いわゆる多重人格がテーマのミステリー的小説。深田恭子の映画を先に見たけど内容的にはかなり違っていた。
あまりにひどい経験をすると本当の自分をプロテクトするために別の人格が発動するというのは心理的にうなずけるところ。
フラッシュバックによって思い出すなんてのも、よくある設定だけど、本当にそんなものを抱えてしまうととても深刻だろう。
よくある多重人格ミステリーだが、展開に結構ひねりが効いていてた。
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ル-ムメイト (中公文庫 い 74-6) 文庫 – 2006/4/25
今邑 彩
(著)
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- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/4/25
- ISBN-104122046793
- ISBN-13978-4122046795
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/4/25)
- 発売日 : 2006/4/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 400ページ
- ISBN-10 : 4122046793
- ISBN-13 : 978-4122046795
- Amazon 売れ筋ランキング: - 120,216位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今邑彩さんの作品では初めて読んだ作品でした。感想から言うと、まんまと騙されました。後半には鳥肌が思わず立ってしまいました。しかし、ほかの作品を読んでいる方には、またか。みたいに感じる人がいる気がする。
2024年4月6日に日本でレビュー済み
1997年8月初版の本なので、レビューにはネタバレが大量に含まれます。
ミステリー本としてミステリアスな雰囲気満載で物語が進んでいく。その意味では力量を持った作家だと思う。
地方から大学進学の為に東京に出てきた二人の女性が、不動産屋での出会いから部屋をシェアする事になる。
ところがある日突然、相方が部屋に帰ってこなくなってしまう。困った主人公、萩尾春海は失踪したルームメイト西村麗子の連絡先などに当たるが、そこで西村麗子のある事実に気付く。
結果、西村麗子とは大学進学の為に上京した萩尾春海と同世代の人物では無く、42歳の青柳麻美であり、その実の娘が西村麗子だった。
42歳の青柳麻美はそれ以外にも平田由紀、マリ、サミー、カオリと、複数の人格を持つ多重人格障害を持った人物だった。
これが発覚した時点で、この物語への興味は急降下していった。個人的には小説、特にミステリーでの多重人格はタブーだと思っている。「実は犯人はAと言う人格の時のBでした」、「俺がと言っていたのは多重人格の一人である男性人格の時で、実在の人物は女性だった」と、幾らでも後設定が可能だからだ。
本書は三部構成で、各部の最初にモノローグがある。だから多重人格だとわかった以降は、当然「俺、僕と言う言い方しても実は・・・」と勘ぐりながら読んでしまう。
しかし多重人格である青柳麻美が犯人と対峙しているシーンがあり、後には殺されているので、当然「俺、僕と言う言い方している人物は男性」となるはず。
ところが結末は、主人公である萩尾春海もまた多重人格者だったというオチ。
自分は騙されながら読みたいタイプなのだが、伏線回収やトリックを暴きながら読みたいタイプの人は、非常にネタバレし易い内容だと思う。自分でさえ「何故執拗に死んだ兄貴の話しが出てくるのだろう」と感じたくらいだから。
また、自分は読ませる力量のある作家だと感じたが、余計な事を盛る作家だとも感じた。主人公である萩尾春海が調査に乗り出す相棒として、密かに好意を抱いていた大学の先輩を選ぶが、その人物が神社好き、石好きとして神社や石に関する蘊蓄が結構出てくる。
それが全く生きていない。小説に出てくる蘊蓄は自分の好物で楽しみでもある。だからストーリーに関係の無い蘊蓄でも楽しめるのだが、この著者の蘊蓄には熱量が感じられない。取ってつけたかの様な蘊蓄で、著者自身は神社にも石にもさほど興味は無いのだろう事が丸わかり。
最後にモノローグ4。
これは蛇足と言うより順番がおかしい。小説は小説として完結した後に「あとがき」として著者の意見を述べるべき。
著者として自信が有るのなら、著者自身の見解としてモノローグ4まで読み進めさせるか、文庫化に当たってモノローグ4を削除するべきかを決定すべきだろう。
結果、多重人格者が多重人格者と偶然同居し、20歳以上の年の差を見抜けず、お互い都合の良い人格同士で付き合い、読者に多少の疑問を残させつつハッピーエンドで終えるか、あとがきで著者自身が後味悪いと公言した後にバッドエンドのモノローグ4を読む選択肢を与えると言う、ごちゃごちゃ感だけが残る内容だった。
