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焔: The Flame (中公文庫 と 25-10) 文庫 – 2007/9/22
堂場 瞬一
(著)
- 本の長さ467ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2007/9/22
- ISBN-104122049113
- ISBN-13978-4122049116
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2007/9/22)
- 発売日 : 2007/9/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 467ページ
- ISBN-10 : 4122049113
- ISBN-13 : 978-4122049116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,214,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年生まれ。茨城県出身。
青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞。
主に警察小説とスポーツ小説というふたつのフィールドで活躍する。警察小説においては、刑事として生まれたと信じ、ひたむきに生きる男・鳴沢了を描いた「刑事・鳴沢了」シリーズが読者から熱狂的な支持を受け、一躍、新時代の旗手となった。
主な作品として「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズがある。一方、競技者の内面までも踏み込み、著者自身がその競技を経験していたのではないかと感じさせられるスポーツ小説も評価が高い。
箱根駅伝を扱った『チーム』、高校野球を題材にした『大延長』は、スポーツに馴染みがない人でも圧倒される。このほかにも著書多数。警察小説・スポーツ小説以外の分野への進出も意欲的で、今後の活躍が楽しみな著者である。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じチームの選手に対する気持ちが様々あることを感じさせられた。また、メンタル面では周りに支えてくれる人がいるとはっきり認識できて、実力も発揮できると思う。実際に年上の人との結婚が目立つのも心の安らぎを感じるためではないかと思う次第である。
2014年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は主人公に感情移入ができなかったが、最後まで読んで小説の素晴らしさを実感した。
2019年4月12日に日本でレビュー済み
沢崎ってこういうキャラだったのか。人当り良く如才なく、淡々と当たり前に記録だして飄々と笑ってるタイプかと思っていたので少々以外
スポーツ物の「乗った」時の高揚感ってのは気持ちよいなあ
楽しく読みました
スポーツ物の「乗った」時の高揚感ってのは気持ちよいなあ
楽しく読みました
2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロ野球の舞台裏やメジャー挑戦への代理人の暗躍を軽快に描きながら、主人公であるスラッガーの強烈なアスリート魂を堪能させてくれるスポーツ小説です
2013年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
堂場氏が熱心なファンである親友の身障者青年にプレゼントしたが、大変喜ばれた。
2009年12月20日に日本でレビュー済み
堂場氏の小説は初めて読みました。
私はかなりのプロ野球ファンです。
野球を題材にした小説はそれほど多くないのでふと読んでみました。
個人的にはイマイチという印象。
氏の作品リストをみると結構スポーツ物も書いているようですが、
この作品を見る限りあまりリアリティーを感じられませんでした。
もっと取材をして我々ファンが知りえない、それでいて納得がいくような選手心理や
プレーの裏側を描いて欲しかった。
主人公を選手と代理人に設定したのは素晴らしいと思います。
特に代理人業は我々日本人には少々分かりにくく、選手が年俸交渉に代理人同席というような
記事はなんとなくマイナスイメージの報道になっている感じがします。
代理人がいかに選手にとって当たり前の必要不可欠な存在かをこういった小説が表現べきですが、
この内容では逆効果です。余計に胡散臭い存在になってしまいます。
まあ、それは小説のプロット部分なので仕方ないことかもしれませんが。
それともうひとつ不満なのはこの2人の主人公の語りがなんとなく似ていることです。
交互に主人公として出てくるのだが、その心理描写が似通っているように思います。
せっかく2人の主人公を使うのならまったく違う性格にした方が全然面白いと思うのですが・・・
かなり酷評してしまいましたが、全くつまらなかったというわけではありません。
野球を愛するが故の苦言と思っていただければ幸いです。
PS.クライマックスの試合はスタンドの老人のセリフが粋。
私はかなりのプロ野球ファンです。
野球を題材にした小説はそれほど多くないのでふと読んでみました。
個人的にはイマイチという印象。
氏の作品リストをみると結構スポーツ物も書いているようですが、
この作品を見る限りあまりリアリティーを感じられませんでした。
もっと取材をして我々ファンが知りえない、それでいて納得がいくような選手心理や
