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海のふた (中公文庫 よ 25-4) 文庫 – 2006/6/1
よしもと ばなな
(著)
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ふるさと西伊豆の小さな町は海も山も人もさびれてしまっていた。私はささやかな想いと夢を胸に大好きなかき氷屋を始めたが……。名嘉睦稔のカラー版画収録。
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/6/1
- ISBN-104122046971
- ISBN-13978-4122046979
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/6/1)
- 発売日 : 2006/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 203ページ
- ISBN-10 : 4122046971
- ISBN-13 : 978-4122046979
- Amazon 売れ筋ランキング: - 71,538位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月12日に日本でレビュー済み
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が舞台のお話し。自分も夏によく行くのでオーバーラップしてとても入り込めました。
2019年6月8日に日本でレビュー済み
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幻想的な世界観が読むひとによって、違うと思いました。純粋な気持ちでストーリーに入り込めないと、最後まで読みきることができない物語のタッチに驚きました。。。
2015年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まりちゃんとはじめちゃんが交わす会話、言葉の一つ一つを、よしもとばななさんからの手紙のように読みました。
私も、日常の何気ない、でも大切なことを見失わずに、愛おしく思う気持ちを大事にしながら暮らしていこうと思います。
私も、日常の何気ない、でも大切なことを見失わずに、愛おしく思う気持ちを大事にしながら暮らしていこうと思います。
2015年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧に梱包されて注文した翌日に届きました。ただ、領収証はいいとして、明細書は付けて欲しいと思いました!
2013年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まりちゃんとはじめちゃんという二人の女の子。
いろいろと背負ってはいるけれど、まりちゃんがはじめちゃんのことを「すごく好きになった」気持ちがとてもわかる気がした。
重たい経験をした人と向き合って付き合っていくのは、ほんとうはとても力のいることだと思う。
二人の「はじまり」で終わるけれど、きっと将来は明るい。
海辺に住んだことはないので、少し憧れました。
いろいろと背負ってはいるけれど、まりちゃんがはじめちゃんのことを「すごく好きになった」気持ちがとてもわかる気がした。
重たい経験をした人と向き合って付き合っていくのは、ほんとうはとても力のいることだと思う。
二人の「はじまり」で終わるけれど、きっと将来は明るい。
海辺に住んだことはないので、少し憧れました。
2017年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんかとっつきにくかった。しかし、読み進めてゆくうち、やめれなくなってしまった。
西伊豆の故郷の町。子供の頃は、楽しかった思い出がいっぱいで、繁栄してた町が、いまや寂れてしまった。
そんなふるさとを、大切に思うまりちゃんは、大好きなカキ氷屋をはじめる。
はじめちゃん(母の知り合いの女の子) と一緒に過ごした夏の思い出。一緒にお店をやったり、海で泳いだり、夜道を2人歌いながら歩いたり。
孤独な2人が、やがて・・・・・。
ばななさんは、この本で人生についての考えも述べてます。人は思い出を作りながら生き、やがて闇に吸い込まれ、何も残らない。
淋しい気持ちにさせる言葉だが、この年になるとなるほどと思えてくる。 私が死んだあと、誰が私のことを覚えててくれるだろう。私だけの大切な思い出のつまった箱。それが私という人間の生きた証し。
西伊豆の故郷の町。子供の頃は、楽しかった思い出がいっぱいで、繁栄してた町が、いまや寂れてしまった。
そんなふるさとを、大切に思うまりちゃんは、大好きなカキ氷屋をはじめる。
はじめちゃん(母の知り合いの女の子) と一緒に過ごした夏の思い出。一緒にお店をやったり、海で泳いだり、夜道を2人歌いながら歩いたり。
孤独な2人が、やがて・・・・・。
ばななさんは、この本で人生についての考えも述べてます。人は思い出を作りながら生き、やがて闇に吸い込まれ、何も残らない。
淋しい気持ちにさせる言葉だが、この年になるとなるほどと思えてくる。 私が死んだあと、誰が私のことを覚えててくれるだろう。私だけの大切な思い出のつまった箱。それが私という人間の生きた証し。
2015年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
携帯の電子書籍で読んで気に入って購入しました。やはり、紙の本はいいと実感!
2004年8月17日に日本でレビュー済み
得がたい場所は誰もが持っていると想う
しかし、この本からはその尊さは微塵も感じない
きらめきも何もない文体
これは・・・作文?
しかし、この本からはその尊さは微塵も感じない
きらめきも何もない文体
これは・・・作文?