ミステリー本としてミステリアスな雰囲気満載で物語が進んでいく。その意味では力量を持った作家だと思う。
地方から大学進学の為に東京に出てきた二人の女性が、不動産屋での出会いから部屋をシェアする事になる。
ところがある日突然、相方が部屋に帰ってこなくなってしまう。困った主人公、萩尾春海は失踪したルームメイト西村麗子の連絡先などに当たるが、そこで西村麗子のある事実に気付く。
結果、西村麗子とは大学進学の為に上京した萩尾春海と同世代の人物では無く、42歳の青柳麻美であり、その実の娘が西村麗子だった。
42歳の青柳麻美はそれ以外にも平田由紀、マリ、サミー、カオリと、複数の人格を持つ多重人格障害を持った人物だった。
これが発覚した時点で、この物語への興味は急降下していった。個人的には小説、特にミステリーでの多重人格はタブーだと思っている。「実は犯人はAと言う人格の時のBでした」、「俺がと言っていたのは多重人格の一人である男性人格の時で、実在の人物は女性だった」と、幾らでも後設定が可能だからだ。
本書は三部構成で、各部の最初にモノローグがある。だから多重人格だとわかった以降は、当然「俺、僕と言う言い方しても実は・・・」と勘ぐりながら読んでしまう。
しかし多重人格である青柳麻美が犯人と対峙しているシーンがあり、後には殺されているので、当然「俺、僕と言う言い方している人物は男性」となるはず。
ところが結末は、主人公である萩尾春海もまた多重人格者だったというオチ。
自分は騙されながら読みたいタイプなのだが、伏線回収やトリックを暴きながら読みたいタイプの人は、非常にネタバレし易い内容だと思う。自分でさえ「何故執拗に死んだ兄貴の話しが出てくるのだろう」と感じたくらいだから。
また、自分は読ませる力量のある作家だと感じたが、余計な事を盛る作家だとも感じた。主人公である萩尾春海が調査に乗り出す相棒として、密かに好意を抱いていた大学の先輩を選ぶが、その人物が神社好き、石好きとして神社や石に関する蘊蓄が結構出てくる。
それが全く生きていない。小説に出てくる蘊蓄は自分の好物で楽しみでもある。だからストーリーに関係の無い蘊蓄でも楽しめるのだが、この著者の蘊蓄には熱量が感じられない。取ってつけたかの様な蘊蓄で、著者自身は神社にも石にもさほど興味は無いのだろう事が丸わかり。
最後にモノローグ4。
これは蛇足と言うより順番がおかしい。小説は小説として完結した後に「あとがき」として著者の意見を述べるべき。
著者として自信が有るのなら、著者自身の見解としてモノローグ4まで読み進めさせるか、文庫化に当たってモノローグ4を削除するべきかを決定すべきだろう。
結果、多重人格者が多重人格者と偶然同居し、20歳以上の年の差を見抜けず、お互い都合の良い人格同士で付き合い、読者に多少の疑問を残させつつハッピーエンドで終えるか、あとがきで著者自身が後味悪いと公言した後にバッドエンドのモノローグ4を読む選択肢を与えると言う、ごちゃごちゃ感だけが残る内容だった。
2014年11月6日に日本でレビュー済み
本格派の今邑さんのルームメイト。
以前、他の作品を読ませて頂いて、しっかりした構想で、
しっかりした文章で組み立てる方だなあと感心しておりました。
この作品。
とある疾患を抱える女性を巡り、たまたま出会った、たまたま
同じ時間と場所を抱えることになった女性と、その先輩の物語。
とある女性の失踪に、探していたら、同じ女性を探す人。探す
人。その求めるところの正体は。そして、その絡まる糸の結び目
に、辿り着いた二人は?
昔だったら、記憶喪失がよく使われた、恋愛ものなら、山口
百恵の赤い疑惑。
これをサスペンス、少し目新しいものとを絡めて、プロローグが
徐々に生きてくる。
そんなところだったんだと思いますが。
今邑さんにしては、ちょっと杜撰?きっと書いている途中で、
路線変更?というのが見えてしまって、面白かったのですが、
ちょっと興ざめ。
マリさんが一緒に歩いていたのは長身の男性だった。
武村からの連絡は、いつも工藤さんからの言づてだった。
こんな記述が、165cm位と設定された女の子には、そして、
いくらその疾患であれ、殺害方法が無理。
100万分の一と100万分の一が出会う設定がそもそも無理。
かな?
小説なので、ありえないところにありえないものを重ねるのは
ありなのですが.......
70点。
この間某作家の〇リズムを読んだ後だったので、まだ許せます。
基本的に今邑さんの作品、良好です。
以前、他の作品を読ませて頂いて、しっかりした構想で、
しっかりした文章で組み立てる方だなあと感心しておりました。
この作品。
とある疾患を抱える女性を巡り、たまたま出会った、たまたま
同じ時間と場所を抱えることになった女性と、その先輩の物語。
とある女性の失踪に、探していたら、同じ女性を探す人。探す
人。その求めるところの正体は。そして、その絡まる糸の結び目
に、辿り着いた二人は?
