あぁ・・・・・・
ずっとこのシリーズを読んできてこの「オデュッセウス」のお話が一番、胸をうちハラハラし救いがありました。
なんといっても「真実の永遠の愛」がテーマ。救われます。
もっと前の方の巻の「キューピッドの恋と結婚」もまあ救いのある方ですが
なんといって恋のはじまりが「恋の矢」のせいなのでモヤモヤが・・・
でもこの巻のお話は最後を飾るにふさわしい麗しさで救われました。
一読の価値ありっ☆
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マンガギリシア神話 (8) (中公文庫 S 19-8 マンガギリシア神話 8) 文庫 – 2004/6/25
里中 満智子
(著)
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- ISBN-104122043883
- ISBN-13978-4122043886
- 出版社中央公論新社
- 発売日2004/6/25
- 言語日本語
- 本の長さ235ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2004/6/25)
- 発売日 : 2004/6/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 235ページ
- ISBN-10 : 4122043883
- ISBN-13 : 978-4122043886
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 18位古代ギリシア・ローマの美術史
- - 109位中公文庫コミック版
- - 1,126位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
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2013年12月15日に日本でレビュー済み
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ギリシア神話入門にはピッタリ!ギリシア神話初心者です。里中 満智子先生の漫画はきれいだし、話もわかりやすく、ギリシア神話の基本がよく理解できました。これがら幅を広げてギリシア神話を色々読みたい、そう思わせてくれる作品です。
2005年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが漫画大国・日本。
泥縄式では追いつかないギリシア神話の世界が見事に系統立てられ、わかりやすく、読み物として面白く表現されています。
大ベテラン里中満智子の地味すぎず派手すぎない安定した絵と、ユーモア溢れるコメントがいいですね。
巻末の解説とともにトリビア的な楽しみも味わえます。
文庫版でサイズも価格も手頃なので、全8巻揃えておいて損はないでしょう。
入門編、アレンジもの、どちらの意味でもお勧め。
泥縄式では追いつかないギリシア神話の世界が見事に系統立てられ、わかりやすく、読み物として面白く表現されています。
大ベテラン里中満智子の地味すぎず派手すぎない安定した絵と、ユーモア溢れるコメントがいいですね。
巻末の解説とともにトリビア的な楽しみも味わえます。
文庫版でサイズも価格も手頃なので、全8巻揃えておいて損はないでしょう。
入門編、アレンジもの、どちらの意味でもお勧め。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
里中先生のこのシリーズは本当に分かり易くて素敵です。
ゼウスの我儘さに吹き出したり、アポロンに同情したり、
唯一の難は、登場人物の顔が似すぎているところか...。
ゼウスの我儘さに吹き出したり、アポロンに同情したり、
唯一の難は、登場人物の顔が似すぎているところか...。
2014年7月30日に日本でレビュー済み
登場神と人物が多く、神間、神人間、人間関係が複雑なギリシア神話のエッセンスを漫画という表現方法を使って、わかりやすくまとめたものです。
オデュッセウスが勇気と知恵と信念と愛で、神と人から与えられる試練を乗り越えるという少年漫画の要素と、真実の愛をつらぬくという少女漫画の要素を両方含んでいて、漫画の原点のような物語だと感じました。ただ、オデュッセウスが偶に美女に言い寄られて関係を持っている点で、やはり男性が作った物語だと感じます。一番感動したのは犬ですけれども。
初期は、一方的に神(自然)に振り回される存在だった人間が、神(自然)が与える試練を乗り越えるヒーローを登場させていることから、神(自然)から自立し、神(自然)を制御・征服しようとする西洋的な考え方が伺えます。ポセイドンにオデュッセウスが言われる「思い上がるな」という言葉が、印象的です。彼らは、自然を征服しようとして何度も打ちのめされたのではないか、と想像します。
オデュッセウスが勇気と知恵と信念と愛で、神と人から与えられる試練を乗り越えるという少年漫画の要素と、真実の愛をつらぬくという少女漫画の要素を両方含んでいて、漫画の原点のような物語だと感じました。ただ、オデュッセウスが偶に美女に言い寄られて関係を持っている点で、やはり男性が作った物語だと感じます。一番感動したのは犬ですけれども。
初期は、一方的に神(自然)に振り回される存在だった人間が、神(自然)が与える試練を乗り越えるヒーローを登場させていることから、神(自然)から自立し、神(自然)を制御・征服しようとする西洋的な考え方が伺えます。ポセイドンにオデュッセウスが言われる「思い上がるな」という言葉が、印象的です。彼らは、自然を征服しようとして何度も打ちのめされたのではないか、と想像します。