紹介されている。
私のようなクライフ大好きっ子(いい年しているが)はもちろん、
指導者やジーコ日本の将来にポジティブな想像を抱きたい方にも、
一読の価値があるのではないだろうか。