プレーの裏側を描いて欲しかった。
主人公を選手と代理人に設定したのは素晴らしいと思います。
特に代理人業は我々日本人には少々分かりにくく、選手が年俸交渉に代理人同席というような
記事はなんとなくマイナスイメージの報道になっている感じがします。
代理人がいかに選手にとって当たり前の必要不可欠な存在かをこういった小説が表現べきですが、
この内容では逆効果です。余計に胡散臭い存在になってしまいます。
まあ、それは小説のプロット部分なので仕方ないことかもしれませんが。
それともうひとつ不満なのはこの2人の主人公の語りがなんとなく似ていることです。
交互に主人公として出てくるのだが、その心理描写が似通っているように思います。
せっかく2人の主人公を使うのならまったく違う性格にした方が全然面白いと思うのですが・・・
かなり酷評してしまいましたが、全くつまらなかったというわけではありません。
野球を愛するが故の苦言と思っていただければ幸いです。
PS.クライマックスの試合はスタンドの老人のセリフが粋。
2013年10月10日に日本でレビュー済み
堂場瞬一のスポーツ小説では、視点で描かれる登場人物が二人の場合、一人はギラギラとした野心家、もう一人は野心などほとんどない真っ直ぐな人物がおかれるというパターンがほとんどだった。
だが、本作の主いう人物、沢崎と藍川二人ともが野心家という珍しいパターンだった。
今まで読んだものとは違うことに違和感も覚えたし、野球ファンとしてこの二人の考え方には共感できなかったので、きっと読み切っても面白くないだろうし、爽快感もないだろうと思っていた。
だが、確かに序盤はそうだったけど、終盤に近付くにつれてどんどん話に引き込まれていった感じがする。
藍川の謀略が裏目になるシーンなども印象に残っているのだが、それ以上の場面が3つあった。
一つは、沢崎が神宮寺とタイトルについって語り合っていたシーン。
もう一つは、咲との最後のシーン。
この二つは物語を大きく展開させた場面だといっていい。
そして最後は、これは最大といってもいいのだけど、藍川の回想でベアーズのピッチャー陣を買収して全打席四球にしたことが分かったシーン。
これだけはあってほしくないと、心の底から思った。
どんなに順位がほぼ最下位に確定していたも、プロ・アマ問わずすべての野球選手はそんなことは絶対にしてほしくない、そして信じたいと心の底から思った。
プロ野球が好きな人には面白いと思うのでぜひ読んでほしい。
だが、本作の主いう人物、沢崎と藍川二人ともが野心家という珍しいパターンだった。
今まで読んだものとは違うことに違和感も覚えたし、野球ファンとしてこの二人の考え方には共感できなかったので、きっと読み切っても面白くないだろうし、爽快感もないだろうと思っていた。
だが、確かに序盤はそうだったけど、終盤に近付くにつれてどんどん話に引き込まれていった感じがする。
藍川の謀略が裏目になるシーンなども印象に残っているのだが、それ以上の場面が3つあった。
一つは、沢崎が神宮寺とタイトルについって語り合っていたシーン。
もう一つは、咲との最後のシーン。
この二つは物語を大きく展開させた場面だといっていい。
そして最後は、これは最大といってもいいのだけど、藍川の回想でベアーズのピッチャー陣を買収して全打席四球にしたことが分かったシーン。
これだけはあってほしくないと、心の底から思った。
どんなに順位がほぼ最下位に確定していたも、プロ・アマ問わずすべての野球選手はそんなことは絶対にしてほしくない、そして信じたいと心の底から思った。
プロ野球が好きな人には面白いと思うのでぜひ読んでほしい。
2012年2月17日に日本でレビュー済み
中学生の時、たまたま親が図書館から借りてきてくれた本です。タイトルは曖昧にしか覚えていなかったのですが、この本の内容が忘れられず、時折書店で探していました。
あれから7年。大学の図書館でようやくタイトルを知り、買うことにしました。
改めて読んだのですが、やはり買って損は無かったです。今まで読んできた野球小説と違い、感動というよりも若干ハードボイルドな感じがして大変面白かったです。特に最後のクライマックスでは、鳥肌が立つような「ゾワッ」とした感覚に襲われました。多分僕自身、ここまですごい野球の試合を実際に見たことが無かったからだと思います。…しかし小説でこんな感覚を覚えるとは…!
2つ前の方がおっしゃるように、確かにリアリティを求める方には若干向いていないかもしれません。しかし、野球という競技が与える「興奮」というものを感じることが出来る作品だと思います。野球に詳しくない方々にもお薦めの一冊です!
最後に、日本のプロ野球がこの小説に負けないような興奮を与えてくれるよう期待してます!
あれから7年。大学の図書館でようやくタイトルを知り、買うことにしました。
改めて読んだのですが、やはり買って損は無かったです。今まで読んできた野球小説と違い、感動というよりも若干ハードボイルドな感じがして大変面白かったです。特に最後のクライマックスでは、鳥肌が立つような「ゾワッ」とした感覚に襲われました。多分僕自身、ここまですごい野球の試合を実際に見たことが無かったからだと思います。…しかし小説でこんな感覚を覚えるとは…!
2つ前の方がおっしゃるように、確かにリアリティを求める方には若干向いていないかもしれません。しかし、野球という競技が与える「興奮」というものを感じることが出来る作品だと思います。野球に詳しくない方々にもお薦めの一冊です!
最後に、日本のプロ野球がこの小説に負けないような興奮を与えてくれるよう期待してます!