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久遠 下: 刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-13) 文庫 – 2008/6/1
堂場 瞬一
(著)
絶体絶命の窮地に立たされた鳴沢。孤立無援の中、自らの無実を証明するため、唯一の手がかりを追って奔走するが……大人気シリーズの最終巻、堂々刊行。
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2008/6/1
- ISBN-104122050871
- ISBN-13978-4122050877
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2008/6/1)
- 発売日 : 2008/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 374ページ
- ISBN-10 : 4122050871
- ISBN-13 : 978-4122050877
- Amazon 売れ筋ランキング: - 715,052位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年生まれ。茨城県出身。
青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞。
主に警察小説とスポーツ小説というふたつのフィールドで活躍する。警察小説においては、刑事として生まれたと信じ、ひたむきに生きる男・鳴沢了を描いた「刑事・鳴沢了」シリーズが読者から熱狂的な支持を受け、一躍、新時代の旗手となった。
主な作品として「警視庁失踪課・高城賢吾」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズがある。一方、競技者の内面までも踏み込み、著者自身がその競技を経験していたのではないかと感じさせられるスポーツ小説も評価が高い。
箱根駅伝を扱った『チーム』、高校野球を題材にした『大延長』は、スポーツに馴染みがない人でも圧倒される。このほかにも著書多数。警察小説・スポーツ小説以外の分野への進出も意欲的で、今後の活躍が楽しみな著者である。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結局、第一作から全て読んでしまいました。「孤狼」をピークとして、作品の質が落ちてきたような気がしていましたが、最後は、レベルを上げて、大団円を迎えました。ただ、このシリーズは、面白いのですが、読み続けるのが辛いし、疲れます。鳴沢了と付き合うのは、もういいかなという感じです。
2020年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古本ですが状態は大変よかったです。鳴沢にとっては起こりうる事態、ワクワクする内容です。
2008年7月2日に日本でレビュー済み
上巻で大きな風呂敷を広げ、どうなるかと興味津々だったけれど、
下巻でかなり風呂敷が小さくなってしまったかな。
豪華オールキャストで非常に楽しめたけど、
ストーリー的には、ご都合主義と思う人がいるかもしれない。
ただ、チームとして動く鳴沢の相棒達はそれぞれが魅力的だったことは確か。
その点を評価したい。
ある意味、鳴沢よりもバイキャラたちのほうが魅力的に書けていたりする。
また、終わり方に関しては、賛否両論だろうが、
このシリーズのメインテーマを考えると、
「あり」という結論に達する。
4月半ばから、シリーズ全巻を読み終えた感想としては、
とても楽しめるシリーズであり、
自信を持って他人に薦められるということだろうか。
もうすぐ夏休みだが、大学生の人は全巻読破すると、
警察志望になっちゃうかも。
このシリーズ、連続ドラマでやってくれないかな。
2クールぐらい使って。
もし実現するなら、今はぜひ芋洗坂係長でお願いしたい。
下巻でかなり風呂敷が小さくなってしまったかな。
豪華オールキャストで非常に楽しめたけど、
ストーリー的には、ご都合主義と思う人がいるかもしれない。
ただ、チームとして動く鳴沢の相棒達はそれぞれが魅力的だったことは確か。
その点を評価したい。
ある意味、鳴沢よりもバイキャラたちのほうが魅力的に書けていたりする。
また、終わり方に関しては、賛否両論だろうが、
このシリーズのメインテーマを考えると、
「あり」という結論に達する。
4月半ばから、シリーズ全巻を読み終えた感想としては、
とても楽しめるシリーズであり、
自信を持って他人に薦められるということだろうか。
もうすぐ夏休みだが、大学生の人は全巻読破すると、
警察志望になっちゃうかも。
このシリーズ、連続ドラマでやってくれないかな。
2クールぐらい使って。
もし実現するなら、今はぜひ芋洗坂係長でお願いしたい。
2019年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鳴沢了は、最後まであんまり好きになれませんでしたけど、藤田はいい!!
男は、ちょっと崩れた感じぐらいが格好いいんだぜ~?!(^u^*)
鳴沢は、結局事件めちゃめちゃにするけれども、自分の身体に関してはいいことしかしない。酒もタバコもやらない、食事はカロリー気にしすぎ、有酸素運動に筋トレ…。マジ、うっせ~!!
男は、ちょっと崩れた感じぐらいが格好いいんだぜ~?!(^u^*)
鳴沢は、結局事件めちゃめちゃにするけれども、自分の身体に関してはいいことしかしない。酒もタバコもやらない、食事はカロリー気にしすぎ、有酸素運動に筋トレ…。マジ、うっせ~!!
