明野照葉さんの本は色々読んでますが、この話は一言で言って読みずらいです。
主人公である環が、依頼人の妻である柚実の過酷を調査しつつ、自分の過去とも向き合って行くのが大筋ですが・・・。
向き合う環の過去が中々浮かび上がって来ず分かりずらいのに加え、柚実の過去も入り組んで分かりずらいため、誰に焦点を当てているのかが曖昧で、話としてはまとまりに欠け、リズムよく読めません。
ラストはうまく綺麗にまとめてますが、引っ張った割には簡潔すぎて物足りなさが残るし、それを上回る、やっと読み終わったという徒労感・・・。
読了後の爽快感は全くありません。
明野照葉さんの作品は後味があまりよくないものが多いですが、そちらの方がむしろ本領発揮といった感じで面白く、この話はその意味で後味の悪さは無縁です。
他のレビューにもありましたが、「女神」や「汝の名」の方がラストに関する感想は個々それぞれとして、ストーリーとしての面白さ・完成度は高く、オススメです。
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聖域: 調査員・森山環 (中公文庫 あ 61-3) 文庫 – 2008/3/23
明野 照葉
(著)
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2008/3/23
- ISBN-104122050049
- ISBN-13978-4122050044
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2008/3/23)
- 発売日 : 2008/3/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 261ページ
- ISBN-10 : 4122050049
- ISBN-13 : 978-4122050044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,326,038位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
欲しいモノがすぐに手に入り
いたみもなく 安く 早く届く
便利で 最高です
今後ともよろしくお願いします
いたみもなく 安く 早く届く
便利で 最高です
今後ともよろしくお願いします
2011年1月31日に日本でレビュー済み
明野さんの本は大好きで全部読んでいますがこれは私的にはイマイチでした。
途中に少々中だるみがあり、どうもスラスラと読めず'''
何度か「オチを先に読んじゃおうかなぁ〜」と何度か思ってしまいました(笑)
明野さんの作品に出てくるパンチの効いた(イタイ?)登場人物がいないのが残念だったのかも。
明野照葉さんをまだ読んだことない方には「女神」や「契約」の方をオススメします☆
途中に少々中だるみがあり、どうもスラスラと読めず'''
何度か「オチを先に読んじゃおうかなぁ〜」と何度か思ってしまいました(笑)
明野さんの作品に出てくるパンチの効いた(イタイ?)登場人物がいないのが残念だったのかも。
明野照葉さんをまだ読んだことない方には「女神」や「契約」の方をオススメします☆