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ダウン・ツ・ヘヴン (中公文庫 も 25-3) 文庫 – 2006/11/25
- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2006/11/25
- ISBN-104122047692
- ISBN-13978-4122047693
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2006/11/25)
- 発売日 : 2006/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 354ページ
- ISBN-10 : 4122047692
- ISBN-13 : 978-4122047693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 164,206位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
文体は軽やかであり、また一方で重みのある素敵な言葉も散らばってます。
とても読みやすいので、森さんデビューにはお勧めかも
好きな作者さんという事もありますが、一度はアクロバット飛行のレシプロに乗ってみたいと思うはずです。
しかし全巻読み終えると、
時間的な仕掛けなどが面白く、
もう一度読み返したくなる。
作りこまれているが、
重くなくスラスラ読めます。
この著者の
他の作品も読みたくなりました。
この内容でこの値段、小説とは素晴らしいものですね。
とりあえず星は5つです。とても味わい深い文章で構成されています。ただ少し難解ですね。
『お米』みたいなもので、甘味が出るまで咀嚼する必要があります。
甘味が落ち着いても噛み続ければさらに深い甘味が来ます。(いわゆる味の向こう側ですね)
だから速読は難しいですね。先が気になって早く読み進めたくなりますが理解が追いつかないので、ページとばして読んじゃっても気づき難いです。
だから時間に余裕が有る時に読んだほうが良いです。きっと読み始めたら最後までいっちゃいますから。
2006/11 森 博嗣 (著)
───この戦闘機という名の飛行機には、二人は乗れない。二人いる必要がない。もう一人がいても、なんの役にも立たない。誰かと手をつないで生きるなんてことは、絶対にない。それは、もう生きているとは別の状態といってもいいだろう。そうだ、死んだら、みんなのところへ行ける。地面に埋められて、周囲と同化して。天国だって、みんなと一緒だろう。手をつなぎ合って。わからないけれど、天国でも一人ということは、ないと思う。そんな気がする。(p.68)
飛行機乗りの「スカイ・クロラ」シリーズ3巻目。まるで詩のような作品(特に戦闘シーン)です。草薙のパイロット中期時代が語られている。
レビューの中には、村上春樹的と書いている人もいて何となくわかるような。時代背景や設定の説明はありませんが、それでも尚読み進められる不思議なテンポをもっています。次回にその謎が腫れると祈りつつ…。
博嗣作品はこのシリーズが初めてですが、後読感は村上春樹にも似た非常に爽やかな感じはあります。
主人公である草薙の視点から語られる、時間軸一本道のストーリー形式をとっていますが、
読みやすく、なによりも戦闘機による飛行描写が詩的で綺麗です。
てか装幀が麗しすぎ。インテリアの一つとしてどうぞ…、てな感じです。
3本も出しておいて、後もう1作くらいあるんだろうか? そんな予感をさせる締め方です。すごく楽しみ!
次はどんな装幀の空になるんだろう? あと森博嗣って名前も装幀に一役買っている気がします。
良い名前ですね。