これから純文学系の小説を書きたいと望んでいる若者は、必ず読んでください決して無駄にはなりません。
この本を読む前と読んだあとでは、小説を書きあぐねている人にとって光明が射すでしょう。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫 ほ 12-10) 文庫 – 2008/11/25
保坂 和志
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥734","priceAmount":734.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"734","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"DKRyvDXJND1IlBV1jTZvjr%2FibhiHbKhd2vh0BPKB%2BBZCjGJAuf79myvvdvyiTFfev9%2Bqv4JEv%2B3KkRZSBwnarLAKFyY7W9BPFLavNQCevwe5bb4F8sW2TC1AqahuaH%2BT","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥540","priceAmount":540.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"540","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"DKRyvDXJND1IlBV1jTZvjr%2FibhiHbKhdQkdXf0m2%2F6uShSJAruRdb5YgVziYXIupVXU4fJBHBQGaw3bDXw4FZHfUVb1YCFD38N5OT0vDv3BdRxRgAECgCYp6bbtNw3zg3L36uYFEQaisJBVUWUDUca%2FjkQOOT40Dcrr6x7pwsIww26ZSLbSEKg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ356ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2008/11/25
- ISBN-104122049911
- ISBN-13978-4122049918
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫 ほ 12-10)
¥734¥734
最短で6月12日 水曜日のお届け予定です
残り20点(入荷予定あり)
¥924¥924
最短で6月12日 水曜日のお届け予定です
残り15点(入荷予定あり)
¥1,650¥1,650
6月 24 - 28 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2008/11/25)
- 発売日 : 2008/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 356ページ
- ISBN-10 : 4122049911
- ISBN-13 : 978-4122049918
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,195位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。その他の著書に『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
179グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピンと来なかったです
2012年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の保坂和志さんは、いわゆる「小説の書き方マニュアル」に対し批判的に書いています。本当に書きたいことだったらテクニックは関係ない、というのが根底の思想にあります。
受験勉強のように傾向と対策を練った上で、小説を書こうとしても小説は書けない。『小説らしいもの』はできるかもしれないが小説は書けない、というようなことを保坂さんは言っています。
そのため小説の書き方やテクニックを知りたいのであれば、この本は適さないと思います。
保坂さんの小説に取り組む姿勢は、とても真摯で参考になる部分がたくさんあります。おそらく相当のプライドを持って書いているんだと思います。ただ、どうしてもこの本に賛成しきれない部分もありました。こんなことが書いてありました。
ストーリーがあるがゆえに、ストーリー小説は気が長く、退屈な箇所があり、反対に一行一行が面白い小説は、気が短いがゆえにストーリーを必要としないし、たぶんストーリーが生まれにくくもある(171ページより引用)
本当にそうでしょうか。レイモンド・チャンドラーや伊坂幸太郎らのミステリー小説は、ストーリーだけでなく細部にも趣向が凝らされていて、最初から最後まで楽しむことができた経験があるからです。それにラストシーンはどうなるのか、というのも小説を楽しむ重要な要素だと思います。ストーリー重視の小説を一面的に否定するのはどうかと思いました。
もちろんベケットの「モロイ」のような難解な小説にも良さがあるのも事実だと思いますが。
お勧めできるのは以下のような人だと思います
●小説のマニュアル本を何冊か読んだが、ぜんぜん小説が書けない(上達しない)人
●何百冊もの小説を読めば技術が向上すると思っている人
●小説には必ず起承転結が必要だと思っている人
