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補給戦: 何が勝敗を決定するのか (中公文庫 B 14-10 BIBLIO S) 文庫 – 2006/5/25
ナポレオン戦争からノルマンディ上陸作戦までの戦争を「補給」の観点から分析。戦争の勝敗は補給によって決まることを明快に論じた名著。〈解説〉石津朋之
- 本の長さ422ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/5/25
- ISBN-104122046904
- ISBN-13978-4122046900
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/5/25)
- 発売日 : 2006/5/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 422ページ
- ISBN-10 : 4122046904
- ISBN-13 : 978-4122046900
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30位中公文庫BIBLIO
- - 34位米軍基地
- - 425位軍事入門
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
基本は「現地調達」が便利です。
戦争で勝敗を分ける大きな要因「補給(兵站)」という側面を、16世紀の荷馬車(と船)で運ぶ時代から、鉄道、トラックなどのテクノロジー発達とともに、どのような変遷をたどっていったのかを解説する一冊。ナポレオンやシュリーフェン、ロンメル、パットン将軍などの戦略を具体的に説明してくれるのはいいが、かなり細かく、文章も堅苦しくて読みづらいし、欧州の地理や戦争の基礎背景を知っていないと読むのがけっこうつらい。資料的価値は高いと思うが、読書としてもおもしろさには欠ける。基本は「現地調達」が便利。戦争の所期の目的が略奪にあるのですから、それは不思議なことではないですが、アレキサンダーの後、ローマは長大な街道を築いてもいます。補給というと食べ物の話だけに感じるかもしれませんが、武具もいるわけでそれが現地調達できると思っているのがお家芸です。 和弓と同じく使える矢なのか、防具の素材など略奪するにも考えることは多いはずです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナポレオン戦争から第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦に至るまでの代表的な戦闘を「補給」という観点から徹底的に分析。補給の計画、実施、戦闘への影響を、弾薬、食糧等の具体的な数値と計算に基づいて説明し、補給こそが戦いの勝敗を決するということを初めて明快に論じた名著。
2019年11月1日に日本でレビュー済み
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16世紀からナポレオン、ヒトラーあたりまでの戦争を物質補給という観点から、考察した一冊。
武器弾薬、食料、兵士を如何に届けるかという、具体的な問題。天才と言われた者は、どこに兵士を置くかに力点を置いたかのように後世、語られることが多いが、現実の戦いにおいては、補給こそが生命線であり続けたという話。戦争などは、ドロボウ行為で、何一つ生産しない。
ローマ人のように、道を作り、畑を耕す程度にしか、戦線を拡大すべきではなく、長続きしないということかも。今、世界最強の軍事力は、アマゾンか、ヤマトの宅急便かも。
武器弾薬、食料、兵士を如何に届けるかという、具体的な問題。天才と言われた者は、どこに兵士を置くかに力点を置いたかのように後世、語られることが多いが、現実の戦いにおいては、補給こそが生命線であり続けたという話。戦争などは、ドロボウ行為で、何一つ生産しない。
ローマ人のように、道を作り、畑を耕す程度にしか、戦線を拡大すべきではなく、長続きしないということかも。今、世界最強の軍事力は、アマゾンか、ヤマトの宅急便かも。
2022年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中世から現代まで戦争を兵站面という側面から追う。ロシアでの敗戦の責任は一般的に言われているヒトラーでなくOKHにありと決めつけるのは少々乱暴ですが、これまでよく語られる『大きな軍事的判断』以上の原因であったことは確かでしょう。1944年以降の欧州戦線は綿密に計画された兵站計画を打ち破ることによって成功したなどとなかなか興味深い考察が多数あります。クラウゼビッツ的な勝利法である「決定的な場所に最大の兵力を集中させること」が大切だと解っていても、通常の軍人は会戦場所や時期、兵員の手配、兵器の生産を優先してしまうジレンマがあり、正直言えばソレもまた理解できる。
