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流れる星は生きている (中公文庫) 文庫 – 2002/7/25
藤原 てい
(著)
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購入オプションとあわせ買い
昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎——。夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、言語に絶する脱出行がここから始まった。敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の、苦難と愛情の厳粛な記録。戦後空前の大ベストセラーとなり、夫・新田次郎氏に作家として立つことを決心させた、壮絶なノンフィクション。
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2002/7/25
- ISBN-104122040639
- ISBN-13978-4122040632
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商品の説明
出版社からのコメント
新田次郎氏の妻にして、藤原正彦氏の母である
著者の記した満州からの壮絶な脱出記。
「私の原点はここにある 私の書けない原点である」(藤原正彦氏)
著者の記した満州からの壮絶な脱出記。
「私の原点はここにある 私の書けない原点である」(藤原正彦氏)
著者について
一九一八年、長野県生まれ。県立諏訪高女卒業。一九三九年、のちに作家となる故・新田次郎氏と結婚。四三年に新京(現在の長春)の観象台に赴任する夫とともに満州に渡る。敗戦後の四五年、新京から愛児を連れた決死の引き揚げを敢行、辛うじて帰国に成功する。ほかに、『旅路』などの著書がある。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社; 改版 (2002/7/25)
- 発売日 : 2002/7/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 332ページ
- ISBN-10 : 4122040639
- ISBN-13 : 978-4122040632
- Amazon 売れ筋ランキング: - 26,370位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位中公文庫BIBLIO
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2024年3月16日に日本でレビュー済み
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この本のタイトルを見つけて、小学生の頃読書好きの母親から勧められて読んだ記憶が
よみがえりました。それまで忘れてましたよ内容も何もかも、印象的なタイトルなのに
で、また読んでみようと注文いたしました。
よみがえりました。それまで忘れてましたよ内容も何もかも、印象的なタイトルなのに
で、また読んでみようと注文いたしました。
2023年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んだのは知人による紹介がきっかけです。二人の幼子を抱えての逃避行、どんなに大変だったか、想像も付かないくらいです。あまりのものすごさに繰り返し2度も読んでしまいました。
2023年5月16日に日本でレビュー済み
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敗戦により満州に置き去りされた国民の悲惨さに涙します。生後間もない子供を含む3人を抱えての母親の強さは男親にはできない。戦争の敗戦の悲惨さを記憶し忘れてはならないと思います。
2024年1月4日に日本でレビュー済み
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1945年満州棄民の小生には本巻の内容が良く理解出来ます。
お元気でご執筆の様子、頭が下がります。
お元気でご執筆の様子、頭が下がります。
2022年8月23日に日本でレビュー済み
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私自身の母も旧満州からの引揚げ者だが、乳児だったのでほとんど記憶にないという。それでいて当時のことはあまり話したがらない。
著者と同じ3人の子どもを連れて帰国した祖母も今は亡く、当時のことを知る手段としてこの本を手に取った。久しぶりに読むのを止められない感覚を味わった。数々のエピソードが事実であるという衝撃とともに、かつて祖母の話した「大変だった」「苦労した」という言葉の真実が見えた気がする。
この人達がいて、今の自分が、日本がある。今につながっていることとして、読まれ続けてほしい作品だと思った。
著者と同じ3人の子どもを連れて帰国した祖母も今は亡く、当時のことを知る手段としてこの本を手に取った。久しぶりに読むのを止められない感覚を味わった。数々のエピソードが事実であるという衝撃とともに、かつて祖母の話した「大変だった」「苦労した」という言葉の真実が見えた気がする。
この人達がいて、今の自分が、日本がある。今につながっていることとして、読まれ続けてほしい作品だと思った。
2023年12月18日に日本でレビュー済み
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何度読んでも、昔を忘れないために良い
2022年10月6日に日本でレビュー済み
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以前「竹林はるか」を読んだことがあり、それは子供の経験談であり貴重なものでしたが、本件は母親がたくましく子供を背負いながら避難の話で、今まさにウクライナで起きていることであり日本にも起こることかもしれないので一読を若い世代にお勧めします。