逆に、お勧めできない人は以下のような人だと思います
●比喩の仕方やプロットの組み立て方などの技術を知りたい人
●小説を書き始めて日が浅い人
受験勉強のように傾向と対策を練った上で、小説を書こうとしても小説は書けない。『小説らしいもの』はできるかもしれないが小説は書けない、というようなことを保坂さんは言っています。
そのため小説の書き方やテクニックを知りたいのであれば、この本は適さないと思います。
保坂さんの小説に取り組む姿勢は、とても真摯で参考になる部分がたくさんあります。おそらく相当のプライドを持って書いているんだと思います。ただ、どうしてもこの本に賛成しきれない部分もありました。こんなことが書いてありました。
ストーリーがあるがゆえに、ストーリー小説は気が長く、退屈な箇所があり、反対に一行一行が面白い小説は、気が短いがゆえにストーリーを必要としないし、たぶんストーリーが生まれにくくもある(171ページより引用)
本当にそうでしょうか。レイモンド・チャンドラーや伊坂幸太郎らのミステリー小説は、ストーリーだけでなく細部にも趣向が凝らされていて、最初から最後まで楽しむことができた経験があるからです。それにラストシーンはどうなるのか、というのも小説を楽しむ重要な要素だと思います。ストーリー重視の小説を一面的に否定するのはどうかと思いました。
もちろんベケットの「モロイ」のような難解な小説にも良さがあるのも事実だと思いますが。
お勧めできるのは以下のような人だと思います
●小説のマニュアル本を何冊か読んだが、ぜんぜん小説が書けない(上達しない)人
●何百冊もの小説を読めば技術が向上すると思っている人
●小説には必ず起承転結が必要だと思っている人
逆に、お勧めできない人は以下のような人だと思います
●比喩の仕方やプロットの組み立て方などの技術を知りたい人
●小説を書き始めて日が浅い人
2021年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私、創作指南本は結構読んだのですけれども、その中では一風変わった本でした。創作指南本はべからず集であったり、作品に一定の構造、様式を求めるものが多かったです。本書は純文学の書き方指南本です。純文学にはエンタメのような作法は求められないのです。
私自身は純文学、ないしは私小説の類いは読みません。どうしてもノンフィクションに引きずられてしまうからですが、純文学を書くに当たっての心構えと言えるでしょうか。
エンタメ作品の場合、小説なら一冊、映画なら二時間、ドラマなら一時間と一つのパッケージの中でドラマやうねりを生み出すことが求められます。自然、起承転結や三幕構成法といった手法に頼ることになるのですけれど、この本はそういったテクニックを否定します。小説の書き方に守破離があるなら破か離に相当する本でしょう。
創作ノートも面白いです。
私自身は純文学、ないしは私小説の類いは読みません。どうしてもノンフィクションに引きずられてしまうからですが、純文学を書くに当たっての心構えと言えるでしょうか。
エンタメ作品の場合、小説なら一冊、映画なら二時間、ドラマなら一時間と一つのパッケージの中でドラマやうねりを生み出すことが求められます。自然、起承転結や三幕構成法といった手法に頼ることになるのですけれど、この本はそういったテクニックを否定します。小説の書き方に守破離があるなら破か離に相当する本でしょう。
創作ノートも面白いです。
2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本は好きな方で、色んなジャンルの本を読んでいます。
サラリーマンなので、ビジネス本が多いのですが、池井戸潤氏の企業小説も大好きです。
よむ度に「こんなボリュームの小説、よく書けるな」と感動・感心する一方で、胸の奥には
「自分も1冊、書いてみたいな」みたいな思いがありました。
たまたまこの本を見つけ、評価が良かったので、購入してみることに。
ただし、この本はいわゆる「ハウツー本」ではありません。
小説とは何か? 文章を書くこととは何か? という、本質が書かれています。
小説は、とても奥が深いです。
サラリーマンが片手間に小説を書き、それがベストセラーになるなどということは、まずあり得ないと
思っています。
ただし、この本を読むことで、実際に「書くこと」が出来ます。
この本を読んだ方は、「いつか書いてみたい」と、心にモヤモヤがある方が多いと思います。
私もその一人でした。
このため、思い切って、実際に書いてみました。
そして、応募してみました。(結構「小説」って、色んな賞があり、たえず募集されています)
当然、いきなり「SF長編小説」のようなものが、書けるはずありません。
なので、私のサラリーマンを通じて経験・体験した話しをベースに、想像力を膨らませ、この本で
学んだ「主人公の感情の伝え方」「情景の描き方」など、実践してみました。
「中々うまく書けない」「文章が膨らまない」なんて思っていたのですが、実際に書いてみるとその
逆で、「色々とアイディアが出てきて、思った以上に書けた」という感じです。
難しいのは「文章と文章のつなぎ方」と、「内容の膨らませ方」でしょうか。
その部分も、この本に書かれた内容で、うまく出来たと思います。
当然「賞」などいきなり取れるものではないでしょうが、「いつか小説を書きたい!」と思っていた
ことが実践できたので、とても満足しています。
この本、小説並みの厚さ・ボリュームなので、少々読むのに時間がかかりますが、「いつか自分
も小説を書きたい!」と思っている方には、とてもオススメです。
そして読んだらすぐに「実際に書いてみて、何らかの賞に応募してみる」ことをオススメします。
すると、長年の「モヤモヤ」が、ようやく解消!
