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環境学の技法 単行本 – 2002/4/1
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- ISBN-104130321129
- ISBN-13978-4130321129
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2002/4/1
- 言語日本語
- 本の長さ284ページ
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商品の説明
出版社からのコメント
I 問題を設定する
1章 環境学は何をめざすのか:環境研究の新たな枠組みの構築(石 弘之)
2章 「問題」を切り取る視点:環境問題とフレーミングの政治学(佐藤 仁)
II 状況を解釈し,一般化する
3章 個別現象限りの知見に終わらせない工夫:事例研究という方法の再検討(永田淳嗣)
4章 環境評価と新しい経済学モデルの方向性(R・ノーガード)
III データを集め,判断する
5章 データの十分性と意思決定判断(松原 望)
6章 越境するフィールド研究の可能性(井上 真)
【担当編集者から】
無残に破壊された自然,その傍らで苦しむ人びと――目の前の「これ」をなんとかしたい,という気持ちから環境学は始まります.環境学をそうした人間を含んだ“臨床学”だとすれば,どんなハウ・ツーも,つねに,たとえば「自分は何のためにこの聞き取り調査をするのか」「統計をとるのか」,はては「そもそもこの研究はこの人たち・この自然にとって何の意味があるのか」と自問されてきます.『環境学の技法』は,こうしたハウ・ツーを後ろから支える,いわば環境研究の“感覚(センス)”または“身のこなし”について,一線の環境学者が胸襟をひらいて正面から説き起こします.これから環境学を学びたい人も,またすでに環境学研究者として活躍している人にも,読み応えある本に仕上がりました.
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2002/4/1)
- 発売日 : 2002/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 284ページ
- ISBN-10 : 4130321129
- ISBN-13 : 978-4130321129
- Amazon 売れ筋ランキング: - 831,323位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 621位環境問題
- - 1,357位都市開発・都市問題 (本)
- - 2,022位建築・土木工学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「文系からの直球勝負」と本の帯には書かれているが、文系の人だけではなく理系の人にも必読の書である。
本書で書かれているアプローチは、理系の人にも十二分に通ずるところがあるからである(特に2章「『問題』を切り取る視点」、5章「環境学におけるデータの十分性と意思決定判断」)。むしろ、理系の人にこそこうしたアプローチを理解し、研究において取り込む必要があると感じる。それは、環境問題が人間社会と密接に関わっているからである。
これから環境問題を研究しようとする人、既に取り組んでいる人どちらにもお薦めの良書である。これを読んで、自分のアプローチを熟考するきっかけになると思う。
主な分野は、ケーススタディの組み方、問題を設定の手法。少ない情報から合理的な判断を導く方法、経済学の活用方法など。
一言でいうと、学究的です。学生の方向けの練習問題も付いています。「環境学」を学ぶ方向けの教科書という感じがします。
ただし、内容が高度なので、そのまま研究者や行政の方も使うことができます。
技法の本ですので、環境問題の現実を「知りたい」という方にはお薦めできません。従って、星一つ減らしました。
むしろ、自ら現場に飛び込み、環境問題を「探求」し、「解決」したいと言う方に手にとっていただきたいと思います。
私がみてきた、環境系自然科学系の教員は、単に自然科学をやっているだけで、環境を理解していない人が多いと思うから。
また、この本の最後に著者が書いている、「学生が環境系の大学に入って失望する一番の理由は、環境問題などについて勉強できると思って入ったのにそれができないことがわかったから」といったようなことが書かれている。
大学の教員はこの現実を真摯に受け止め、自らの環境教育を問い直すべきである。