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宇田川心中 (中公文庫 こ 46-1) 文庫 – 2007/3/1
小林 恭二
(著)
- 本の長さ501ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2007/3/1
- ISBN-104122048281
- ISBN-13978-4122048287
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2007/3/1)
- 発売日 : 2007/3/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 501ページ
- ISBN-10 : 4122048281
- ISBN-13 : 978-4122048287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,151,261位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
又吉さんの第2図書補佐係で紹介され、気になった本の一つだった。恋愛小説はあまり読まないが、恋愛要素が強いだけではなく、登場人物の輪廻転生の絡み合い、それぞれの関係が徐々に判明していく過程に壮大な物語を感じた。要所要所にあるロマンチックな表現も印象的だった。
2011年6月15日に日本でレビュー済み
俳人でもある小林恭二が渋谷・道玄坂を舞台に描く一大絵巻。
渋谷のスクランブル交差点ですれ違った少年と少女は運命的な出会いを感じる。じつはその出会いは前世の縁、幕末にあったある事件と関係があった。しかも、話はそれで終わらず、縁はさらに過去、鎌倉時代の物語とも繋がっていて……。
なんと言うか、小林恭二がまたやってくれちゃいました。
様式美全開、歌舞伎の要素満載、まるで観る小説。
ここ最近の作家でここまで小説の自由さを自在に操っている作家を、僕は寡聞にも知りません。
そしてすごいなぁと思うのは、その自由さを小林さんが楽しんでいる節があるところです。
どうだぁ、どうだぁ、いくぞぉ、いくぞぉ、という小林さんの言葉が聞こえるかのようにお話はどんどん展開していきます。
それを、ト書きのような小気味いい文体が彩ります。
もう、これで虜にならなかったらおかしいです。
一気にラストになだれ込んで、最後にすごくいい気持ちにしてくれるところも、いかにも芝居的だなぁと思いました。
傑作です。
※ほか、ちょっと。
・これが面白かった人はぜひ「カブキの日」も読んでください。これが傑作なら、あっちは絶品です。
・昔の話にところどころ現代語が入っているのもおかしかったです。
・読売新聞に連載の小説が中央公論から出る。時代の流れを感じます。
渋谷のスクランブル交差点ですれ違った少年と少女は運命的な出会いを感じる。じつはその出会いは前世の縁、幕末にあったある事件と関係があった。しかも、話はそれで終わらず、縁はさらに過去、鎌倉時代の物語とも繋がっていて……。
なんと言うか、小林恭二がまたやってくれちゃいました。
様式美全開、歌舞伎の要素満載、まるで観る小説。
ここ最近の作家でここまで小説の自由さを自在に操っている作家を、僕は寡聞にも知りません。
そしてすごいなぁと思うのは、その自由さを小林さんが楽しんでいる節があるところです。
どうだぁ、どうだぁ、いくぞぉ、いくぞぉ、という小林さんの言葉が聞こえるかのようにお話はどんどん展開していきます。
それを、ト書きのような小気味いい文体が彩ります。
もう、これで虜にならなかったらおかしいです。
一気にラストになだれ込んで、最後にすごくいい気持ちにしてくれるところも、いかにも芝居的だなぁと思いました。
傑作です。
※ほか、ちょっと。
・これが面白かった人はぜひ「カブキの日」も読んでください。これが傑作なら、あっちは絶品です。
・昔の話にところどころ現代語が入っているのもおかしかったです。
・読売新聞に連載の小説が中央公論から出る。時代の流れを感じます。
2004年11月27日に日本でレビュー済み
前半くらいまでは、とても面白いと思ったが途中からエログロの世界に入って行きついていけなくなったのが残念。前半の雰囲気を最後まで通してもらったほうが良かった。この作者の他の作品を読むとなるほどその傾向の作家だとわかったが、この作品はそれほどどぎつくはない。