まず冒頭の初恋が振られる中学生の女の子、これだけでも心が掴まれる。
そこからのアラビアンナイト展開、もう目が離せなくなる。の構造がうますぎる。
キャラクターも個性的でカッコよく可愛い。
何より主人公のジャニが個人的には魅力的で大好きだ。
最後の展開は驚きというかでもすごく納得というか。
リアルタイムの少女達に読んで欲しい作品です
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これは王国のかぎ (C・NovelsFantasia お 2-6) 新書 – 1999/9/1
失恋して泣き疲れて眠ったあたしが目覚めたら、そこはチグリスの畔、目の前にはターバンの青年が。月の砂漠、王宮の陰謀……アラビアンナイトの世界に飛び込んだ少女の愛と冒険の物語。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日1999/9/1
- ISBN-104125006148
- ISBN-13978-4125006147
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
失恋して泣き疲れて眠ったあたしが目覚めたら、そこはチグリスの畔、目の前にはターバンをした青年が。不思議な力を持つ魔神族となったあたしは、彼と都に向かい、王家の争いに巻き込まれて…。再刊。
登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 260ページ
- ISBN-10 : 4125006148
- ISBN-13 : 978-4125006147
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,354,960位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,954位C★NOVELS
- - 6,895位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 125,099位新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒。1988年『空色勾玉』でデビュー、日本を舞台としたファンタジーの書き手として一世を風靡、アメリカでも翻訳出版されて話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『薄紅天女 下』(ISBN-10:4198932050)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
日本発、珠玉のアラビアンナイト・ファンタジー
中学生の時に単行本で読んで、ずっと心に残っていたお話です。今回、新書が欲しいと思い、購入いたしました。こちらのページから注文して私の手元に届いたものは、この佐竹美保氏の挿画のものでした。(アイコンの少女の絵が大きくあるものではありません)佐竹美保氏は他の荻原規子氏の本も担当されているので、むしろ嬉しかったです。それと、あとがきが実に秀逸。単行本版とは違っており、私もある程度年齢を重ねた今、とても心に沁みるものでした。是非、この素晴らしいお話と絵を味わっていただきたいです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生の時に単行本で読んで、ずっと心に残っていたお話です。
今回、新書が欲しいと思い、購入いたしました。
こちらのページから注文して私の手元に届いたものは、この佐竹美保氏の挿画のものでした。
(アイコンの少女の絵が大きくあるものではありません)
佐竹美保氏は他の荻原規子氏の本も担当されているので、むしろ嬉しかったです。
それと、あとがきが実に秀逸。単行本版とは違っており、私もある程度年齢を重ねた今、とても心に沁みるものでした。
是非、この素晴らしいお話と絵を味わっていただきたいです。
今回、新書が欲しいと思い、購入いたしました。
こちらのページから注文して私の手元に届いたものは、この佐竹美保氏の挿画のものでした。
(アイコンの少女の絵が大きくあるものではありません)
佐竹美保氏は他の荻原規子氏の本も担当されているので、むしろ嬉しかったです。
それと、あとがきが実に秀逸。単行本版とは違っており、私もある程度年齢を重ねた今、とても心に沁みるものでした。
是非、この素晴らしいお話と絵を味わっていただきたいです。
中学生の時に単行本で読んで、ずっと心に残っていたお話です。
今回、新書が欲しいと思い、購入いたしました。
こちらのページから注文して私の手元に届いたものは、この佐竹美保氏の挿画のものでした。
(アイコンの少女の絵が大きくあるものではありません)
佐竹美保氏は他の荻原規子氏の本も担当されているので、むしろ嬉しかったです。
それと、あとがきが実に秀逸。単行本版とは違っており、私もある程度年齢を重ねた今、とても心に沁みるものでした。
是非、この素晴らしいお話と絵を味わっていただきたいです。
今回、新書が欲しいと思い、購入いたしました。
こちらのページから注文して私の手元に届いたものは、この佐竹美保氏の挿画のものでした。
(アイコンの少女の絵が大きくあるものではありません)
佐竹美保氏は他の荻原規子氏の本も担当されているので、むしろ嬉しかったです。
それと、あとがきが実に秀逸。単行本版とは違っており、私もある程度年齢を重ねた今、とても心に沁みるものでした。
是非、この素晴らしいお話と絵を味わっていただきたいです。
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2017年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル素晴らしいです。魅力溢れる登場人物逹、テンポよく進むお話。読みやすい文章に情景がすぐに浮かんで物語に入り込めました。
読んでる間はずっとどきどきしっぱなしだったのに終わりはさらっとしていて、物足りない感じは否めない。…けれど、読みきりだと思い直せば納得。タイトル素晴らしいです。(2回目)
読んでる間はずっとどきどきしっぱなしだったのに終わりはさらっとしていて、物足りない感じは否めない。…けれど、読みきりだと思い直せば納得。タイトル素晴らしいです。(2回目)
2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリーはおもしろいので誉めちぎるレビューを書きたいのだが、どうしてもできない。
文章に関しての感想があまりないのは、気になった人が少なかった、ということなんだろうか?
自分は15歳をはるかに超えた男だが、どうしても気になってしまいなかなか読み進められなかった。
本作は15歳の女の子の口述という形を取っている。1人称の主語は「あたし」
作者は15歳であるわけではないので、「その気持ちになって」「その頃の知識量になって」書くわけだ。
女の子の口述は基本的に軽薄な感じである。「あたしって〇〇・・・・・・」などの表現も見られる。
まずそこでつっかえるのだが、そこはまあ、我慢できるとしよう。
ただ口述ならばそういう堅い表現はしないだろう?という箇所がたびたびあり、ちぐはぐに感じてしまう。
寝首をかく・薄幸の・のっぴきならない・蒼白・鼻をあかす・夜が白むetc....