そして、それが今度は「もしかしたら賞が!?」などという、ワクワク感に変わります!
サラリーマンなので、ビジネス本が多いのですが、池井戸潤氏の企業小説も大好きです。
よむ度に「こんなボリュームの小説、よく書けるな」と感動・感心する一方で、胸の奥には
「自分も1冊、書いてみたいな」みたいな思いがありました。
たまたまこの本を見つけ、評価が良かったので、購入してみることに。
ただし、この本はいわゆる「ハウツー本」ではありません。
小説とは何か? 文章を書くこととは何か? という、本質が書かれています。
小説は、とても奥が深いです。
サラリーマンが片手間に小説を書き、それがベストセラーになるなどということは、まずあり得ないと
思っています。
ただし、この本を読むことで、実際に「書くこと」が出来ます。
この本を読んだ方は、「いつか書いてみたい」と、心にモヤモヤがある方が多いと思います。
私もその一人でした。
このため、思い切って、実際に書いてみました。
そして、応募してみました。(結構「小説」って、色んな賞があり、たえず募集されています)
当然、いきなり「SF長編小説」のようなものが、書けるはずありません。
なので、私のサラリーマンを通じて経験・体験した話しをベースに、想像力を膨らませ、この本で
学んだ「主人公の感情の伝え方」「情景の描き方」など、実践してみました。
「中々うまく書けない」「文章が膨らまない」なんて思っていたのですが、実際に書いてみるとその
逆で、「色々とアイディアが出てきて、思った以上に書けた」という感じです。
難しいのは「文章と文章のつなぎ方」と、「内容の膨らませ方」でしょうか。
その部分も、この本に書かれた内容で、うまく出来たと思います。
当然「賞」などいきなり取れるものではないでしょうが、「いつか小説を書きたい!」と思っていた
ことが実践できたので、とても満足しています。
この本、小説並みの厚さ・ボリュームなので、少々読むのに時間がかかりますが、「いつか自分
も小説を書きたい!」と思っている方には、とてもオススメです。
そして読んだらすぐに「実際に書いてみて、何らかの賞に応募してみる」ことをオススメします。
すると、長年の「モヤモヤ」が、ようやく解消!
そして、それが今度は「もしかしたら賞が!?」などという、ワクワク感に変わります!
