「色と模様の～」と題名にある通り，最初は複雑な色彩語や模様の名前に戸惑います。
しかし、最後には私達とは違う「色」の使い方に感心するはずです。
と同時に，筆者が社会を描き出すためのツールとして「色」を引っ張り出してきた，その見事な過程に、
私達自身が引きずり込まれていたことに気づくでしょう。
某講座でのダイジェスト版もありますが，こちらの方が原点であり，断然面白いです。
一回読んでわからなくても，何回か読むうちに「すごさ」のわかる，スルメのような本です。
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