こういう文語的表現が軽い口語的表現のあいまに挟まっており、どうしても違和感がぬぐい切れない。
仮に語り手が大人の男であってもおかしいと思う。
この作品だけがたまたまこの形を取っているのか、それが分からないでいる。
別に本作を批判したくてレビュー書いたわけではない。荻原 規子の作品をまた読んでみたいので、
文章表現に重きを置いたレビューを他の方にもしてほしいからだ。
「こっちは3人称だよ、文章はこんな感じだよ」、とでもあれば大変参考になる。
文章に関しての感想があまりないのは、気になった人が少なかった、ということなんだろうか?
自分は15歳をはるかに超えた男だが、どうしても気になってしまいなかなか読み進められなかった。
本作は15歳の女の子の口述という形を取っている。1人称の主語は「あたし」
作者は15歳であるわけではないので、「その気持ちになって」「その頃の知識量になって」書くわけだ。
女の子の口述は基本的に軽薄な感じである。「あたしって〇〇・・・・・・」などの表現も見られる。
まずそこでつっかえるのだが、そこはまあ、我慢できるとしよう。
ただ口述ならばそういう堅い表現はしないだろう?という箇所がたびたびあり、ちぐはぐに感じてしまう。
寝首をかく・薄幸の・のっぴきならない・蒼白・鼻をあかす・夜が白むetc....
こういう文語的表現が軽い口語的表現のあいまに挟まっており、どうしても違和感がぬぐい切れない。
仮に語り手が大人の男であってもおかしいと思う。
この作品だけがたまたまこの形を取っているのか、それが分からないでいる。
別に本作を批判したくてレビュー書いたわけではない。荻原 規子の作品をまた読んでみたいので、
文章表現に重きを置いたレビューを他の方にもしてほしいからだ。
「こっちは3人称だよ、文章はこんな感じだよ」、とでもあれば大変参考になる。
2012年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文章が読みやすく、一冊完結なので手軽に手に取りやすく、なのに それ以上の読みごたえある一冊です。
この本は、10年以上前の中学生の頃、友人の勧めで 図書館で借りた本でした。それから何年たってもこの本のことを ふと思い出すことがあり、また読みたくなって先日購入しました。
忘れられない魅力のある本です。
著者の荻原さんの特徴である、かっこよくて胸のすく登場人物と、やさしい文体とユニークな言いまわしに、アラビアンナイトのミステリアスな雰囲気が加わっています。
この本は、10年以上前の中学生の頃、友人の勧めで 図書館で借りた本でした。それから何年たってもこの本のことを ふと思い出すことがあり、また読みたくなって先日購入しました。
忘れられない魅力のある本です。
著者の荻原さんの特徴である、かっこよくて胸のすく登場人物と、やさしい文体とユニークな言いまわしに、アラビアンナイトのミステリアスな雰囲気が加わっています。
2015年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ずっとほしくて迷ってやっと買いました。アラビアンナイトを感じさせとても気に入っています。
2013年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今日は。
ラジオドラマで此のお話しを知りました。
此のお話しが好きで見つけて直ぐ買うのを決めました。
手元に届いて直ぐに読みました。
主人公と魔神のやりとりが好きです♫
ラジオドラマで此のお話しを知りました。
此のお話しが好きで見つけて直ぐ買うのを決めました。
手元に届いて直ぐに読みました。
主人公と魔神のやりとりが好きです♫
2011年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空色〜から荻原さんの本をおいかけて
本書をようやく読むことができました。
文庫1冊のお話の中で、ちゃんと冒険がまとまっているのが良かったです。
文章も読み易くて、実際にそんなに時間はかからないはず。
なのに、けっこうな大冒険をして帰ってきた気分になれます。
佐竹さんの表紙も可愛らしくてお気に入りです。
わたしがこの本で好きなところは
完全に分離した世界のファンタジーでないところ。
ちゃんと…現実の人生が根っこにあって、逃避的でないところがいい!
冒険中でもふわふわしたメルヘン世界でなくて
陰謀うずまく王宮での争いもあって、死も存在する。
乙女ゲームにはまっていたせいで(笑)
異世界恋愛モノ?なんて安易な想像していたけど、
ごく普通のありふれた女の子が
ちゃんと冒険をしているストーリーで好感を持てました。
中学生の女の子に読んでみて欲しい1冊です。
本書をようやく読むことができました。
文庫1冊のお話の中で、ちゃんと冒険がまとまっているのが良かったです。
文章も読み易くて、実際にそんなに時間はかからないはず。
なのに、けっこうな大冒険をして帰ってきた気分になれます。
佐竹さんの表紙も可愛らしくてお気に入りです。
わたしがこの本で好きなところは
完全に分離した世界のファンタジーでないところ。
ちゃんと…現実の人生が根っこにあって、逃避的でないところがいい!
冒険中でもふわふわしたメルヘン世界でなくて
陰謀うずまく王宮での争いもあって、死も存在する。
乙女ゲームにはまっていたせいで(笑)
異世界恋愛モノ?なんて安易な想像していたけど、
ごく普通のありふれた女の子が
ちゃんと冒険をしているストーリーで好感を持てました。
中学生の女の子に読んでみて欲しい1冊です。