研究の成果が反映されるためかあるいは本書のようないわば古典を読んでいることが前提で記述されているのか最近の出版物は詳細または細かい議論が多いように思う
対して本書は古事記日本書紀を必要に応じて引用して簡明に論じてくれている
日本の歴史の全集を読み始めたのはもう10年くらい前であるが、最初に読んでおくべきだったと悔やんだ
確かに最近の研究成果は反映されていないが日本の歴史の良い道標になってくれる良書だと思う
残念なことは本巻の主要著者である井上氏が65歳で亡くなられたことは残念である
長命であれば本巻以降の研究業績を反映した成果が読めたにと思う
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日本の歴史 1 改版 (中公文庫 S 2-1) 文庫 – 2005/6/1
井上 光貞
(著)
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- 本の長さ593ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2005/6/1
- ISBN-104122045479
- ISBN-13978-4122045477
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2005/6/1)
- 発売日 : 2005/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 593ページ
- ISBN-10 : 4122045479
- ISBN-13 : 978-4122045477
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,939位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大東亜戦争後、GHQの指示で、天皇崇拝してきた日本に教育から古事記等を排除してきた歴史があったと聞きますが、今一度日本人ならば、神代を知るべきところ。
出版当時ベストセラーになったと聞き購入しました。大変面白く勉強になります。
大変満足しております。
出版当時ベストセラーになったと聞き購入しました。大変面白く勉強になります。
大変満足しております。
2013年10月30日に日本でレビュー済み
昭和47年に買った箱入り全集を40年ぶりに本棚の奥から引っ張り出して再読した。流石に半世紀も経つと内容的には古くなっているのは否めないが、歴史書の原点として着実な根拠の上にしっかりとした構成になっているのに改めて感心した。第2巻の直木孝次郎氏と共に戦後、津田左右吉を師と仰ぎ、彼の「批判文献学」を継承する姿勢を貫いておられるが、直木氏共々、古事記・日本書紀は人為的に‘創られた’物語で応神以前の15人の天皇(神功含む)は、全て「フィクション」で論ずるに値しないものという姿勢を貫いておられる。又、神武東征などの「言い伝え」が如何にインチキであったかを先輩諸氏の研究論文を引用して力説しておられるが、では何故、応神以前の天皇数が14人であるのか、又、神功「伝説」の内容が当時の朝鮮の史書(三国史記など)や好太王碑文と酷似するのかという点に関しては話題をぼかしておられる。ただ、当時、一世を風靡した江上波夫の「騎馬民族流入説」に関してはかなり前向きで、応神以降の帰化人文化と対比させつつ肯定的に受け入れられている。その他、魏志倭人伝や崇神天皇、倭建命や倭の五王、継体天皇と磐井の反乱など抑えるところは押さえながら、きっちりと事の成否を見極めていこうとする姿勢は科学的で、流石、名著の名に恥じない一冊である。ただ、余りに津田史学の洗礼を受けているせいか、その嚆矢とするところが“記紀潰し”にあるのは明白で、如何に混乱の戦争直後であるとはいえ、もう少し冷静な態度が欲しかった。あと、日本の古代史を考察するに際して、いきなりアンドロメダ/ペルセウスなどのギリシャ神話やインドネシアやニューギニアの祖先説話と比較関連づけようとするのは、どう見ても不自然でとっつきにくい。あれ程、古事記・日本書紀に対しては冷厳であった「クリティーク」な視点は何処に行ったのかと思う。唯、書かれた年代と併せて、この書も既に‘批判的考察’の対象となる歴史の一部に属しており、今後、日本の古代史を学ぼうとする諸氏は、その点も含めてこの本に貫かれたブレない姿勢を学び取ってほしい。
2021年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一年くらいかかってやっと読み終えました。この本を読む前に古事記を読んでいたので、考古学の実証結果と照らし合わせて書いてある部分はとても興味深く読みました。諸学説の紹介、考察についてはちょっとついていけない部分がありましたが、古代史についての理解がやっとできたような気がします。
2019年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の資料が少ないので、解釈は日本書記を基準とせざるを得ないが、考古学等の資料も記載されているので、フィクションではなく、当時の実態がおぼろげながら分る気がする
2022年6月29日に日本でレビュー済み
他のレビューアさんたちが詳細で的を得たすばらしいレビューを書いていらっしゃるので今更なのですが、自分なりの感想を書いてみたいと思います。
