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裏がえしの自伝 (中公文庫 う 15-13) 文庫 – 2011/4/23
梅棹 忠夫
(著)
- 本の長さ243ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2011/4/23
- ISBN-104122054753
- ISBN-13978-4122054752
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2011/4/23)
- 発売日 : 2011/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 243ページ
- ISBN-10 : 4122054753
- ISBN-13 : 978-4122054752
- Amazon 売れ筋ランキング: - 611,312位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,126位中公文庫
- - 100,904位ノンフィクション (本)
- - 166,077位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
梅棹忠夫『裏がえしの自伝』中公文庫を読み終えた。なんとも人間くさい、関西人っぽい内容である。口述筆記による文面が多いのか、親近感がわく。梅棹ファンになる一冊である。
2014年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常日頃、梅竿本には目を開かれる思いで読んでいますが、期待が大きかったせいか、「残念」でした。最後の1章は、読みませんでした。
2011年5月1日に日本でレビュー済み
人生には無数の分かれ道があって、可能性自体はいくらでもあるのだが、選択の結果その多くを断念し捨てなければならない。誰にとっても、人生とはそういうものだ。
目次をみると、「わたしは大工」、「わたしは極地探検家」、「わたしは芸術家」、「わたしは映画製作者」、「わたしはスポーツマン」、「わたしはプレイボーイ」となっている。
だが、いずれも「わたしは・・・になれなかった」という意味を含みとしてもっている。つまり、ここにあげられたものになる願望と可能性がありながらも、結局は断念して、そうならなかったということだ。
『裏がえしの自伝』というタイトルが、いかにも梅棹忠夫らしい。「オモテもウラもあわせてこそ人生」という姿勢で一貫している。だからこそ読んで面白いし、実に痛快な内容の一冊となっているわけだ。
しかも、この本が書かれたのは、フィールドワークを中心とする学者であった著者にとって、きわめつきの挫折となった失明後のことである。多くの挫折を乗り越え、果たせなかった多くの夢について語る著者の姿勢からは、後悔というよりも、達観という骨太の姿勢がうかがわれる。
読むと実に面白い本なのだが、長く絶版になっていたのが残念だった。このたび文庫版として復刊されたことは実に喜ばしい。「人生論」として読むこともできる本である。読めば、ほんとうの元気がでる。
梅棹忠夫ファンはもちろん、そうでない人も、ぜひ多くの人に薦めたい。
目次をみると、「わたしは大工」、「わたしは極地探検家」、「わたしは芸術家」、「わたしは映画製作者」、「わたしはスポーツマン」、「わたしはプレイボーイ」となっている。
だが、いずれも「わたしは・・・になれなかった」という意味を含みとしてもっている。つまり、ここにあげられたものになる願望と可能性がありながらも、結局は断念して、そうならなかったということだ。
『裏がえしの自伝』というタイトルが、いかにも梅棹忠夫らしい。「オモテもウラもあわせてこそ人生」という姿勢で一貫している。だからこそ読んで面白いし、実に痛快な内容の一冊となっているわけだ。
しかも、この本が書かれたのは、フィールドワークを中心とする学者であった著者にとって、きわめつきの挫折となった失明後のことである。多くの挫折を乗り越え、果たせなかった多くの夢について語る著者の姿勢からは、後悔というよりも、達観という骨太の姿勢がうかがわれる。
読むと実に面白い本なのだが、長く絶版になっていたのが残念だった。このたび文庫版として復刊されたことは実に喜ばしい。「人生論」として読むこともできる本である。読めば、ほんとうの元気がでる。
