無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
刑法総論講義 第5版 単行本 – 2011/3/29
前田 雅英
(著)
前田刑法総論、待望の全面改訂第5版。ロースクール時代に対応して、新しい論点を加筆、具体的事実に立脚して考え、答えを導く力を養成する。裁判員制度が定着しつつある時代の新たな刑法解釈論を展開。法改正、最新判例をカバーし、さらに充実した決定版。
【本書の特色】
●最新判例・重要論点を網羅。
●最新の法改正に対応、裁判員制度も詳しく解説。
●豊富な図表と色で理解を助ける。
●論点相互および各論とのクロス・レファレンスを徹底。
【本書の特色】
●最新判例・重要論点を網羅。
●最新の法改正に対応、裁判員制度も詳しく解説。
●豊富な図表と色で理解を助ける。
●論点相互および各論とのクロス・レファレンスを徹底。
- ISBN-10413032361X
- ISBN-13978-4130323611
- 出版社東京大学出版会
- 発売日2011/3/29
- 言語日本語
- 本の長さ640ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 東京大学出版会 (2011/3/29)
- 発売日 : 2011/3/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 640ページ
- ISBN-10 : 413032361X
- ISBN-13 : 978-4130323611
- Amazon 売れ筋ランキング: - 812,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 20,744位社会・政治の法律
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題でも述べましたが実務家と学者の共著であるので、非常に信頼がおけるし、実務がよくわかります。刑事訴訟法は、ご存じのとうり実務・判例によるところが多いですが、前田先生は学者ですので、判例・実務の独走に対して抑制して、判例を批判するべき立場にあると思います。しかし、この本はコンパクトにに実務を解説してあるので、いわゆる、体系書ではないので大変読みやすいです。でも、田宮先生のような、実務に批判的な「教科書」も出してほしいです。
2015年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通の状態ですね。ありがとうございました。早合点して5版を一度手放してしまったので,助かりました。
2012年5月15日に日本でレビュー済み
前田先生は司法試験を意識し受験生の立場を考え本著を書かれている。
たとえば因果関係について、特に問題となる行為後の介在事情の場合。
行為の危険性、介在事情の異常性、介在以上の結果への寄与度という考慮要素(いわゆる前田3要件)を提示され、これらの3要件の相関によって因果関係の有無を決すべきとしている。
相当説や、類型化された現実化説に比較して、介在事情が結果に対してどれだけ寄与したか、をより具体的に論述することができる点であてはめの充実化をはかることができよう。近似の新司法試験の上位合格者は前田3要件に立っているものがやはり多い。(22年に因果関係が出題されているが辰巳から出版されている上位合格者再現答案はほぼこの説にたっていた)
また、
これらの3要件は膨大な判例を分析し、要件を抽出した上で理論的整合性がとれるよう再度一般化した要件であるので、前田説をとれば、たとえ判例を知らなくても自然と同じ結論になることが多い。
実務重視の新司法試験に一本化された今、判例重視の基本書を選ぶ必要性はより高まったのではないか。
加えて
新司の択一で最も平均点のが低い刑事系である。
前田は他に判例集が不要なほど判例の引用が豊富であるので択一対策にも有用である。
以上
司法試験を意識されているため答案作成上使える説が多い点
どこまでも判例重視のスタンスが実務重視の新司法試験に合致する点で非常にお勧めできる。
私は感じなかったが、理論が弱いと言われることがあるので、そのように感じる人は大塚 刑法総論の思考方法で補強するとなお良いであろう。
蛇足であるが大塚 思考方法は学説の変遷の終着点として前田を上げることが多いので前田との相性が良いし前田説にかくされた理論的奥深さを知ることができる。
たとえば因果関係について、特に問題となる行為後の介在事情の場合。
