三度目の通読をした。読み直すたびに新たな発見がある本だ。政治を捉えるには、「自治体」「国」「国際機構」それぞれのレベルで見ていかなければならない、という主張は、その通りだと思う。多くの政治学者は、国家レベルの政治を対象として取り組んでいるが、それだけでは、国レベルの政治さえわからないことになる。
また、憲法改正論議についても、著者の信託理論をもとに考えてみると、凡百の憲法論議とは別の世界が見えてくる。
著者の『戦後政党の発想と文脈』の近刊が予告されているが、楽しみにしている。
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政策型思考と政治 ハードカバー – 1991/12/1
松下 圭一
(著)
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- ISBN-104130300822
- ISBN-13978-4130300827
- 出版社東京大学出版会
- 発売日1991/12/1
- 言語日本語
- 本の長さ376ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
都市型社会が成立し、分権化・国際化・文化化が時代の課題となる。国家観念は終焉し、政府は、自治体、国、国際機構に三分化する。新しい時代の新しい理論。
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (1991/12/1)
- 発売日 : 1991/12/1
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 376ページ
- ISBN-10 : 4130300822
- ISBN-13 : 978-4130300827
- Amazon 売れ筋ランキング: - 643,089位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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上位レビュー、対象国: 日本
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2000年11月18日に日本でレビュー済み
日本の政治において、目下、地方分権は重要課題の一つである。本書は、その地方分権の成立条件を根本から問うている一冊である。とかく、時事的な問題として取り上げられがちな地方分権であるが、著者は、それを文明史的に検討した上で、理論的に位置づけようと試みている。果たして、著者のいう市民社会は成立しうるのか?今後の日本の政治の展開を見通すためにも、重要な著作だと思われる。
2013年7月10日に日本でレビュー済み
EUの制度を勉強していて本著を通読。
非常に頭の悪い私には難解な部分が多々あるが、補完原理をとりいれたEUの制度の基礎としてとても勉強になった。
何度か読んでも理解できるかわからないが、非常に価値のある一冊だと思う。
非常に頭の悪い私には難解な部分が多々あるが、補完原理をとりいれたEUの制度の基礎としてとても勉強になった。
何度か読んでも理解できるかわからないが、非常に価値のある一冊だと思う。