この種の本は地方では入手が困難、この様な本を読み自国の領土に
もっと関心を持つべきと思う。
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日本の領土 (中公文庫 せ 8-1) 文庫 – 2010/12/18
芹田 健太郎
(著)
- ISBN-104122054168
- ISBN-13978-4122054165
- 出版社中央公論新社
- 発売日2010/12/18
- 言語日本語
- 本の長さ322ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2010/12/18)
- 発売日 : 2010/12/18
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4122054168
- ISBN-13 : 978-4122054165
- Amazon 売れ筋ランキング: - 68,317位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 401位中公文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2011年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういった日本領土に関わる歴史を、新聞等が正確につかんで、もっと世間にレビューして欲しい。
2019年3月31日に日本でレビュー済み
北方領土、尖閣諸島、竹島といった領有権問題で注目されている日本の領土について書かれた本です。
北方領土、尖閣諸島、竹島の歴史的経緯が中心で、領土問題に関連して、排他的経済水域、自然保護区、防空識別圏などについても書かれています。
巻末に提言として「竹島問題の大胆な打開策」「尖閣問題 冷静な議論のために知っておくべきこと」があります。
北方領土、尖閣諸島、竹島の歴史的経緯が中心で、領土問題に関連して、排他的経済水域、自然保護区、防空識別圏などについても書かれています。
巻末に提言として「竹島問題の大胆な打開策」「尖閣問題 冷静な議論のために知っておくべきこと」があります。
2004年2月26日に日本でレビュー済み
国際法学者の著者はフランス留学の時に「フランスの領土」という講義録をパリの書店で見つけて、こういうものが国際法学者の著作としてあるのかと思い、いつの日か「日本の領土」という本を書いて見たいと思っていたそうである。本書は、その問題意識が結実したものである。
第1章では日本の領土問題を歴史的に概観する。続いて第2章で北方領土、第3章で尖閣列島、第4章で切手問題になっている竹島問題を論じる。第5章は領海と排他的経済水域の問題を述べ、第6章では特に日韓・日中間の排他的経済水域を詳しく論じる。第7章では尖閣諸島及び竹島について宥和策を提案している。第8章では領空と防空識別圏を説明している。
著者が専門とする国際法の観点からのみならず、歴史を踏まえ、ヨーロッパなどの領海紛争事例も引用した労作である。また、著者は本書を執筆するにあたり、周辺の島々(対馬、与那国島等)を訪ね、海上保安庁や海上自衛隊の便宜供与を受け、聞き取りも行っている。
著者とは異なり、竹島や尖閣諸島の問題には一層毅然として臨むべきと考える人も多いだろうが、それにしても、きめこまかく論点が網羅された本書は有益だろう。
欲を言えば、内容が豊富なので、読者の頭の整理のために、関係協定・条約を一覧表にまとめて欲しかったし、さらに索引もあれば良いと思った。
第1章では日本の領土問題を歴史的に概観する。続いて第2章で北方領土、第3章で尖閣列島、第4章で切手問題になっている竹島問題を論じる。第5章は領海と排他的経済水域の問題を述べ、第6章では特に日韓・日中間の排他的経済水域を詳しく論じる。第7章では尖閣諸島及び竹島について宥和策を提案している。第8章では領空と防空識別圏を説明している。
著者が専門とする国際法の観点からのみならず、歴史を踏まえ、ヨーロッパなどの領海紛争事例も引用した労作である。また、著者は本書を執筆するにあたり、周辺の島々(対馬、与那国島等)を訪ね、海上保安庁や海上自衛隊の便宜供与を受け、聞き取りも行っている。
著者とは異なり、竹島や尖閣諸島の問題には一層毅然として臨むべきと考える人も多いだろうが、それにしても、きめこまかく論点が網羅された本書は有益だろう。
欲を言えば、内容が豊富なので、読者の頭の整理のために、関係協定・条約を一覧表にまとめて欲しかったし、さらに索引もあれば良いと思った。
2005年4月22日に日本でレビュー済み
日本が抱える領土問題を、詳細且つ多角的に論じた良書。要するにこういうことだ。北方領土、尖閣諸島、竹島のいずれも、歴史的な経緯を考慮に入れるならば日本の領土であることは間違いない。しかし、北方領土についてはロシアが実効支配しており、現今多くのロシア人が居住している以上、単に「俺のもの」と主張しうる段階ではなく、ロシアとの継続的交渉を通じて、ロシア人の権利・人権をも保護しうるような包括的議論が望まれる。今日、議論の的となっている竹島、尖閣諸島についても、島云々というより、海洋法・大陸棚協定・排他的経済水域の問題を踏まえ、東アジア全体の利益と共存を視野に入れた、自然保護区化、もしくは共同管理水域とすること。無論、国家主義的立場からは容認できない議論かもしれないが、グローバル化の進展する現況に即した極めて現実的提案であり、そのための、歴史問題も含めた多角的外交努力が当事者国間に求められる。これらの著者の意見は、極めて進歩的な前向きなものだと思われる。やや教科書風で解りづらいが、議論をイデオロギー的にあおることのない真に学者の仕事であり、領土問題の基本テクストとして座右に置くべき価値を持つものと思う。