行為の危険性、介在事情の異常性、介在以上の結果への寄与度という考慮要素(いわゆる前田3要件)を提示され、これらの3要件の相関によって因果関係の有無を決すべきとしている。
相当説や、類型化された現実化説に比較して、介在事情が結果に対してどれだけ寄与したか、をより具体的に論述することができる点であてはめの充実化をはかることができよう。近似の新司法試験の上位合格者は前田3要件に立っているものがやはり多い。(22年に因果関係が出題されているが辰巳から出版されている上位合格者再現答案はほぼこの説にたっていた)
また、
これらの3要件は膨大な判例を分析し、要件を抽出した上で理論的整合性がとれるよう再度一般化した要件であるので、前田説をとれば、たとえ判例を知らなくても自然と同じ結論になることが多い。
実務重視の新司法試験に一本化された今、判例重視の基本書を選ぶ必要性はより高まったのではないか。
加えて
新司の択一で最も平均点のが低い刑事系である。
前田は他に判例集が不要なほど判例の引用が豊富であるので択一対策にも有用である。
以上
司法試験を意識されているため答案作成上使える説が多い点
どこまでも判例重視のスタンスが実務重視の新司法試験に合致する点で非常にお勧めできる。
私は感じなかったが、理論が弱いと言われることがあるので、そのように感じる人は大塚 刑法総論の思考方法で補強するとなお良いであろう。
蛇足であるが大塚 思考方法は学説の変遷の終着点として前田を上げることが多いので前田との相性が良いし前田説にかくされた理論的奥深さを知ることができる。
2011年10月31日に日本でレビュー済み
前田先生は、結果無価値ですが、行為無価値に近いとか、故意と呼びたいものを故意と呼んでいるとか、いろいろ批判されますが、
主観的違法要素を認めない点で、もっとも結果無価値的であり(主観的超過要素が違法性に影響すると主張する結果無価値論者もいます)、実質的故意論も人の主観面という曖昧なものを判断する上で極めて妥当性を有しています。
故意論に詳しくない人は、香城説も検討してください。
また、人からいろいろ批判されても前田先生自身から他の法学者への悪口は聞いたことがありません(何十時間か授業を聴講した限りですが、、)。
判例との整合性も意識されており、判例の理解も大変参考になります。
裁判官でも前田先生の本を使っている方は沢山いますし、
私も刑事事件を扱う場合は必ず参照します。
理論的にはちゃんと筋が通っていて,なおかつ判例との親和性のある名著です。
読んだことない方は一読をお勧めします。
主観的違法要素を認めない点で、もっとも結果無価値的であり(主観的超過要素が違法性に影響すると主張する結果無価値論者もいます)、実質的故意論も人の主観面という曖昧なものを判断する上で極めて妥当性を有しています。
故意論に詳しくない人は、香城説も検討してください。
また、人からいろいろ批判されても前田先生自身から他の法学者への悪口は聞いたことがありません(何十時間か授業を聴講した限りですが、、)。
判例との整合性も意識されており、判例の理解も大変参考になります。
裁判官でも前田先生の本を使っている方は沢山いますし、
私も刑事事件を扱う場合は必ず参照します。
理論的にはちゃんと筋が通っていて,なおかつ判例との親和性のある名著です。
読んだことない方は一読をお勧めします。
2012年1月27日に日本でレビュー済み
刑法は前田で統一しています。考え方がブレないので。
ロースクール用の教科書としては、一番イイのではないのでしょうか。
図表も多く、判例も網羅しているので、択一対策にも十分です。
前田説に立ったときのメリットは、判例の着地点とほとんどことならない、ということです。
いささか強引な論じ方でもありますが、判例に乗って答案を書く、というロースクール生の「義務」にかんがみれば、もっとも妥当でしょう。
より深い学説を勉強したければ、山口や松宮をオススメします。
ロースクール用の教科書としては、一番イイのではないのでしょうか。
図表も多く、判例も網羅しているので、択一対策にも十分です。
前田説に立ったときのメリットは、判例の着地点とほとんどことならない、ということです。
いささか強引な論じ方でもありますが、判例に乗って答案を書く、というロースクール生の「義務」にかんがみれば、もっとも妥当でしょう。
より深い学説を勉強したければ、山口や松宮をオススメします。
2014年11月15日に日本でレビュー済み
刑法は、総論と各論で同じ立場から書かれている本を読んでいる方が解り易いという考え方から前田で統一しています。