2020年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二人の人間が殺されたのはアメリカと日本の政治家が絡んだ贈収賄事件が原因であることがわかってきた。殺人の犯人を鳴沢に仕立てようとしていた警察内部の人間と鳴沢をつけ狙うチャイニーズマフィアが手を組んだ仕業だと思っていたがそうではなく偶然の出来事だったのがわかる。最後の壮絶な戦いにより事件が解決する。鳴沢は一人ではなく理解ある仲間がいることをまざまざと認識されられる。また、怪我をした鳴沢のもとに新たな家族ができたことが知らされる。家族ができたほのぼのとした気持ちが溢れるように感じられた。
2009年2月5日に日本でレビュー済み
2ヶ月かけて、鳴沢シリーズ読みました。
今作はオールキャストで魅力的なキャラクターが沢山出てきたし、事件の内容も面白かったです。
独りきりで生きていると思っていた鳴沢。
色んな事件を通して、いつの間にか沢山の信頼出来る「友」が出来ていた。
鳴沢の為に危険を省みず、援護する人たちに感動しました。
鳴沢シリーズは読後感の悪い終わり方が多かったので、最後の最後でこういう幕引きだったのは、私はとても嬉しく思いました。
しばらくお付き合いしていたので、この作品でもう会えないのは寂しいですが。。
今作はオールキャストで魅力的なキャラクターが沢山出てきたし、事件の内容も面白かったです。
独りきりで生きていると思っていた鳴沢。
色んな事件を通して、いつの間にか沢山の信頼出来る「友」が出来ていた。
鳴沢の為に危険を省みず、援護する人たちに感動しました。
鳴沢シリーズは読後感の悪い終わり方が多かったので、最後の最後でこういう幕引きだったのは、私はとても嬉しく思いました。
しばらくお付き合いしていたので、この作品でもう会えないのは寂しいですが。。
2009年3月9日に日本でレビュー済み
鳴沢シリーズの第一作「雪虫」は、作者の独りよがりを強く感じ、読み進めようか
どうか悩んだのですが、登場人物が活きていて、全ての作品でその登場人物が引き
継がれそれが面白さの一つとなって結局最後の「久遠」まで読みました。
警察内部は、実際はこんなに狭い世界ではなく、また、こんな自由は効かない世界
だと想像しますが、「読み物」として、「作者の心使い」と割り切れば、とても楽
しく読み進められます。
思えば、主要人物のキャラクタそれぞれが、立っている事で、この作品は成功した
のだと思います。そういう意味でこれから読み進められるかたには、ぜひ、それぞ
れの登場人物を記憶しているうちに読み進められることをお奨めします。
今作「久遠」では、大きな風呂敷を広げたものの、小さくまとまってしまった事が
残念です。クライマックスからいきなり話が終わりへ向かい、読者としては、少な
くとも自分としては、もうおよそのシナリオは読めているので、もうすこしクライ
マックスのところを深く、複雑にしてもよかったのではないかと思いました。
何か理由があるのか、いきなり転結してしまった感が否めないので、星4つです。
どうか悩んだのですが、登場人物が活きていて、全ての作品でその登場人物が引き
継がれそれが面白さの一つとなって結局最後の「久遠」まで読みました。
警察内部は、実際はこんなに狭い世界ではなく、また、こんな自由は効かない世界
だと想像しますが、「読み物」として、「作者の心使い」と割り切れば、とても楽
しく読み進められます。
思えば、主要人物のキャラクタそれぞれが、立っている事で、この作品は成功した
のだと思います。そういう意味でこれから読み進められるかたには、ぜひ、それぞ
れの登場人物を記憶しているうちに読み進められることをお奨めします。
今作「久遠」では、大きな風呂敷を広げたものの、小さくまとまってしまった事が
残念です。クライマックスからいきなり話が終わりへ向かい、読者としては、少な
くとも自分としては、もうおよそのシナリオは読めているので、もうすこしクライ
マックスのところを深く、複雑にしてもよかったのではないかと思いました。
何か理由があるのか、いきなり転結してしまった感が否めないので、星4つです。
2010年5月18日に日本でレビュー済み
男くさいハードボイルド警察小説は、読みだすとなんだか止められなくなる麻薬のような魔力がある。書店のポップに魅かれて読み出したら結局全作品を読んでしまった。ただ、事件が主人公の狭い人間関係の中でばかり起きているのがどうも不自然だし(お前がいるから事件が起きる!)、鳴沢のごく狭い価値観とそれに対する異常なこだわり(これは作者自身のことでもあるのだろう)は最後まで不愉快だった。職場の同僚にこんな男がいたら本当に鬱陶しいことこの上ないだろう。最後まで読んでおいてこんなことを言うのは何だが、今野 敏のベイエリア分署シリーズの方が読後感がすっきりする。