昔だったら、記憶喪失がよく使われた、恋愛ものなら、山口
百恵の赤い疑惑。
これをサスペンス、少し目新しいものとを絡めて、プロローグが
徐々に生きてくる。
そんなところだったんだと思いますが。
今邑さんにしては、ちょっと杜撰?きっと書いている途中で、
路線変更?というのが見えてしまって、面白かったのですが、
ちょっと興ざめ。
マリさんが一緒に歩いていたのは長身の男性だった。
武村からの連絡は、いつも工藤さんからの言づてだった。
こんな記述が、165cm位と設定された女の子には、そして、
いくらその疾患であれ、殺害方法が無理。
100万分の一と100万分の一が出会う設定がそもそも無理。
かな?
小説なので、ありえないところにありえないものを重ねるのは
ありなのですが.......
70点。
この間某作家の〇リズムを読んだ後だったので、まだ許せます。
基本的に今邑さんの作品、良好です。
2013年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中古なので、購入にあたり心配していましたが、とてもいい状態の本でした。お安く購入出来て満足です。
2006年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女子大生のヒロインのルームメイトが突然失踪し、それと関る殺人事件が発生する。ヒロインがその謎を追ううちに、ルームメイトが多重人格者だった事が分かる。果たして事件の真相は...。
話の途中までで事件の骨格が明らかになり、作者が多重人格者のある人格を"恣意的に"発現させたり、消滅させたりするのを読んで、結末が容易に予測できてしまった。
多重人格というものを安易に乱用し過ぎたせいだと思う。むしろルームメイトを性格が奇矯な普通の女性に設定しておいて、最後に"切り札"を出した方が効果的だったのではないか。結末の意外性が勝負の作品だけに余計そう思う。
話の途中までで事件の骨格が明らかになり、作者が多重人格者のある人格を"恣意的に"発現させたり、消滅させたりするのを読んで、結末が容易に予測できてしまった。
多重人格というものを安易に乱用し過ぎたせいだと思う。むしろルームメイトを性格が奇矯な普通の女性に設定しておいて、最後に"切り札"を出した方が効果的だったのではないか。結末の意外性が勝負の作品だけに余計そう思う。
2014年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯の「まんまとだまされた!」的なあおりで
相当ハードルを上げてしまっている。
この作者の本は初めて読んだのですが
まあサラッと読めるなと思いつつ
期待して読みすすめたのですが
あら?思った通りの結末で終わった。という印象。
真犯人が判明した後、当然もうひとひねりあるものだと
期待しすぎたのかも。
書かれた時代を考えると、まあ仕方ない部分もあるのかな。
当時としては新しかったのでしょうか。
大学の先輩による
長ったらしい「石」の講釈、
こんだけダラダラ書くのなら当然なにかしらの伏線かと思ったのですが、一切関係なくてビックリ。あの部分、いります?
この小説は半分の長さにまとめられるんじゃないかと思う位
無駄な描写が多く感じました。
桃缶が妙にキーワード的に出てくるから
ネタバラシで絶対そこ絡んでくるのかと思いきや
なにもなかった…。
まあ、でもそれなりに楽しく読めました。
ミステリーに慣れている人には、微妙だと思います。
ミステリーを知らない小学生には、
とても面白く読めると思います。入門編にいいかも。
それから、バッドエンド編も収録されてますが
作者による「この先はチョー後味悪いんで、読まない方がいいかもね」とかいうコメントが
いかにもバカっぽくて
最後の最後に更にしらけました。。
ああいうコメントは作者の質を落とすだけなので止めた方がいいのでは。
相当ハードルを上げてしまっている。
この作者の本は初めて読んだのですが
まあサラッと読めるなと思いつつ
期待して読みすすめたのですが
あら?思った通りの結末で終わった。という印象。
真犯人が判明した後、当然もうひとひねりあるものだと
期待しすぎたのかも。
書かれた時代を考えると、まあ仕方ない部分もあるのかな。
当時としては新しかったのでしょうか。
大学の先輩による
長ったらしい「石」の講釈、
こんだけダラダラ書くのなら当然なにかしらの伏線かと思ったのですが、一切関係なくてビックリ。あの部分、いります?
この小説は半分の長さにまとめられるんじゃないかと思う位
無駄な描写が多く感じました。
桃缶が妙にキーワード的に出てくるから
ネタバラシで絶対そこ絡んでくるのかと思いきや
なにもなかった…。
まあ、でもそれなりに楽しく読めました。
ミステリーに慣れている人には、微妙だと思います。
ミステリーを知らない小学生には、
とても面白く読めると思います。入門編にいいかも。
それから、バッドエンド編も収録されてますが
作者による「この先はチョー後味悪いんで、読まない方がいいかもね」とかいうコメントが
いかにもバカっぽくて
最後の最後に更にしらけました。。
ああいうコメントは作者の質を落とすだけなので止めた方がいいのでは。