2版の時から本書を読んでいますが、必要な条文は網掛けで掲げてあり、一々六法を開かなくて良いのが嬉しいです(刑法各論講義、刑事訴訟法講義も同様)。版を重ねるごとに、頁数の増減が有りましたが、版を重ねるごとに読みやすくなっているように感じます。必要事項は網羅的に説明されており、2色刷りや活字が工夫されて読み易くなっているだけでなく、豊富な図表や脚注が有るので、解りやすくて良いです。その分、分厚いと感じられますが、薄いテキストは、その分だけ内容が圧縮されていたり、詳しく書かれていない事項もあるので、却って解りにくい面が有ると思われますが、本書は解り易い解説で、情報量も多くなると思います。司法試験を意識して書かれているという、レビューも有りますが、公務員試験やその他の資格試験にも有用と思われますので、本書は一読の価値が有ると思います(3版が出ていた頃は、実務教育出版や早稲田経営出版の公務員試験対策の問題集(後者は当時の国家公務員1種試験・・・現在の国家公務員総合職試験に対応・・・両方共残念ながら、現在絶版)や法学検定2級(現在のアドバンストコースですね)試験・法学既修者試験のガイドブック(法学検定試験委員会編 商事法務・・・これも現在絶版)で本書が推されていました。現在でも有用と思われます)。
2版の時から本書を読んでいますが、必要な条文は網掛けで掲げてあり、一々六法を開かなくて良いのが嬉しいです(刑法各論講義、刑事訴訟法講義も同様)。版を重ねるごとに、頁数の増減が有りましたが、版を重ねるごとに読みやすくなっているように感じます。必要事項は網羅的に説明されており、2色刷りや活字が工夫されて読み易くなっているだけでなく、豊富な図表や脚注が有るので、解りやすくて良いです。その分、分厚いと感じられますが、薄いテキストは、その分だけ内容が圧縮されていたり、詳しく書かれていない事項もあるので、却って解りにくい面が有ると思われますが、本書は解り易い解説で、情報量も多くなると思います。司法試験を意識して書かれているという、レビューも有りますが、公務員試験やその他の資格試験にも有用と思われますので、本書は一読の価値が有ると思います(3版が出ていた頃は、実務教育出版や早稲田経営出版の公務員試験対策の問題集(後者は当時の国家公務員1種試験・・・現在の国家公務員総合職試験に対応・・・両方共残念ながら、現在絶版)や法学検定2級(現在のアドバンストコースですね)試験・法学既修者試験のガイドブック(法学検定試験委員会編 商事法務・・・これも現在絶版)で本書が推されていました。現在でも有用と思われます)。
2011年4月10日に日本でレビュー済み
だいぶんこの本の使用者は減っていますね。
判例・通説に近いとも言えず、他にいい本ありますから、
そちらを選ぶのがいいと思います。
相変わらず文章が固い…
判例・通説に近いとも言えず、他にいい本ありますから、
そちらを選ぶのがいいと思います。
相変わらず文章が固い…
2011年11月18日に日本でレビュー済み
第4版と比べると自説の主張を若干抑え、最新の判例を多く取り扱った結果、70ページほど増えている。
刑法でも他の法律と同様、判例の分析が重要になるため、多くの判例を取り上げているのは非常に魅力的である。
形式面では各論と同様、図表が多数あり、理解が深まりやすくなっている。
また、日本語が分かりにくいという評価をたまに見るが、個人的には気にならなかった。
試験対策上、刑法は行為無価値論と結果無価値論の対立が重要とよく言われるが、 判例は折衷説的な立場を取っている。本当に重要なことはどの立場においても具体的な事案に即し、合理的で妥当な結論を導きだすことだと思う。 やはりそのためには判例の動向をしっかりと押さえておく必要があるのではないか。
個人的には非常に分かりやすく、気にいったので星5つとしました。
刑法でも他の法律と同様、判例の分析が重要になるため、多くの判例を取り上げているのは非常に魅力的である。
形式面では各論と同様、図表が多数あり、理解が深まりやすくなっている。
また、日本語が分かりにくいという評価をたまに見るが、個人的には気にならなかった。
試験対策上、刑法は行為無価値論と結果無価値論の対立が重要とよく言われるが、 判例は折衷説的な立場を取っている。本当に重要なことはどの立場においても具体的な事案に即し、合理的で妥当な結論を導きだすことだと思う。 やはりそのためには判例の動向をしっかりと押さえておく必要があるのではないか。
個人的には非常に分かりやすく、気にいったので星5つとしました。