2022年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表現が曖昧でわかりにくい。
文章も、なんだか読みにくい。
文章も、なんだか読みにくい。
2017年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は文章のテクニックをまとめたマニュアル本ではない。かといって、類似の書籍の多くがそうであるように、精神論で読者を煙に巻くような本でもない。
あくまでも小説を書くことについて書かれた本であるものの、その内容は「クリエーターとして何かを表現するのは、いったいどういうことなのか。そして、それを生み出すプロセスはどう進められるのか」ということにまで言及しているように思えた。
だから、小説を書きたいと思っている人だけでなく、絵画や音楽など他の芸術分野で表現をしたいと考えている人にも大いに参考になる内容が含まれている。
本書で解説される「小説を創作する」プロセスは、表面的な技術論ではなく、創作の根幹である、表現することの本質に迫って書いてあるので、それを例えば「絵画を描くこと」とか「音楽を作曲すること」に当てはめて考えることが可能なのだ。
むしろ、「なんとなく小説を書いてみたいな」というぼんやりとした心持ちの人よりも、絵画でも音楽でも芸術の分野に関わらず、「何かを表現したい」とウズウズしている人のほうが、本書の内容に素直に共鳴できそうな気がする。
私自身は「文章のテクニック論」のようなものを期待して本書を手にしたせいで、当初は読みあぐねていたのだが、上記のことに気づいてからは一気に読み進めることができた。
あまりにも個人的すぎて他の人の参考にはならないかもしれないが、私の場合は「写真で表現すること」に当てはめて考えてみたら、非常に面白く読み進めることができ、とても参考になった。
無論、私のようなひねった読み方をせずに、文面どおりにストレートに読解すれば、小説を書きたいと考えている人の大きな助けとなる内容であることは間違いない。
また、本書の後半は著者のそれぞれの作品が生み出された背景についての解説なので、著者の作品のファンなら興味深く読めるだろう。
いずれにしても、本書は小説を書きたいと考えている人だけでなく、芸術活動全般に携わるすべての人にもすすめたい優れた内容であると思った。
あくまでも小説を書くことについて書かれた本であるものの、その内容は「クリエーターとして何かを表現するのは、いったいどういうことなのか。そして、それを生み出すプロセスはどう進められるのか」ということにまで言及しているように思えた。
だから、小説を書きたいと思っている人だけでなく、絵画や音楽など他の芸術分野で表現をしたいと考えている人にも大いに参考になる内容が含まれている。
本書で解説される「小説を創作する」プロセスは、表面的な技術論ではなく、創作の根幹である、表現することの本質に迫って書いてあるので、それを例えば「絵画を描くこと」とか「音楽を作曲すること」に当てはめて考えることが可能なのだ。
むしろ、「なんとなく小説を書いてみたいな」というぼんやりとした心持ちの人よりも、絵画でも音楽でも芸術の分野に関わらず、「何かを表現したい」とウズウズしている人のほうが、本書の内容に素直に共鳴できそうな気がする。
私自身は「文章のテクニック論」のようなものを期待して本書を手にしたせいで、当初は読みあぐねていたのだが、上記のことに気づいてからは一気に読み進めることができた。
あまりにも個人的すぎて他の人の参考にはならないかもしれないが、私の場合は「写真で表現すること」に当てはめて考えてみたら、非常に面白く読み進めることができ、とても参考になった。
無論、私のようなひねった読み方をせずに、文面どおりにストレートに読解すれば、小説を書きたいと考えている人の大きな助けとなる内容であることは間違いない。
また、本書の後半は著者のそれぞれの作品が生み出された背景についての解説なので、著者の作品のファンなら興味深く読めるだろう。
いずれにしても、本書は小説を書きたいと考えている人だけでなく、芸術活動全般に携わるすべての人にもすすめたい優れた内容であると思った。
2023年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説入門とあるが、ここには「書き方」としての技術論や、方法論はない。「小説」と文章の違いについて考えてみよう!という思考過程が書かれている。そういう意味では「入門」には違いないのだけど、もそれなら「書きあぐねている人のため」ではないだろう。むしろ「テキトーな気持ちで小説を書いている人」への叱咤でもあり、「なんで小説なんか書くの?」と感じている人へのアンサーなのだ。自分はそれなりに面白く読めたけれど、タイトルに惹かれた多くの読者にとっては期待はずれなのではないか?