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コ-ヒ-に憑かれた男たち (中公文庫 し 40-1) 文庫 – 2008/3/23
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- 本の長さ291ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2008/3/23
- ISBN-104122050103
- ISBN-13978-4122050105
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2008/3/23)
- 発売日 : 2008/3/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 291ページ
- ISBN-10 : 4122050103
- ISBN-13 : 978-4122050105
- Amazon 売れ筋ランキング: - 289,003位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 336位飲み物
- - 461位ワイン・お酒 (本)
- - 2,138位中公文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
埼玉県川越市生まれ。映画『ウォーターボーイズ』のモデルとなった県立川越高校水泳部出身。慶應義塾大学文学部独文科を卒業後、出版社に勤務。月刊誌編集長、編集委員などを歴任する。現在、ジャーナリスト兼作家。著書に『おやじの世直し』(NHK出版)『おやじの品格』(グラフ社)『コーヒーに憑かれた男たち』(中公文庫)『コーヒーの鬼がゆく』(中央公論新社)『座右の山本夏彦』(中公新書ラクレ)、実名(小林充)で『ぼくが料理人になったわけ』(中公文庫)『築地のしきたり』(NHK出版)などがある。最新刊は『ホームコーヒーロースティング』(集英社インターナショナル)。
また以下のブログも主宰している。
●「嶋中労」の浅酌低唱
http://shimanakarou.blogspot.jp/
•嶋中労の「忘憂」日誌(終了)
http://rouroushimanaka.blogspot.com/
●強い父さん賢い母さん(終了)
http://www.9393.co.jp/shimanaka/
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ふんだんにあって、非常に興味深く読みました。その御三家のうち、銀座ランブル、
山谷バッハは飲むことができましたが、吉祥寺もかだけは飲む機会がなかった。残念。
自分も1年ほど前から、深煎りコーヒーをドリップするようになったが、使ってるフィルターは
ペーパーです。御三家のうちランブルともかがネルドリップを強く推奨していたので、
私もネルドリップを始めたくなりました。
そもそもモノの風味というものは極めて言語化しにくいものです。自分でコーヒーを点てるように
なって分かったんですが、自家焙煎珈琲の世界は店ごとに主張がバラバラ。誰を信じて
いいか分かりませんが、嗜好品ですので、自分の舌にだけは忠実でありたいものです。
それが日課である珈琲ファンです。
ゆえに、この本は、衝撃的でした。たかがコーヒーと思う人と、コーヒーの極み、
究極の頂きに登り積めようと考える人では、まさに、その道は、対極の対極にある
と強く思いました。
3人の珈琲に憑りつかれた男の珈琲道が書かれていますが、一番、
呻ってしまったのは、標氏の珈琲哲学です。世間のあまりのコーヒーの無知さ
に、もはや珈琲の伝道もやめ、店も閉める気にまでなってしまう!そこまで
想える珈琲への情熱をもった方の琥珀色の一杯を是非、飲んで見たかった!!!
それが出来ぬ事、残念です。本当に残念です。道を極めるための生き様に、
感動しました。
コーヒーに憑かれた男たちは
挽いた豆に湯をかけるだけのことで
なにをそんなに悩むのか。
たかがコーヒーと見るなかれ。
材木に鉋(かんな)をかけるだけならだれでもできるが
寸分の狂いもなくやってみろ、と
言われたらお手上げだろう。
かんなくずの一片を見れば大工の腕のよし悪しが
わかるように、コーヒーもたて方ひとつで
手並みのほどがわかるのだ。
ふだん飲みのコーヒーの話をしているのではない。
彼らは、ワインならロマネ・コンティのレベルに比肩する
最上級の自家焙煎コーヒーを目ざしている、と。
このたとえは、とてもわかりやすい。
憑かれる、のめりこむ、狂う。
夢から覚めずに憑かれ続ける人生が
いちばん幸せだ。
著者の筆力に驚かされます。
まさに『めくるめくような』妖しいコーヒーの世界が描かれています。
元は、コーヒー大好きな知人がいるので話のネタに……くらいの軽い気持ちでしたが、
読んでみると一転、この世界にハマった男たちの凄まじいまでのこだわりに、私自身がすっかり魅了されました。
単なる別世界の出来事とかじゃなく、身近にありそうなありふれたことをきっかけに、
次第に深くのめり込んでいく彼らの様は、一種の共感さえも覚えます。
徒弟制度のような、昔ながらの職人気質な世界。
正直言って、あまり知らなかった熟成珈琲豆のコーヒーの味。
コーヒーの一滴にも顕れる、1ml、1℃の違い。
それほど敏感な味覚は持っていませんが、それでも名人たちのお店に、すぐにも行って味わってみたい。
そんな気持ちが率直に湧いてきた一冊でした。
中には3人のコーヒー"偉人"とプラスワンな方が出てくるわけですが、文章や構成がすこぶるうまく作られていて、コーヒーに「憑かれていくある意味変人(失礼)」が臨場感高く書かれています。まだ1/3ほど読んだだけですが、450円でこの内容、最近ではまれに見るほど満足度の高い書籍です。
ただし、コーヒーに憑かれた人にはです。。。あなたも惹かれていたら実は憑かれていた、というのを体験してみませんか。
昔ながら自家焙煎珈琲店こそ珈琲店の本筋と信じる方で、スペシャリティコーヒーや昨今のサード、フォースウェーブには眉をひそめがちな方かもしれません。特に某有名フランチャイズを本の中で酷評されています。
ある意味読み手を選ぶ本で、コーヒーが好きであれば誰でもウェルカムな本でないことは確かです。