梅棹忠夫ファンはもちろん、そうでない人も、ぜひ多くの人に薦めたい。
2011年5月19日に日本でレビュー済み
梅棹さんは、1920年生まれ、私が説明するまでもなく、偉大な文化人類学者で、長い間国立民族学博物館館長をされていました。私が、梅棹さんの著作で初めて読んだのは、知的生産の技術、大学1回生の時で、暫く京大式カードにはまりました。これは、彼が成りたくても成れなかった、思い通りにいかなかった負の人生という形で述べた自伝です。(後に正の自伝は、日経新聞に連載され、単行本になりました。)
本書は、1 わたしは大工、2 わたしは極地探検家、3 わたしは芸術家、4 わたしは映画製作者、5 わたしはスポーツマン、6 わたしはプレーボーイの6章に分かれていて、各々興味深い話を展開しています。1 大工仕事をしていたのは、1946年〜1955年の10年間で、元々彼の曾祖父が大工であったから自然に興味を持ったのではないかと推察しています。 2 これは、最も可能性が高ったと思われる。ただ当時著者の乾燥地帯への興味が極地のそれに勝っていたから、この方面に進んだだけです。また、本田さん、菊池さんとの交友、そして、宮本靖雅さんの話は、涙を誘います。 3 自身は、この方面に進まなかったが、次男のマヤオさんは、陶芸家になりました。 4 状況が熟さず結局この方面にには進まなかった。なお本文中疑問と不信をもたらしたのは、多分羽仁監督でしょう(間違っていたら御免なさい)。5 立山に登る寸前に失明するという悲劇に見舞われます。(ひょつとするとこれが本書を書かせた要因か?) 6 著者は、3P政策、午前はPOETとして、自宅で詩作に励む、午後は、PROFESSORとして、大学で研究に励む、そして、夜はPLAYBOYとして・・・ただ酒を飲んでいただけ?・・しかし、確か話題になった女性論もあったっけ・・・
当然どの道にも進まなかったわけですが、回り道しているように見えても、どの分野も彼の仕事に大きく貢献している事は確かです。6月14日まで、国立民族学博物館でウメサオタダオ展をやっています。家から近いので、この知の巨人の業績をじっくり見て来ようと思っています。
本書は、1 わたしは大工、2 わたしは極地探検家、3 わたしは芸術家、4 わたしは映画製作者、5 わたしはスポーツマン、6 わたしはプレーボーイの6章に分かれていて、各々興味深い話を展開しています。1 大工仕事をしていたのは、1946年〜1955年の10年間で、元々彼の曾祖父が大工であったから自然に興味を持ったのではないかと推察しています。 2 これは、最も可能性が高ったと思われる。ただ当時著者の乾燥地帯への興味が極地のそれに勝っていたから、この方面に進んだだけです。また、本田さん、菊池さんとの交友、そして、宮本靖雅さんの話は、涙を誘います。 3 自身は、この方面に進まなかったが、次男のマヤオさんは、陶芸家になりました。 4 状況が熟さず結局この方面にには進まなかった。なお本文中疑問と不信をもたらしたのは、多分羽仁監督でしょう(間違っていたら御免なさい)。5 立山に登る寸前に失明するという悲劇に見舞われます。(ひょつとするとこれが本書を書かせた要因か?) 6 著者は、3P政策、午前はPOETとして、自宅で詩作に励む、午後は、PROFESSORとして、大学で研究に励む、そして、夜はPLAYBOYとして・・・ただ酒を飲んでいただけ?・・しかし、確か話題になった女性論もあったっけ・・・
当然どの道にも進まなかったわけですが、回り道しているように見えても、どの分野も彼の仕事に大きく貢献している事は確かです。6月14日まで、国立民族学博物館でウメサオタダオ展をやっています。家から近いので、この知の巨人の業績をじっくり見て来ようと思っています。
2013年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色んな分野にも、興味を持ちながらも、最終職歴が「民族博物館館長」なのですから、立派なものではないでしょうか?
色んな分野を経験してきて、それなりに楽しめた雰囲気が伝わってきます。
それこそ「人生いろいろ」「民族いろいろ」で、民族博物館ならぬ「人生博物館」館長でもあられたのかも・・・・・知れませんね。
色んな分野を経験してきて、それなりに楽しめた雰囲気が伝わってきます。
それこそ「人生いろいろ」「民族いろいろ」で、民族博物館ならぬ「人生博物館」館長でもあられたのかも・・・・・知れませんね。