歴史はずっと好きでしたが、時代の好みが偏っていたり、漠然とばらばらにいろんなことを知っていてもそれが全体の中でどういう意味なのかわかっていなかったり・・。一度、系統立ててちゃんと知らないとだめだと思っていたところ、積ん読状態になったまま忘れていたこの本をみつけました。
また、最近、里中満智子氏の奈良時代を舞台にした漫画を読んで古代に興味を持ったためでもあります。藤原氏をはじめとする豪族の専横に腹が立ったり、そこに登場する愚かな天皇たちにびっくりしたり、そこへ加えて最近のある皇族の行いにも情けない思いをしていたところで、そもそも皇族というのはどういう人たちなのか、あの人たちはどこから来たのか?その一番最初から知りたくなりました。
古代史の概要を広く全体的に解説した本を読むのはこれが初めてであり、しかも手元にあるのが1973年初版、97年33版なので、新しい学説についてはまったくわかりません。けれど読み終わってみて、大変な労作であり膨大な知識を与えてもらったという充実感がありました。
そもそもはるかな昔のことで、100%正しいと証明できるものは何もない時代のこと。著者の井上光貞氏は他の歴史学者や考古学者の方たちにも意見を聞きそれらを取り入れ、当時知りうる限りの様々な学説を取り上げ、共感するところは共感し、反論するならそれなりの論拠を明らかにしていて、とても公平に書かれていると感じました。
どの天皇が実在したのか、それともただ神話だけの存在か、記紀に書かれたことの中でどれが史実でまたそうでない可能性が高いのか、九州と大和はどういう関係にあったのか、当時の朝鮮半島との関係は、帰化人は日本でどのような役割を果たしたのか(意外にもものすごく数が多そうなのはびっくりしました。皇族も日本人もいろんな地方、いろんな国の人々が混じりまくっています)、そして仏教伝来まで、大変勉強になりました。
見方をさらに客観的にするべく、今度は別の学者さんの著書や新しい学説が含まれたものを読みたいと思います。こちらの本も手元に置いて、これからもずっと読み返すと思います。
歴史はずっと好きでしたが、時代の好みが偏っていたり、漠然とばらばらにいろんなことを知っていてもそれが全体の中でどういう意味なのかわかっていなかったり・・。一度、系統立ててちゃんと知らないとだめだと思っていたところ、積ん読状態になったまま忘れていたこの本をみつけました。
また、最近、里中満智子氏の奈良時代を舞台にした漫画を読んで古代に興味を持ったためでもあります。藤原氏をはじめとする豪族の専横に腹が立ったり、そこに登場する愚かな天皇たちにびっくりしたり、そこへ加えて最近のある皇族の行いにも情けない思いをしていたところで、そもそも皇族というのはどういう人たちなのか、あの人たちはどこから来たのか?その一番最初から知りたくなりました。
古代史の概要を広く全体的に解説した本を読むのはこれが初めてであり、しかも手元にあるのが1973年初版、97年33版なので、新しい学説についてはまったくわかりません。けれど読み終わってみて、大変な労作であり膨大な知識を与えてもらったという充実感がありました。
そもそもはるかな昔のことで、100%正しいと証明できるものは何もない時代のこと。著者の井上光貞氏は他の歴史学者や考古学者の方たちにも意見を聞きそれらを取り入れ、当時知りうる限りの様々な学説を取り上げ、共感するところは共感し、反論するならそれなりの論拠を明らかにしていて、とても公平に書かれていると感じました。
どの天皇が実在したのか、それともただ神話だけの存在か、記紀に書かれたことの中でどれが史実でまたそうでない可能性が高いのか、九州と大和はどういう関係にあったのか、当時の朝鮮半島との関係は、帰化人は日本でどのような役割を果たしたのか(意外にもものすごく数が多そうなのはびっくりしました。皇族も日本人もいろんな地方、いろんな国の人々が混じりまくっています)、そして仏教伝来まで、大変勉強になりました。
見方をさらに客観的にするべく、今度は別の学者さんの著書や新しい学説が含まれたものを読みたいと思います。こちらの本も手元に置いて、これからもずっと読み返すと思います。
2017年3月15日に日本でレビュー済み
他のレビューワーの方々も書いていらっしゃいますが、古い著作なので(元々は1965年刊行)、その後の研究・発見が入っているわけでもなく、その点では「限界」があります。でも、2017年の時点でも、他の著作に無い魅力があるのも事実です。例えば、この著作内で、井上氏が一時的に脇道に逸れて、今までにあった古墳の盗掘や、開発という名のもとに行われた古墳の破壊について書いている箇所がありますが(「最初の統一王朝」章内)、この話題は、他の著作ではなかなか触れられていないと思います。管見では、特に、戦後、「開発」という名のもとに、埋め立て地用の土を古墳から調達していたなどの事例が興味を引きました。他の著作でも「宮内庁が厳しくてなかなか古墳の調査ができない」という声はよく目にしますが、こういう形で古墳が破壊されたという話は聞かなかったので、正直驚きました。井上氏も詳しく話している訳ではないので、詳細はこの本からは分かりませんが、やはりこういう話も含んでおいたというところがこちらの著作のいい点だと思います。千円超と文庫でも値が張りますが、その価値の十二分にある本だと思います。