今から50年も前の対談。
コンピューターを使って、経済予測や未来予測をする企業について、二人は「シンクタンクの観る未来というものは、計画通りに作るもの。それはつまり、未来ではなくて現在である」と話しています。
また、そこで働く人について
「元気で勤勉だが、ほとんどだれ一人として、豊かな人間に会ってるという感じがしない。」
「何か薄くアルミ箔を延ばして、人間の形に切ったような感じがするんですね。」
と二人は話しています。
ITやデジタルへの対応が必須となる時代。
情緒を失わないためには、スマホの電源を切って、こういう良書を読むことが必要なのかもしれないですね。
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小林秀雄 江藤淳 全対話 (中公文庫 こ 14-2) 文庫 – 2019/7/23
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一九六一年の初対談「美について」から三島事件を俎上に載せた「歴史について」、そして七六年の大作『本居宣長』をめぐる対論まで、全五回の対話を網羅する。濃密な対話が描き出す「批評」という精神のドラマ。文庫オリジナル。 〈解説〉平山周吉
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2019/7/23
- 寸法10.8 x 1.1 x 15.2 cm
- ISBN-104122067537
- ISBN-13978-4122067530
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商品の説明
著者について
小林秀雄
明治三十五年(1902)、東京神田に生まれる。東京帝国大学仏文科卒。昭和四年(1929)雑誌「改造」の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選。翌年から「文藝春秋」に文芸時評を連載、批評家としての地位を確立する。代表的な著作に「私小説論」「ドストエフスキイの生活」「モオツァルト」「ゴッホの手紙」「近代絵画」「本居宣長」など。昭和三十八年、文化功労者。昭和四十二年、文化勲章受章。昭和五十八年没。
江藤淳
一九三二(昭和七)年、東京生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒業。五六年刊行の『夏目漱石』で新鋭批評家として一躍脚光を浴びる。六九年末から約九年にわたり毎日新聞の文芸時評を担当。主な著書に『決定版 夏目漱石』『漱石とその時代』(菊池寛賞、野間文芸賞)『小林秀雄』(新潮社文学賞)『一族再会』『成熟と喪失』などがある。九九(平成一一)年七月死去。
明治三十五年(1902)、東京神田に生まれる。東京帝国大学仏文科卒。昭和四年(1929)雑誌「改造」の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選。翌年から「文藝春秋」に文芸時評を連載、批評家としての地位を確立する。代表的な著作に「私小説論」「ドストエフスキイの生活」「モオツァルト」「ゴッホの手紙」「近代絵画」「本居宣長」など。昭和三十八年、文化功労者。昭和四十二年、文化勲章受章。昭和五十八年没。
江藤淳
一九三二(昭和七)年、東京生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒業。五六年刊行の『夏目漱石』で新鋭批評家として一躍脚光を浴びる。六九年末から約九年にわたり毎日新聞の文芸時評を担当。主な著書に『決定版 夏目漱石』『漱石とその時代』(菊池寛賞、野間文芸賞)『小林秀雄』(新潮社文学賞)『一族再会』『成熟と喪失』などがある。九九(平成一一)年七月死去。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2019/7/23)
- 発売日 : 2019/7/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 251ページ
- ISBN-10 : 4122067537
- ISBN-13 : 978-4122067530
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 15.2 cm
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2019年7月24日に日本でレビュー済み
ライバル意識を持つ二人の対談=激談。特に三島事件を論じる二人の見解の相違が面白い。三島の自決を日本的な歴史事件と評価する小林に対して、江藤は合理的な個人的出来事だと低い評価を下す。宣長と徂徠を日本的な西洋人には理解しにくい独創的思想家と見なす小林は、三島の自決を「義憤」によるものと見なし、西洋化=合理化された象徴天皇制を否定する三島の憤りに特殊日本的な理解を示す。
しかし、こうした小林の理解はどうであろうか?特殊日本的な三島の「義憤」の意義はどこにあるのであろうか?西洋化した近代的軍隊である自衛隊に決起を呼び掛けて何の意義があるのであろうか?皇軍の復活を夢見た三島の自決は江藤の言う通り、個人的出来事に過ぎなかった。皇軍の復活は三島の幻想に過ぎなかった。江藤が評価する通り、三島の自決の思想的意義は、宣長や徂徠の思想的意義=日本独自の思想は持ち得なかったのだ。三島の評価は、江藤に軍配があがる。合理主義者の江藤と伝統主義者の小林の思想的全面対決が本書である。 読み所満載だ。お勧めの一冊だ。
しかし、こうした小林の理解はどうであろうか?特殊日本的な三島の「義憤」の意義はどこにあるのであろうか?西洋化した近代的軍隊である自衛隊に決起を呼び掛けて何の意義があるのであろうか?皇軍の復活を夢見た三島の自決は江藤の言う通り、個人的出来事に過ぎなかった。皇軍の復活は三島の幻想に過ぎなかった。江藤が評価する通り、三島の自決の思想的意義は、宣長や徂徠の思想的意義=日本独自の思想は持ち得なかったのだ。三島の評価は、江藤に軍配があがる。合理主義者の江藤と伝統主義者の小林の思想的全面対決が本書である。 読み所満載だ。お勧めの一冊だ。
2020年5月24日に日本でレビュー済み
小林秀雄を愛読した経験のある者にとって、彼を再読することは楽しくありがたい。小林秀雄を読む欲求の生じることが人生において、よくあることは誰でも愛読者であれば知っている。そのきっかけになるべく、本書は好都合かも知れない。対談で読むことが出来るし、案外と深い真実を聴くこともできる。たとえば、三島由紀夫に関する、小林秀雄の鋭敏で深く真実である省察など、類書になさそうな文書なので、読むと新しい認識がある。小林秀雄は、三島由紀夫をよく理解していたのだ。気楽な消閑としても読めるし、そこから再び小林秀雄を探求することもできる、便利な一冊。
2019年8月17日に日本でレビュー済み
批評家の第一人者二人による全対話をじっくりと読ませていただきました。二人の対話については一部を以前読んでゐましたが、あまりピンと来てゐなかった事を改めて感じました。小林秀雄は、坂口安吾から「教祖の文学」と呼ばれ、嘗ては大学入試問題で難解なよく出る文章と言はれてゐました。今回、その存在感あるイメージの中で読んだわけですが、美や歴史に対する姿勢の全うさを強く主張されてゐる印象がありました。聞き手の如く話を引き出してゐる江藤淳の姿が顕著に感じられました。その事によって、小林秀雄の一高、東京帝大時代の遊蕩とアルバイトのさまも明らかになりましたし、何より大きかったのが、「本居宣長」による日本人の言語体験の深みを明らかにしてゐる事でありました。江藤淳は、プリンストン大学で学生に英語で日本文学を講じた時の深まりと共通する共感の言も述べてゐます。まとめるとすれば、歴史の大切さも日本人が受け止めるべき空虚な観念ではない「言葉」への回帰から共有したのではないでせうか。三島義挙をめぐる二人の解釈の違ひが表面化したとは言へ、三島の責任感を二人は認めてゐた事は興味深く、声高なセンセーショナルな訴へではない「絶対少数派」の流儀への賛歌が本書に流れてゐると強く感じました。