本書や『海上護衛戦』を読んだ方が陥りがちな「補給こそすべて!」などと勘違いするのではなく、あくまでもその重要性・困難さを理解し、何を重視すべきかを冷徹に考える事こそ肝要であると思います。
本書や『海上護衛戦』を読んだ方が陥りがちな「補給こそすべて!」などと勘違いするのではなく、あくまでもその重要性・困難さを理解し、何を重視すべきかを冷徹に考える事こそ肝要であると思います。
2022年3月18日に日本でレビュー済み
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戦史物だとほとんどが戦闘、戦術、狭い意味での戦力のみ触れるだけで、実際にそれらを支える補給にはあまり触れない書が多いですが、この書は具体的な補給の数字、方法に分析することによって、いかに勝敗に影響したかわかりました。実際の戦争を理解するためには大変参考になりました。
2018年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は読み手が読みやすいように書かれた本ではないですね。
とにかく登場人物や地名が多く、どこの誰でどの国のどの地方の
話なのか、なんだかだかさっぱりわからなくなってくる。
そして訳が致命的に下手くそだ。
「この制度は以前の制度よも、意図においてより整然としており、
また、それゆえに人情の機微をうがったものであった。もっともそれは
実際面において凶暴さを伴って実行された。」
私はこうゆう訳は基本的に一般書向けの訳に慣れていない人がとる手法だと思う。
要は小難しい表現が多いうえに常用漢字ではないか漢字が多用されている。
はたしてこれが読みやすいでしょうか?
戦争というテーマの中でも地味ながらも一番肝要な補給についての考察は
とても興味深いのですが、文章そのものが読みにくければ台無しになってしまう。
ベットで寝転がって読んでいると睡眠薬以上の効果を発揮する本書。
戦争の歴史好きの方でも読了は難儀するでしょうね。
万人向けではないですね。残念(-_-)
とにかく登場人物や地名が多く、どこの誰でどの国のどの地方の
話なのか、なんだかだかさっぱりわからなくなってくる。
そして訳が致命的に下手くそだ。
「この制度は以前の制度よも、意図においてより整然としており、
また、それゆえに人情の機微をうがったものであった。もっともそれは
実際面において凶暴さを伴って実行された。」
私はこうゆう訳は基本的に一般書向けの訳に慣れていない人がとる手法だと思う。
要は小難しい表現が多いうえに常用漢字ではないか漢字が多用されている。
はたしてこれが読みやすいでしょうか?
戦争というテーマの中でも地味ながらも一番肝要な補給についての考察は
とても興味深いのですが、文章そのものが読みにくければ台無しになってしまう。
ベットで寝転がって読んでいると睡眠薬以上の効果を発揮する本書。
戦争の歴史好きの方でも読了は難儀するでしょうね。
万人向けではないですね。残念(-_-)
2021年6月19日に日本でレビュー済み
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銀河英雄伝説、ヤンのセリフが頭をよぎる
「世の中でいちばん有害なばかは、補給なしで戦争に勝てると考えているばかだ。」
「世の中でいちばん有害なばかは、補給なしで戦争に勝てると考えているばかだ。」
2020年5月11日に日本でレビュー済み
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医療現場に防護服がない、人工呼吸器が足りない、消毒液が、マスクが、そしてそれらの材料が・・・。
歴史的に兵站というものがいかに成り立っていなかったかがわかる。
この失敗の歴史から我々が学べるものは多いはずだと思うが、私にはやや難解なところが多かったため、もう一度じっくり読んでみようと思う。
歴史的に兵站というものがいかに成り立っていなかったかがわかる。
この失敗の歴史から我々が学べるものは多いはずだと思うが、私にはやや難解なところが多かったため、もう一度じっくり読んでみようと思う。
2020年1月3日に日本でレビュー済み
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WW2で「ドイツ軍はそれまで突破不可能とされていたアルデンヌの森林地域を通過して云々」の理由がようやく理解できた。我が国の某組織では「指揮官は部隊の移動、展開布陣を考え、現場の者が食事や風呂や寝る場所の確保を考える」成る程アメ公に到底勝てぬ訳である。